快晴の霊仙山


- GPS
- 04:57
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 913m
- 下り
- 911m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:57
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下りの七合目(お猿岩)から五合目(見晴台)の間がとても滑りやすかった。 |
その他周辺情報 | 多賀サービスエリアの宿泊施設のお風呂で汗を流した |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
2025年5月28日(水)に休んで2週間ほど前のリベンジのために霊仙山に行った。今回は天候の良い日に行ったので,景色がよく見えて最高のコンディションだった。
思いついたのは前日の夕方。この週は水曜日以外は天気があまり良くなく,週末もどうやらいまいちっぽい。そこで天気の良さげな水曜日に休んで霊仙山へリベンジに向かった。平日やからそんなに混んでないと思って,落合の集落跡に午前5時を目標に行ってみた。到着すると一番乗りだった。休憩しているとすぐに2台ほど来たが,それでもガラガラだった。さすが平日,と思ったが,帰りには駐車スペースはほぼ埋まっていた。やっぱり霊仙山,やね。
ルートは前回と同じく,今畑の集落跡から笹峠,近江展望台経由の反時計回りルートとしてみた。逆向きも考えたが,前回のリベンジなので同じルートを歩いて,どれだけ景色が違うかを見ようと思った。また,今回はトレランシューズにしてみた。それもモンベルのやつで,ソールが Trail Gripper の滑りにくそうなやつにしてみた。
平日やし,朝一番はまだガスがかかってるかも,と思って,出発は少しだけ遅らせて午前6時過ぎにした。念のために足首辺りにはゲイター(スパッツ)を履き,靴とゲイターに「ヒル下がりのジョニー」をふりかけておいた。今畑登山口から入り,今畑の集落跡を通り,笹峠を通過したのは午前7時過ぎだった。前回よりもほぼ1時間遅れで出たので,だいたい同じ時間で来た感じだった。
笹峠を過ぎるとすぐに近江展望台への岩だらけの上りになるが,その付近で単独の女性に追いついた。霊仙山は初めて,というので,岩だらけの上りの途中まで一緒に登っておいた。石灰岩の上りは,グリップ力の高いシューズなので濡れた岩は怖くないはずだったが,すぐにソールに泥がついて,泥の層ができてしまった。そうなるとどれだけ素材のグリップ力が高くても滑る…。やっぱりあの土の質(粘土質)はあかん,という結論に至った。
しかし,眺めは前回とは全然違っていた。前回は笹峠を過ぎた辺りから下りの見晴台辺りまでずっと雲の中だったが,今回はずっと晴れていた。霞もあまりなく,南には鈴鹿の山々や養老山地,北には伊吹山,西には琵琶湖がずっと見えていた。いやぁ,よかった。近江展望台への上りは途中,ほぼ平らなところがある。その辺りまで単独の女性とほぼ同じペースで登ったが,その先は大丈夫と思って先に進んだ。近江展望台の少し下に霊仙山のレスキューポイント No.7 の標識がある。その辺りは木もなくて眺めがとてもよかった。近江展望台は近くに木があって,方向によってはちょっと見にくいからね。
近江展望台に着いたのは午前8時だった。快晴でとても気持ちよかった。前回とは全く違う山の表情だった。そこからは快晴の山上歩きだった。近江展望台から南霊岳までは稜線に岩がゴロゴロあって歩きにくい。途中,右下に踏み跡があるので,ある程度そこを歩いておいた。南霊岳は前回は雲の中で全然眺望が期待できなかったのでパスしたが,今回は寄ってみた。そこから見ると最高点や山頂がすぐ近くに見えた。こんなに近くに山頂があったんや,と思った。せっかくなのでルートから少し外れて丘っぽいところに行ってみた。そこからは少し窪んだ辺りも見えてなかなかよかった。鹿がいるのも見えた。
そこから,最高点,山頂,経塚山と歩いた。前回はアプリがないとどこに向かっているかもわからなかったが,今回は余裕だった。前回一瞬違う方向に行きかけたことがあったが,なぜそうなったかもなんとなくわかった。やっぱり濃い霧の中やと方向を見失うよねぇ。知ってる山やったらましやったかもやけど…。最高点も山頂も経塚山もピークの近くは意外と急に登らされた。なので,霊仙山の山頂域は思ったよりアップダウンを感じた。地図の等高線で見ても意外とわからへんもんやなぁ,と思った。
経塚山からは避難小屋に寄っておいた。避難小屋は経塚山から柏原方面へのルートの途中にあった。少しだけ下がったところにあるのは風がマシだったりするのかなぁ? 中は簡素な作りになっていた。非常用やからね。そこから台地のヘリをぐるっと廻るように歩き,八合目のお池まで行った。お池には前回とは違う方向から近づいたことになる。お池から少し下ると七合目のお猿岩を通過する。今回もやっぱりどれがお猿岩なのかわからなかった。
七合目から先は前回はかなり滑りやすかった。今回は天気もいいし,靴も新品やから余裕かな?と思って下り始めたが,それは間違いだった。やっぱり滑りやすいものは滑りやすかった。原因は上りでも感じた土の質。やっぱり粘土質やと靴の底に土の層ができてグリップが全然なくなる。おまけに路面も湿っていると踏んだらぬる〜と滑るし…。トラロープがあったのでできるだけ使ったが,それでも大変だった。もしかしたら時計回りの方が歩きやすいのかなぁ??
五合目の見晴台からもなんとなく滑りそうで気を遣いながら下った。結果的になんとかコケずに下ることができた。二合目の汗ふき峠からの下りはできるだけロープを使って下ったので,全然怖くなかった。ありがたいねぇ,あのロープ。その先,3回渡渉があるが,前回よりも川の水が少なく,余裕で渡ることができた。最初の渡渉のところで富山から来られた人と一緒になった。初めてで沢沿いのルートがわからない感じだったので,一緒に駐車スペースまで歩いた。渡渉点に気をつけないと崖の上っぽいところまで行かされるからねぇ…。そして,無事に11時過ぎに駐車スペースに戻った。おつかれ〜♪
駐車スペースでは少し休憩した後,シャツやズボンを着替えてから出発した。今回は12時近かったので,まっすぐに名神の多賀SA のスマートインターに向かった。多賀SAのスマートインターは多賀SAを利用できるので便利。多賀大社の横の国道 307 号線を走り,そこから多賀サービスエリアに向かった。逆向きだと右折でインターに入れないので注意が必要。多賀サービスエリアに着いたのは12時ちょっと前だった。そこで休憩がてら買っていたおにぎりを食べ,12時になってからサービスエリア内の宿泊施設のお風呂に入った(施設の入浴は午前10時から12時は清掃で閉鎖)。大人は700円だった。お風呂としては普通だったが,時間のロスなく使えるので便利かもしれない。お風呂の後,サービスエリアでお土産とねぎ焼きを買った。車に戻り,ねぎ焼きを食べてから帰路についた。
今回は前回のリベンジで霊仙山に挑戦したが,快晴でとても気持ちのいい山歩きとなった。 次はどこに行こうかな?
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