【小河内岳｜梅雨入り直前、久しぶりのテン泊山行】
長野県
静岡県
kimogon
- GPS
- 12:54
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,297m
- 下り
- 2,300m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 9:29
| 天候 | 7日：晴れ、夕方小雨 8日曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
|---|
感想
週間天気予報を見ていると、今週末だけが、梅雨入り前の貴重な晴れマーク。
このチャンスを逃すわけにはいかないと、思い切って南アルプスへ向かった。
行き先は小河内岳。鳥倉登山口から三伏峠を経て、行けるところまで歩いて
みようと決めた。1年以上ぶりのテン泊装備。ザックを背負った瞬間、
「こんなに重かったっけ」と思わず苦笑い。
林道を歩く足取りは重いけれど、久しぶりにテン泊へ向かう高揚感が、どこか
心を軽くしてくれていた。それでも、登山口から三伏峠まではやはりきつくて、
徐々にペースも落ちていく。やっとの思いでたどり着いた三伏峠小屋では、
体力が限界に近づいていた。「今日はもうここで終わりにしようか」と一瞬
よぎったけれど、空に浮かぶ雲と、向こうにそびえる稜線に背中を押され、
烏帽子岳へ足を進める。
山頂に立った瞬間、息を呑んだ。
富士山、中央アルプス、北アルプス、そして近くに連なる南アルプスの峰々。
そのなかに、小さくもはっきりと見える、小河内岳の避難小屋。
「行こう」。
右手に富士山を眺めながら、静かに気持ちを整え、小河内岳へと歩を進めた。
避難小屋に到着したときには、もう疲労のピーク。
仮眠を取って体力を戻し、余裕があればその先へ…と思っていたけれど、時間
はまだ早いし、気持ちも少し前のめり。装備をデポして先へ進んでみたものの、
数十分で限界を悟り、潔く小屋泊へ切り替えた。
翌朝は無理せず下山。
下るにつれて空が明るくなり、昨日のきつさよりも、静かな満足感が心を包んでいた。
＜今回の反省メモ＞
�．好拭璽箸�計画より2時間遅れ → 全体的に押し気味に
�▲灰鵐咼砲覇�焼け止めを買うはずが、焼酎と行動食に気を取られて失念
→ 首・鼻・手がヒリヒリ
��サングラス忘れ → 地味にダメージ大
4計画が体力と年齢に見合っていなかった → 見直し必須
テン泊登山はやっぱりきつかった。でも、それ以上に嬉しかった。
山の景色と静けさに包まれて、「またひとつ、山に教わったな」と思える山行だった。…それにしても、行きの恵那峡SAで食べた「かつ丼」と、帰りの「蕎麦とソースかつ丼」。これもまた、山のご褒美のひとつだ。
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