記録ID: 8253507
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ハイキング
甲信越
人文字🗻を堪能。勝沼ぶどう郷🚉🥾..棚横手山..甲州高尾山..大日影トンネル遊歩道..周回
2025年06月06日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:51
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,044m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:27
距離 14.1km
登り 1,044m
下り 1,048m
8:17
1分
スタート地点
15:44
この山行きがこんなにキツくなるとは想像にも及ばなかった。原因はこの時期特有の蒸し暑さや前日の山行きの疲れから来ていることもあるが、甲州高尾山から大日影トンネル遊歩道までの道のりがあまりに難しかったことによる。この山には🍇栽培を守るため、至る所に獣避けの立派なフェンスがあり、道を阻む。これが簡単に開けられれば問題ないが、開かなければ恐怖以外の何者でもない。フェンスの周りは人を寄せ付けない崖になっていることが多いからだ。飯縄神社の鳥居の目の前にフェンスが迫っているのには驚いた。参拝者は檻を抜けて神社へ向かうのか、余りに殺伐としている。やけに人気がない神社だった理由もわかる。余りに寂しい。フェンスの門の閂は登る方からは開けられるが、下りる側からは閂が上がらないようだ。焦った。仕方ないのでフェンスの崖側に下りる。崖下は谷になっている。フェンスの網に掴まって下りるのは恐怖だった。しかもやっと抜け出した先が人家の庭先で、不法侵入で捕まらないか心配になった。もっと驚いたのは、この人家の周りもフェンスで覆われていたことだ。まるで檻に囲まれている生活ではないか。理由は獣避けだが、🍇栽培を守るため、こんな生活も大変だろう。フェンス外は出ないので荒れるのは自明で、代償は大きいに違いない。
天候 | 朝から暑く、日が昇るにつれ、温度だけでなく、湿度も上がってくる。汗が止まらない。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
08:16 勝沼ぶどう郷 帰り:16:35 勝沼ぶどう郷JR中央本線・高尾行 17:41 高尾JR中央線快速・東京行 18:07 西国分寺JR武蔵野線・海浜幕張行 18:10 新小平 |
コース状況/ 危険箇所等 |
勝沼ぶどう郷駅→棚横手山:大瀧不動尊までは車道も歩くが、これ以降が山道に。ピンテもほぼいらないくらい、わかりやすく、歩きやすい道 棚横手山→深沢分校分岐:整備されていて、歩きやすく、道迷いもない 深沢分校分岐→飯縄大神の鳥居:急勾配の坂を直下するため、危険。道は荒れており、ルートが明確ではない。積もった落ち葉が滑る。里山の荒れ果てた道 飯縄大神の鳥居→大日影トンネル遊歩道:鳥居下に獣避けフェンスが設置されており、閂が上がらず、崖沿いに下りるため非常に危険。民家の庭に出るので、警察を呼ばれる危険性もある。 |
写真
本日は梅雨前に富士見を堪能する2日目、宿泊先の石和温泉から電車で勝沼ぶどう郷へ、大瀧不動尊まで歩き、そこから山に入る。棚横手山に向かい、山頂から下って、甲州高尾山へ、深沢分校分岐から道なき道の急坂を下りる。大日影トンネル遊歩道を抜けて、勝沼ぶどう郷駅でワインで乾杯して終了。
クアアンドホテル石和健康ランドの朝食はバイキングで1,300円、あまりに美味しそうで撮影を忘れて一気に食べてしまいました。デザートのみ冷静になって撮影できました。ヨーグルトと蜂蜜が美味しかった。朝からほうとうが食べられ、大満足の食事でした。
石和温泉駅行きの送迎バスは8時半発で、8時発の電車に間に合わないので、駅まで歩いて向かいました。途中コンビニで🍙とお茶を買って、朝富士を拝み、予定通りの電車に乗り、勝沼ぶどう郷駅に向かいました。
ここで登山道は終わり、車道に入ります。ぐるっと迂回して車道を只管歩かなければなりません。昔は沢沿いに直登できたのでしょう。修験僧は滝行のために沢沿いに不動尊を目指したに違いない。可能であれば道が欲しい。
このフェンスが開かない。参った。登る側から開くが、下りる側からは開かないようだ。諦めて右側の崖をフェンス沿いに下りていく。兎に角酷い。フェンスの網に掴まりながらの危険な下山になった。民家の庭先に出て、何とか難を逃れる。フェンスに守られていたのは🍇、立派なフェンスは全て🍇のため。
撮影機器:
装備
個人装備 |
コンプレッションインナー 短パン スポーツシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 携帯バッテリー2 ケーブル 筆記用具 常備薬 保険証 スマホ ティッシュ ビニール袋 メガネ 着替え ストック ウォーターバッグ 🍙2 茶
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感想
2日間の山行き全てが良い天気に恵まれ、転ばず、怪我をせず、道も迷わず、無事終えたことはラッキーとしか言いようがない(車を傷つけて代償が高かったが)。何より梅雨の来る前に雪の残る🗻堪能できたことが嬉しかった。正に神に感謝だ。梅雨を迎えると🗻は夏モードに、黒い山塊へと化す。黒富士には威圧感があるが、美と爽快感の面で白富士に一歩譲らざるを得ない。やはり富士見の醍醐味は青き空に映える白き姿に他ならない。そういった意味では、今回が最後の雪の見られる富士見になった。黒富士の一歩手前で、雪はキレット部にのみ残り、行く筋にも白い模様を入れていた。その上、裾野が霞がかって、🗻を更に浮かび上がらせていた。北斎の紅富士になる。全く江戸時代と変わらないのが嬉しい。筋は漢字の人の文字を浮き出させていた。それが最終日の🗻の中央部で確認でき、心に深く刻まれた。🗻の魅力はここにもある。完璧な白富士ではなくとも残雪が富士を浮き立てるのも美しいと北斎は言いたかったのだろう。皺に刻まれた美しさは我々老人にもある。これまで生きてきた証なのだ。
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