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Yamareco

記録ID: 8226345
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道北・利尻

ピッシリ山

2025年05月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:42
距離
17.9km
登り
1,130m
下り
1,131m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
0:17
合計
5:56
距離 17.9km 登り 1,130m 下り 1,131m
7:59
81
スタート地点
9:20
9:21
42
10:03
50
10:53
11:07
52
11:59
47
12:46
12:48
67
13:55
ゴール地点
天候 曇り→晴れ、やや強風→微風
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スタート地点に車7、8台は停めれるスペースあり。
コース状況/
危険箇所等
尾根沿いのルートは狭くて崩れかけている箇所が多い。切り立った場所もあるので滑落注意。
スタート直後に水量の多い沢があり、飛び石もないのでどうやっても足首まで水に浸かる。
やや古めのクマの糞が2箇所あり。ダニはそこそこ多い。
AUスマホの電波は登山開始地点から尾根に出るまで・尾根の間のコル付近は圏外。尾根沿いルートは電波良好。
その他周辺情報 登山開始地点にトイレはない。
士別〜名寄周辺にいくつか温泉あり。
狭い砂利道を車で進んで行くと立派な標識が見えた。真っ直ぐ行くと間もなく登山スタート地点に到着する。
狭い砂利道を車で進んで行くと立派な標識が見えた。真っ直ぐ行くと間もなく登山スタート地点に到着する。
開始地点は広くなっていて車7、8台は駐車可能。
開始地点は広くなっていて車7、8台は駐車可能。
出発して早々に水量の多い沢の渡渉がある。飛び石もないので向こう側に渡るには濡れるしかない。
出発して早々に水量の多い沢の渡渉がある。飛び石もないので向こう側に渡るには濡れるしかない。
最初は緩やかで幅広の道が続く。
最初は緩やかで幅広の道が続く。
道の端っこにひっそりと立て札あり。
道の端っこにひっそりと立て札あり。
インパクトのある朽ちた巨木。まだまだ傾斜は穏やか。
インパクトのある朽ちた巨木。まだまだ傾斜は穏やか。
ここから勾配がきつくなってくる。距離は短いがけっこうな傾斜。
ここから勾配がきつくなってくる。距離は短いがけっこうな傾斜。
急登を過ぎると再び緩やかな登りになり、雪渓もちらほらと見えてきた。
急登を過ぎると再び緩やかな登りになり、雪渓もちらほらと見えてきた。
ここから視界が開けてくる。
ここから視界が開けてくる。
遠くに朱鞠内湖(しゅまりないこ)が見えた。日本最大の広さをもつ人造湖らしい。
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遠くに朱鞠内湖(しゅまりないこ)が見えた。日本最大の広さをもつ人造湖らしい。
ここの雪渓はルートが分かりづらくなっていた。GPSでルートを確認しながら登って行く。
ここの雪渓はルートが分かりづらくなっていた。GPSでルートを確認しながら登って行く。
ここもひたすら上に登って行きそうになったが、左奥に道が続いていた。まだスキーができそう。
ここもひたすら上に登って行きそうになったが、左奥に道が続いていた。まだスキーができそう。
釜ヶ渕岳(かまがぶちだけ)のピークを通過。ガスが晴れればこの先のルートが見えるのだが。
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釜ヶ渕岳(かまがぶちだけ)のピークを通過。ガスが晴れればこの先のルートが見えるのだが。
次に向かうピーク。何度もアップダウンを繰り返しそう。
次に向かうピーク。何度もアップダウンを繰り返しそう。
雲が流れて左側に目立つ頂きが出現。あれがピッシリ山でけっこう近いなと高を括っていたら・・・。
雲が流れて左側に目立つ頂きが出現。あれがピッシリ山でけっこう近いなと高を括っていたら・・・。
どうやらさらに尾根伝いに登り降りを繰り返した先の右側に本峰があるようだ。まだまだかなり遠い。
どうやらさらに尾根伝いに登り降りを繰り返した先の右側に本峰があるようだ。まだまだかなり遠い。
熊岳直下のけっこうな急勾配。
熊岳直下のけっこうな急勾配。
熊岳の山頂に到着。標識はピンクテープのみ。
熊岳の山頂に到着。標識はピンクテープのみ。
ひたすらアップダウンの尾根歩き。道が狭くて崩れている箇所もある。
ひたすらアップダウンの尾根歩き。道が狭くて崩れている箇所もある。
右奥にピッシリ山のピークがお目見え。風がけっこう強い。
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右奥にピッシリ山のピークがお目見え。風がけっこう強い。
晴れていればピッシリ山を眺めながら進めるので退屈しない。
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晴れていればピッシリ山を眺めながら進めるので退屈しない。
尾根と尾根の間のコルはところどころ笹薮になっているがルートは明瞭。
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尾根と尾根の間のコルはところどころ笹薮になっているがルートは明瞭。
笹がかなり生い茂っている。背丈は短いので歩きにくくはない。
笹がかなり生い茂っている。背丈は短いので歩きにくくはない。
ピークが目の前まで近づいてきた。この先がほぼ崖のような小道になっているので滑落注意。
ピークが目の前まで近づいてきた。この先がほぼ崖のような小道になっているので滑落注意。
ピッシリ山の山頂に到着。スタート地点から約3時間かかった。
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ピッシリ山の山頂に到着。スタート地点から約3時間かかった。
山頂スペースはけっこう広い。見晴らしは最高。
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山頂スペースはけっこう広い。見晴らしは最高。
山頂奥に続く稜線。ここから先のルートはない。
山頂奥に続く稜線。ここから先のルートはない。
苫前・羽幌方面の景色。
苫前・羽幌方面の景色。
ここまで歩いてきた道を振り返る。山容が美しい。
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ここまで歩いてきた道を振り返る。山容が美しい。
ここが一番の危険箇所か。片側が崩れているので慎重に。
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ここが一番の危険箇所か。片側が崩れているので慎重に。
地割れ部分を飛び越えるポイント。女性だとジャンプするのは大変かもしれない。
地割れ部分を飛び越えるポイント。女性だとジャンプするのは大変かもしれない。
登り3時間、下り2時間半強といった感じか。急登と尾根の登り降りがキツい工程だった。
登り3時間、下り2時間半強といった感じか。急登と尾根の登り降りがキツい工程だった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

