皇海山

2025年06月18日(水) [日帰り]

• GPS: 14:52
• 距離: 29.0km
• 登り: 2,457m
• 下り: 2,458m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:52
• 休憩: 1:00
• 合計: 14:52

距離 29.0km 登り 2,457m 下り 2,458m

2:31 スタート地点
2:34 銀山平
3:18 笹美木橋
3:35 3:36 一の鳥居
3:44 3:47 庚申七滝
4:57 4:58 猿田彦神社跡
5:15 庚申山荘
5:49 6:05 大胎内(分岐)
6:33 6:40 庚申山
6:42 6:43 庚申山展望台
6:51 御岳山
7:13 駒掛山
7:21 渓雲岳
7:45 7:51 薬師岳
7:55 7:57 白山
8:46 8:51 鋸山
9:20 9:21 不動沢のコル
10:17 10:23 皇海山
10:52 不動沢のコル
11:36 11:38 鋸山
12:24 女山
12:34 12:40 六林班峠
15:08 天下の見晴分岐
15:18 庚申山荘
15:25 15:26 猿田彦神社跡
16:13 16:15 庚申七滝
16:19 一の鳥居
16:38 笹美木橋
17:23 銀山平

天候

曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平登山者駐車場。駐車場までの道は舗装されていて、多少道幅が狭くなる箇所もあるが、無理やり突っ込まなければすれ違いも問題なさそう。

コース状況／危険箇所等

鋸山から不動沢のコルに向かう途中で、笹原の登山道を横切るクマを発見。100m近く離れていたので、大声＆ストックを上に持ち上げて鳴らしたら逃げていきました。それほど大きくはなかったと思います。その後は鈴を振り回しながら歩きました。

その他周辺情報

駅の天然温泉　水沼の湯。2025年4月にオープンしたばかりのとても綺麗な施設。入浴料は1350円（土日祝は1550円）とお高めだが、シャンプー・コンディショナー別、メイク落とし洗顔や化粧水など充実。飲み物１杯無料（2杯目からは330円）。残念ながらペプシコーラは売り切れだったのでパインジュース。

写真

6/18 3:39

真っ暗な中、ヘッドライトの明かりを頼りにスタート。一の鳥居以降、このマークに何度も助けられることに。

6/18 4:35

夫婦蛙岩。最近崩れてしまった、三重県・御在所岳にあるおばれ岩に似ている。

6/18 4:48

奇岩が多い

6/18 4:58

ようやくヘッドライトなしで歩けるように。

6/18 5:07

庚申山荘までは「準備運動」くらいのレコが多いが、ここまででも結構しんどい。今日はこれをゴールにするか？と本気で思った。休憩してとりあえず庚申山まで行こう。

6/18 5:19

庚申山荘近くの水場。今日は3.5ℓ持ってきたので、大丈夫かな？

6/18 5:45

何回か出てくるはしご。

6/18 5:48

晴れたりガスったり。

6/18 6:15

残念ながら富士山は見えません。後で、ここの付近にコウシンソウが群生していると教えていただき、帰りに寄ろう、と思っていたけど、とても足にそんな余力はなく・・残念。

6/18 6:15

微妙なお天気。

6/18 6:29

大変な道も多いけど、歩きやすい道も多い。

6/18 6:33

庚申山荘から庚申山までは割とすぐに感じた。もう少し先まで頑張れそう。

6/18 6:46

白いじゅうたんでちょっと癒される。

6/18 6:51

地図にない山が続々出てくる。

6/18 6:59

ずっとこういう道だったらいいのに。

6/18 7:00

平和な道

6/18 7:09

6/18 7:21

6/18 7:25

6/18 7:46

何個目のピークかもう分かりません

6/18 7:56

ここにも白山

6/18 8:05

出た！垂直の壁。ここで渋滞が発生することがあるようですが、今日は誰もいません。

6/18 8:11

無事に下って安心したのも束の間、このあと何度もこういう壁が。

6/18 8:15

6/18 8:18

登りではあまりロープや鎖に頼らないけど、なかったら登れなかった・・。

6/18 8:46

激しい登り下りを繰り返して、ようやく鋸山到着。ここまで来たら、皇海山まで頑張ろう、とヤル気に。

6/18 9:00

ガスで皇海山が見えず。この後、不動沢のコルに向かう途中、人生初のクマに遭遇。しかし写真撮る余裕なし。

6/18 9:21

6/18 9:53

あと少し・・・。

6/18 10:12

気分は山頂

6/18 10:14

本当に山頂！長かった〜！

6/18 10:14

6/18 10:23

こんな可愛らしいものも。

6/18 10:23

今日はずっと虫が多く、虫よけネットが有難すぎる。ゆっくりごはんも食べられない。あんぱん半分かじって早々に下山開始。

6/18 10:34

下山開始くらいから晴れてきた

6/18 10:50

6/18 11:16

ようやく全貌が見えた皇海山！

6/18 11:22

往路では余裕がなく気づかなかったシャクナゲ。

6/18 11:24

こういうロープ、何度使ったかな。

6/18 11:37

アップダウンの激しい往路を戻る勇気も体力もなく、六林班峠へ。

6/18 11:41

ここまでは余裕。

6/18 11:41

道もまだ分かりやすい。

6/18 11:44

さようなら、皇海山。

6/18 11:49

6/18 12:30

赤とオレンジの印を探しつつ進む

六林班峠まではそれほど苦労なく行けたものの、直後に背以上の藪の中で1時間ほど迷子に。何度も滑って転んで、左に横切りたいのにどうしても下ってしまう。『遭難』の二文字が頭をよぎる・・。

6/18 13:45

必死に笹をかき分け、登山道を発見したときは小躍り！もう下山した気分。しかしここから全然高度が下がらない。ずーーーっと1500mくらいの場所をゆるゆる歩く。

6/18 15:17

なんとか庚申山荘にたどり着いたものの、ここから一の鳥居までこんなに遠かったっけ？

6/18 16:57

長〜〜い林道。半分寝ながら歩く。

6/18 17:22

今日、私以外の登山者は男性のソロ3人のみ。一番に出発した私は早々に皆様に追い越され、最終下山。とにかく、無事に帰還できて良かった〜！

撮影機器：

SOG14 Sony

感想

summer29

今週は火・水の連休。直前に天気予報が好転し、火曜夕方に自宅を出発。予定では近くの道の駅で仮眠後、登山口に行く予定だったが、気温が高すぎてエンジンが止められない。アイドリング状態でも大丈夫そうな高速道路のPAで仮眠を試みるも、トラックや自車のエンジン音が原因なのか、気持ちの高揚なのか、まったく眠れない。ほぼ徹夜状態で登山することになり、不安だらけの中で前日の遭難情報を聞いたため、しんどかったら早々に引き返すつもりで出発。幸い、曇っていて気温はそんなに上がらず、暑さによるバテはなかったが、固形物がなかなか喉を通らず、ゼリーとスポーツドリンクで乗り切った。また、この時期立ち止まるとすぐに虫に取り囲まれるので、防虫ネットは必須！何度も滑って転んで、知らぬ間にぶつけたりして体中にたくさんのアザができていてびっくり。初のクマとの遭遇や、本気の道迷いもあり、忘れられない山行となった。帰路は眠すぎてSA・PAごとに15分〜30分程度の仮眠を繰り返し、翌朝4時に帰宅、3時間寝て出勤・・。運よく、今回は遭難も事故もなく無事に帰宅できたが、こんなにキツイ山行計画はもう止めよう、と心に誓いました。