棒掛山からビールのカッチへ(足慣らしにしてはキツイ)

2016年03月16日(水) [日帰り]

• GPS: 07:39
• 距離: 10.9km
• 登り: 941m
• 下り: 1,007m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:39

7:07 スタート地点
7:35 7:35 林道Ｔ字路
7:40 7:40 斜面取り付き
8:17 8:17 松花尾根直下
8:30 8:30 松花尾根下部
9:17 9:17 幅広雪斜面
9:52 10:05 休憩ポイント
10:30 10:35 急斜面
10:55 11:30 棒掛山
11:45 11:47 的場平
12:40 12:44 ビールのカッチ
13:30 13:30 林道出合い
14:25 14:25 林道Ｔ字路
14:46 ゴール地点

天候

晴れのち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

津川ICから国道459号へ

コース状況／危険箇所等

コースどりで随分難易度が変わるかも知れません。特に松花尾根の取り付き部分と細尾根の雪の状態では危険な場所もあります。

写真

3/16 6:05

今朝は早起きして日の出前に出発。新津市内の交差点から五頭がまぶしい。

3/16 6:34

鹿瀬に入ると正面に今日の目標(棒掛山)が見えてきたようです。

3/16 7:02

水沢集落を抜けた先にある駐車スペース。林道を歩いてから振り返った写真です。除雪はここまで。

3/16 7:34

林道T字路から棒掛山の尾根が見えます。先駆者のレポートを参考にして、写真左外の斜面をよじ登る事にしました。

3/16 7:48

坂の途中から山頂方向とビールのカッチが見えてきます。こうして見ると遠い遠い。

3/16 8:12

杉の植林地を抜けると松花尾根が見えました。杉林には林道も通っているようで、遠回りするなら急登の必要はなかった？

3/16 8:17

松花尾根の近くまで来ると長〜い尾根・・・

3/16 8:17

どこから登ろうか思案中。結局優しい道を選んだため、結構左に遠回りしたかもしれません。

3/16 8:32

尾根に登ると突然視界が開けます。兎ヶ倉山、餅倉山。そして阿賀野川。この景色が棒掛山のトレードマーク。

3/16 8:34

ここから見ると堂々としています。馴染みのない山容ですが、御神楽岳でしょう。

3/16 8:35

斜面右手には、いつもの大日岳が見えています。

3/16 8:55

松花尾根は見かけ以上にタフな登りです。細尾根には雪がついたり切れたり、しかも両方向切れ落ちています。

3/16 9:43

広い尾根に到着して振り返ります。写真では分かりませんが、この斜面も結構急で気合で登りました。

3/16 9:46

見下ろすと歩いてきた杉林が見えます。ふむふむ、あそこから歩いて・・・

3/16 9:53

坂の途中で小休止。

3/16 10:20

向こう側にはビールのカッチが見えています。

3/16 10:21

斜面は一旦緩くなりホッとしていたのですが・・・

3/16 10:28

今日の核心部分です。中央に見えている杉の周囲は木が折り重なって入れません。左を登るか右に迂回するか。急登のため私が足場を作って相棒を後で呼ぶことにしました。

3/16 10:43

この後、山頂まではゆるい登りが続きます。

3/16 10:57

山頂は見通しが悪い・・・って思っていましたが、180度のパノラマが開けていました。

3/16 11:10

蛇行する阿賀野川と兎ヶ倉山。ここでしか味わえない景色。

3/16 11:30

右隅には粟ヶ岳でしょうか。守門も見えているようです。ここから見ると日本平山はよくわからない。

3/16 11:30

御神楽岳と笠倉山。薄曇りになってスッキリとは言えませんが、風もなく穏やかで、ゆっくり休憩。

3/16 11:31

相棒は先を急いでいるようです。

3/16 11:32

的場平に向かってゆるい斜面を下ります。大日岳に向かって進む感じ。

3/16 11:34

林の先に見えている小高い場所が的場平のようです。山頂からこの付近は雪が締まっていて歩きやすかった。右の方から巻いて渡っていきます。

3/16 11:39

遠くには磐梯山。もうここは会津の山？

3/16 11:41

途中には杉の木のモニュメント。

3/16 11:45

的場平近くからビールのカッチを望みます。

3/16 11:47

一旦急斜面を下る。危ないのでツボ足で進みます。

3/16 11:50

正面には蒜場山が大きい。

3/16 11:51

