超マイナーなルートで登る日陰本田山と刈寄山

2025年06月13日(金) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 11.7km
• 登り: 918m
• 下り: 933m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:09
• 合計: 5:49

距離 11.7km 登り 918m 下り 933m

6:44 沢戸橋バス停
8:00 8:01 石立ノ頭(二ツ沢ノ頭・大ヒバラ山)
8:21 8:22 日陰本田山
11:04 11:11 刈寄山
11:50 11:51 刈寄山登山口
11:56 みなと区民の森〈環境学習施設〉
12:00 ワサビ田口
12:04 ムササビ坂口
12:07 12:08 刈寄の滝
12:10 12:11 林道坂沢線起点
12:14 12:15 林道刈寄線起点
12:18 12:19 子生神社
12:38 武蔵五日市駅

天候

曇り

コース状況／危険箇所等

ほとんどが歩く人も少ない
マイナールートです。
道標はほとんどなく、
鎖、ロープ、木段などもありません。
激坂も多く、分岐も不明確です。
刈寄山北ルート以外は
山と渓谷地図、新版奥多摩詳細地図にも
記載されていません。
ヤマレコの山行記録が数件あるのと、
みんなの踏み跡を参考にしました。

日陰本田山も刈寄山も登りの取り付き口が
道標はなく極めて判りにくいです。

道型がしっかりしているのは
刈寄山北ルートだけです。
踏み跡はあったりなかったりで、
急坂ではほとんどありませんか、
尾根筋を外さなければ大丈夫です。

日陰本田山からの下山は東西南北の
4箇所の尾根があるので要注意です。

刈寄山からの下山は東屋を過ぎた
ところの道標の裏からです。
沢までは道はしっかりついています。
沢沿いは思いの外、容易に歩けます。
高巻きなどは不要です。

渡渉は全部で6～7箇所ありますが、
全て問題なく渡れます。
水量が多いと難易度は上がります。

ヤマレコの歩行時間で1.4～1.5の
「ゆっくり」になっています。
公式による自動計算で仕方がないですが、
難易度が反映されていないようです。
実感は0.8くらいですので、
このコースを計画される方は
時間配分に注意してください。

写真

6/13 6:59

今日はあきる野市にある
日陰本田山と刈寄山に
バリルートから登ります。

ここは沢度橋から林道をしばし歩き
宮前橋の手前に来ました。
ここから日陰本田山に向かいます。
「ここから刈寄山には登れません」
と書いてありましたが、
もちろん登る予定です。

6/13 7:00

少し歩くと松竜庵に着きます。
この写真の右側に道が続いており、
ここが石立ノ頭北尾根(仮称)の
取り付き口になります。
少し薮っぽいので判りにくいです。

6/13 7:07

登山道は割としっかりしており、
しばらくは西沢沿いを登ります。
ここで渡渉しました。

6/13 7:09

この看板に出るあたりは
二俣に沢が分かれていて
左の沢沿いに登ります。
この間伐事業のため、
道が整備されたようです。

6/13 7:13

再度渡渉して沢沿いを
少し上がったところを
歩きます。

6/13 7:17

かなり荒れています。

6/13 7:17

こんな感じのところを登ります。
フカフカしており、滑りません。

6/13 7:20

楽しい楽しい急登の始まりです。

6/13 7:20

45度くらいでしょうか？
まだ両足だけで登れます。

6/13 7:27

まだまだ続きます。
なんか大きな壁のようです。

6/13 7:41

途中から少し展望がありました。

6/13 7:43

またしても道なき急登です。

6/13 7:54

石立ノ頭まで
もう少しです。

6/13 8:00

石立ノ頭につきました。
ここで東からの篠八窪尾根と
合流しました。
写真は登ってきたところです。

6/13 8:00

ここから緩やかな傾斜が
本田山まで続きます。
ここで走っていく鹿がいました。

6/13 8:14

ようやく日陰本田山に着きました。
標高629mは刈寄山より少し低い
くらいの山です。
本田山は戸倉三山に囲まれ、
訪れる人も稀な孤高の頂きです。

6/13 8:14

恒例の自撮りです。
ここまで取り付きから
約1時間15分でした。

6/13 8:18

山頂はこんな感じ
もちろん誰もいません。
展望はほとんどありません。

6/13 8:18

下山は本田山南西尾根(仮称)を
使います。このあたりから下ります。
詳細地図にも載っていません。

6/13 8:21

下山もバリルートですが、
踏み跡はかろうじて判ります。

6/13 8:39

このあたりは激下りになります。
木が多いので掴みながら
慎重に降りていきます。

6/13 8:39

こんな感じですね。
意外と滑りません。
踏み跡はほとんどなく、
尾根筋を急降下しています。

6/13 9:05

こんなところを
降りてきました。
結構きつかったです！

6/13 9:18

ここが下山口です。
標識などの目印ありません。

6/13 9:18

林道 石仁田線です。
下山口から右折しました。

6/13 9:20

すぐに看板もありました。
ここで林道が分岐しており、
左折して橋を渡ります。

6/13 9:22

橋を渡って20mくらい歩くと
左側にこの看板があります。
ピンテもありました。
この裏に薮っぽい感じですが
かすかな踏み跡があります。
そこを左に巻き気味に下ると
石仁田ノ沢に降りられます。

