首都圏自然歩道 東京①：湖の道（梅の木平バス停～小仏峠）
東京都
神奈川県
ぶぎょう
その他1人 
体力度について
- GPS
- 04:43
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 776m
- 下り
- 675m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:42
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
・かえり：京王線高尾駅 |
写真
なんとバスは3本のみなので注意
高尾山口から歩いて20分くらい
首都圏自然歩道はここ三沢峠（梅の木平分岐）を始終点に東京、埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川と周回する壮大なロングトレイルだ。次に三沢峠に帰ってくるのはいつになるのだろうか。
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次に三沢峠に帰ってくるのはいつになるのだろうか。
中沢山手前の展望スペースから相模湖ではなく津久井湖
近世は、甲州道中から高尾山に行く場合、ここから城山を経由して参詣したのか
小仏峠にある明治天皇小休所趾碑と三条実美歌碑店じまい寸前だったが、小仏峠おなじみ守屋さんの露店で「登山詳細図・西丹沢」を購入
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店じまい寸前だったが、小仏峠おなじみ守屋さんの露店で「登山詳細図・西丹沢」を購入
装備
| 個人装備 |
雨具
折り畳み傘
クマよけ鈴
サコッシュ
虫よけスプレー
行動食
非常食
スマートフォン
財布
|
|---|
感想
『ロング・トレイル！（A Walk in the Woods）』（2015年）というアメリカ映画がある。アパラチアン・トレイルに挑む、初老の男2人によるトラブル続きのドタバタ冒険旅行だ。このアパラチアン・トレイルは、アメリカで最も有名な長距離自然歩道（ロングトレイル）であり、その長さはおよそ3500kmに及ぶという。
当時の厚生省国立公園部（現・環境省）の大井道夫計画課長は、1968年にアパラチアン・トレイルを視察し、翌年、東京・高尾から大阪・箕面まで歩いていける長距離自然歩道「東海自然歩道」を構想を発表した。当時はまだ構想段階に過ぎなかったが、当時の高度成長、高速交通網整備という世相への反動から世論の指示を大きく得て、「東海自然歩道」は1974年7月に開通した。トレイルランやロングウォークという概念がなかった時代に誕生した長距離自然歩道の思想は、令和の今から見ても新しく斬新である。
この動きは全国に広がり、関東では、1988年に首都圏自然歩道（関東ふれあいの道、通称「関ふれ」）が開通した。このロングトレイルは、東京都八王子梅の木平を起終点に、高尾山、奥多摩、秩父、妙義山、太平山、筑波山、霞ヶ浦、九十九里浜、房総、三浦半島、丹沢を結ぶ総延長1800kmというとてつもない長さの自然歩道で、日帰りコースが160コース設定されているそうな。
ということは160日あれば、関ふれを制覇できるのか！？という軽い気持ちから始まった第1回。
この日は、関ふれのスタート地点、梅の木平から小仏峠まで。南高尾の都県境尾根は、はじめてきたが以外と登山者やトレイルランナーがいて驚いたが、高尾山に比べれば静かな山域。アップダウンを繰り返しながら西へ行くが、まき道も設定されており、何個かピークハントしなくてもいい優しい設計になっている。（言い訳）
大垂水の鞍部からは案内川に沿って城山へ。城山直下で奥高尾縦走路と合流。本来の関ふれは、ここから高尾山に戻る形だが、先に駒を進め、小仏峠まで。次回は小仏バス停から景信山までショートカットする事を許してほしい。
参考
・『ロング・トレイル！（ Walk in the Woods）』（2015年、アメリカ映画）、監督：ケン・クワピス（Ken Kwapis）、主演：ロバート・レッドフォード、ニック・ノルティ、配給：Broad Green Pictures
・神田 修二「長距離自然歩道の半世紀（1969 年～）」 （環境省『環境省五十年史』、2021年）
https://www.env.go.jp/nature/history50th/index.html
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