消費カロリー:2238kcal、水分摂取量:3.0L(5.0L携行)。登山開始前も行動食も摂取せず。
今回は北部エリアの北海道百名山で残したままにしていたピッシリ山に登ることにした。事前にネットで調べたところ、今年5月20日にピッシリ山登山口までの道路の冬季閉鎖が解除されたとのことだった。
目的地まで札幌から車で高速道路を使って片道3時間強。片道約230km。現地スタート地点の気温は12℃前後。下山時の気温は19℃前後。
Googleマップでは登山口のマーカーがないため、ヤマレコのマップ上の登山開始地点と同じ場所にマーキングしてグーグルナビを使用。
札幌を4:30過ぎに出発し、高速道路で旭川方面へ北上し、士別剣淵ICで高速を降りた。そこからはナビに導かれて朱鞠内湖(しゅまりないこ)の北側へ向かう。
名寄遠別線(道道688号)を進み、宇津内橋を過ぎたあたりで砂利道の道道528号へ入った。砂利道は車1台ちょっとの幅しかないが、10分くらいで登山口に到着した。登山口の駐車スペースは比較的広くて車6、7台は停めることができそうだった。
マイナーな山だからなのか、先行者は車1台1組のみ。この日の登山者合計でも自分を含めて3組しかいなかった。
登山口から尾根に出るまではAUのスマホが完全に圏外だったが、現時点でAUのみのRCSというメッセージサービスで衛星通信を使ってのやり取りができたのは非常に便利だと思った。
ダニが多い時期になってきたこともあり、登山行程中に6匹くらいは服に張り付いていた。特に駐車場での準備中によく足にくっついてきた。
登山コースとしてはまずスタート直後にいきなり渡渉が待っている。水の勢いがけっこう強い沢で、おまけに飛び石なんてものもない。ここは長靴を準備するか、諦めて登山の最初と最後に足首までドボンして冷たい水でクールダウンするしかない。
登山道は最初こそ広くて快適だが、地割れ部分を飛び越えた先あたりから急登が待っている。距離的に長くはなく、登り切ると再び緩やかになる。
その後は尾根伝いにピッシリ山の本峰まで何度もアップダウンを繰り返す感じだった。登山者が少ないからなのか、道は荒れていて崩れている箇所も多かった。一部崖のような切り立った場所もあり、滑落にはじゅうぶんに注意する必要がある。
しかし残雪の残る稜線歩きは見晴らしが壮観で飽きることはなかった。1000mちょっとの低山ではあるがバリエーションに富んだコースで登りがいもあり、知名度が低いのはもったいない気がした。
下山する頃になると何度も両脚がこむら返りしそうになっていたので、長時間登山は塩分・クエン酸・芍薬甘草湯で対策する必要がありそうだ。

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