6/13 9:22

このあたりを沢まで
降りていきます。
こことても判りにくいです。
他も探しましたが、
ここが最善のようです。

6/13 9:30

ここを渡渉しました。
梅雨の晴れ間ですが、
飛び石で渡れました。

6/13 9:33

対岸の尾根に取り付きます。
刈寄山北西尾根(仮称)です。
踏み跡は全くありません。

6/13 9:35

最初から激坂レベルです。
両手も使ってよじ登ります。
本田山の急登で疲れている
ところに容赦なく立ちはだかります。

6/13 9:52

薮っぽい感じです。
ひたすら直登します。

6/13 9:54

はっきりした北西尾根に出ました。
少しだけ緩やかになります。

6/13 9:54

ここから登ってきました。

6/13 10:04

さらにすごい激坂になります。
倒木多く適当に越えていきます。

6/13 10:04

傾斜はこんな感じです。
フカフカで木も多いので
体力さえあれば大丈夫です。

6/13 10:04

こんな傾斜のところに
植林する方も大変ですね。

6/13 10:41

想定外の林道に出ました。
詳細図には記載ありません。
ここは直進の箇所ですが、
写真の崩壊地盤は
登れそうにありません。

6/13 10:44

林道を左に少し歩くと
行き止まりになり、
ここは登れそうな感じでした。

6/13 10:48

薮っぽいところでしたが、
踏み跡はあり、しばらく登ると
また尾根筋に出ました。
これで林道分断箇所が
繋がりました。

6/13 10:48

尾根をひたすら登っていくと、
刈寄山の西尾根と合流しました。
山頂までもう一踏ん張りです。

6/13 11:01

山頂直下の道です。
ようやく緩やかになりました。

6/13 11:04

本日の最高地点の
刈寄山山頂に着きました。
今回で3回目ですが、北面から
登ったのは初めてです。

6/13 11:04

ここでも自撮り
前日もバリルート歩きで
少々疲れ気味です😓

6/13 11:04

展望はここだけでした。
あいにくの曇り空ですが、
雨は降りませんでした。

6/13 11:13

小休憩して、下山開始です。
下山は刈寄山北ルートを使います。
山頂から少し降ったこの道標の
裏からしっかりした道があります。

6/13 11:23

一応 一般登山道なので
道型は明瞭で踏み跡もあります。

6/13 11:27

傾斜はありますが、
つづら折りになっているので
サクサクと降りていけます。
ここは右折します。
通せんぼの木が置いてあります。

6/13 11:29

ここは左折します。
ここも通せんぼがあります。
沢戸橋方面に向かいます。
時折りこうした道標があります。

6/13 11:40

刈寄川に降りてきました。
沢沿いの道は最近まで
崩壊のため通行止めでしたが、
今は特に規制はないようです。
ここで渡渉します。
飛び石で問題なく渡れます。

6/13 11:40

渡渉すると対岸に道が
続いています。
沢沿いの道は歩く人も少なく
かなり荒れています。

6/13 11:41

丸太橋のようなところが
ありますが、ここは通りません。

6/13 11:41

すぐ先を渡渉します。
ここも簡単に渡れます。

6/13 11:42

さすがにここは渡る気に
ならないです。

6/13 11:46

沢を離れました。
右側に崩壊箇所が続いています。

6/13 11:51

林道終点に出ました。
あとは車道を30分くらい
歩くと沢戸橋のバス停です。
今日はバスが出たばかりで
武蔵五日市駅まで約30分
続けて歩きました。

今日も無事下山できました。
ありがとうございます😊

撮影機器：

iPhone 16 Apple

感想

パセリ

前日の馬頭刈尾根のバリルート歩きに続き、
同じ地域の戸倉三山の内側山域を初めて
歩きました。以前から気になっていた
エリアでしたが、奥多摩詳細図にも記載がなく、
時折りヤマレコの山行記録があるくらいでした。

なぜかそうゆう山域に惹かれるようになり、
今回も「探検」に近い雰囲気があって
想定外の対応がとても楽しめました。

今度は戸倉三山から日陰本田山を
見てみたいと思います。