この時はまだ、ビールのカッチへの最後の登りを気にしているだけでした。

3/16 11:53

ホント雪が好きだよね。北股とのツーショットは贅沢です。

3/16 11:55

途中から始まった雪庇の細尾根。

3/16 11:56

落ちても助けには行かない。山は自己責任。もちろん言い聞かせています。

3/16 12:01

反対斜面も急なため足場が作りにくい。雪が固いのでズルズル左に足が流れます。

3/16 12:14

やっとビールのカッチに近づきました。急な斜面の前でむしろホッとしています。相棒は覗きが趣味。

3/16 12:15

私も同じ場所から雪庇越しの景色。

3/16 12:21

ビールのカッチへの急斜面に腰をおろし、歩いてきた尾根を振り返り。この時は雪の上に大の字になっていました。

3/16 12:39

最後のピーク、ビールのカッチ。実はビールを持って来ていたのでしたが、そんな余裕はなかった。

3/16 12:41

ここから一番近くに見える蒜場山。圧巻です。

3/16 12:42

北股、梅花皮、烏帽子・・・。今年は行きます。

3/16 12:42

もちろん泊まりで大日岳へも行きたい。

3/16 12:44

さあ！後は急な斜面を滑るだけ。

3/16 12:48

気持ちいい斜面でしたが、シリセードするには心配で歩きました。

3/16 12:54

尾根伝いにはカモシカの足跡。私達を先導しているようです。

3/16 13:11

ビールのカッチを下りてから振り返ります。

3/16 13:29

竹ノ倉山に続く稜線付近にドロップしました。この付近から林道へはどの方向も急な斜面を下りなければなれません。

3/16 13:32

林道も人の歩いた足跡なし。緩みっぱなしのザクザク雪。ここからは林道をショートカットしながら進みました。

3/16 13:46

開けた場所から朝取り付いた斜面が見えます。左端の斜面から登って右手手前中ほどの尾根に取り付きました。

3/16 13:59

林道は所々ハザード。沢水があふれる場所には段差が。

3/16 14:10

こんな場所も何箇所かあり、登山は自己責任。

3/16 14:47

車を停めた場所の近くでは雨がなくても洪水状態。相棒は水を飲んでいる？　お疲れ様！

撮影機器：

PENTAX K-50 ペンタックス

感想

onicco

西山三山(菩提寺山など)から見える五頭と菅名岳の谷間を埋める山。それが棒掛山と知ったのは1年くらい前だった。さすがに私が登るには無謀に思えたが、ネットで皆さんが和気あいあいと登っているのを見て、相棒と行ってみる事にした。
始めは上の峠から登り、ビールのカッチ、棒掛山、そして松花尾根を下山する予定でいた。しかし直前になって未知の松花尾根の急斜面を下りるのはリスクが大きいと思い、反対周りに変更することにした。
このコースは残雪の状態とコース取りで随分違った登山になる気がした。私にとって松花尾根のプチ藪尾根にさえ苦労した。
尾根の最後にある急な一段斜面の前で相棒は立ち止った。今まで立ち止った事がない彼女が登れないと感じたようだった。初めて私が先導することでこの斜面を登り山頂へ。
山頂は素晴らしいロケーション。この方向から見た事のない山々が違った姿で見えていた。この日初めてガスクッカーを使って暖かい食べ物を楽しんだ。
山頂から的場平は凍った雪の上に10センチ程度新雪が積もり、気持ちのいいハイキングが出来た。新雪の上に人の足跡は全く見られなかった。
予想外だったのは的場平からビールのカッチまで少々てこずった事。ハイキングレベルだと思ったら決して楽はさせてくれない。
コースには兎、カモシカ、他に犬に近い足跡が見られた。熊はまだ冬眠かな。
下山してからの長い長い林道歩きも、楽しい一日を思えばいい思い出かも。

コメント

tonkara

懐かしい!
oniccoさん、はじめまして
遅コメ失礼します。

懐かしい山名に目が止まりました。
小生昨春松花尾根ピストンで登頂した者です。

的場平〜カッチ間にはかなりの難所がある様ですね。先行の愛犬が心配だったのではないでしょうか。

どっしりと存在感ある山容に一目惚れした思い出が今も忘れられません。

onicco

Re: 懐かしい!
tonkara 様
初めまして。もちろんリベンジのページは拝見して参考にさせてもらっていました。
続けて２回も挑戦していたのですネ。
あの壁、あの藪を越えた経験にとても親近感が湧いてきます。
今回は事前勉強を重ねて、棒掛と名のつく情報を随分拝見してきました。皆さんの情報のおかげで無事、相棒と楽しい一日を過ごす事が出来たと感謝しています。あの日ピッケルからロープまで考えられるものはすべて背負って行きました。
これからも新潟の山を情報交換したいと思っています。