尾瀬(大清水〜鳩待峠)



- GPS
- 32:16
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 905m
- 下り
- 504m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 3:33
- 合計
- 11:13
天候 | 雨のち曇り、曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。三平峠〜見晴は残雪。 |
写真
感想
今シーズン初の尾瀬。鳩待峠からのピストンは何回も歩いているので、まだ歩いたことのない大清水からの道を歩いてみました。
新宿から夜行バス。夜行バスなんて、コロナ禍以来だから5年ぶりくらいでしょうか。久々のバスタ。缶ビール1本持って乗車。これでぐっすりだから、安いものです。
いつもは途中で起きることはないのに、あまりの寒さで目が覚めました。慌ててザックの中からフリースを引っ張り出します。間もなくすると、まだ薄暗い大清水に到着。下りたら冬のような寒さで、持ってくる服を間違えたかと思いました。
着込んで、食事して、お手洗いも済ませて、出発。5時ともなれば、雨でもだいぶ明るくなっています。まだシャトルバスは運行していないので、1時間近い林道歩き。退屈になりがちな林道歩きでも、大好きなブナ林のお出迎えがすがすがしく、気持ちよかったです。平地の新緑はもう終わっていますが、尾瀬ではまだみずみずしい緑が見られます。
森を撮ったり川を撮ったり、気ままに進んでいきます。森にカメラを向ければ、風のざわめきやキツツキの奏でる音が聞こえてきます。ファインダーで川を覗けば、水のせせらぎやカエルの声も聞こえてきます。写真に写らなくとも、その場面の音が聞こえてくるような作品が撮影できればと、常々思っています。
林道が終わって、一ノ瀬からはいよいよ山道。三平峠まで1時間くらい登っていきます。三平峠から先は見晴近くまで残雪がありました。念のため持ってきたチェーンスパイクを使うほどではなかったですが。根開きもたくさん見られます。根開きを見ると、木にも体温があるのかなって思ってしまいます。
三平峠から20分くらい下ると尾瀬沼に至りました。見えないと思っていた燧ヶ岳が、小雨の中でも見えたのでよかったです。ミズバショウも姿を見せてきました。
尾瀬沼を反時計回りに回り、沼尻川沿いに尾瀬ヶ原へ向かいます。どこもかしこもミズバショウが見事。早くもミズバショウで満腹です。見晴を過ぎるとショウジョウバカマも見られるようになりました。
本日泊まる龍宮小屋で一息つくと、小屋の常連さんから、トガクシショウマという希少な花が咲いていると聞き、段吉新道まで出かけました。
2日目も曇りで、青空は全然見られませんでしたが、竜宮周辺のミズバショウやリュウキンカを十分堪能しました。その後は鳩待峠へ向かいます。山ノ鼻を過ぎて、樹林帯に入ったら雷雨になりました。ラッキーでした。天候はいまひとつでしたが、まずまずの撮影旅になりました。
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