ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8306306
全員に公開
沢登り
東北

栗子山塊。産ヶ沢川

2025年06月19日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:58
距離
11.5km
登り
639m
下り
634m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:19
休憩
0:41
合計
8:00
距離 11.5km 登り 639m 下り 634m
7:21
36
スタート地点、支流下降開始
7:57
181
360m産ヶ沢川本流合流点
10:58
11:19
27
565m休憩地点
11:46
60
620m二俣
12:46
13
735m二俣
12:59
11
760m登山道、脱渓
13:10
13:30
13
810m登山道(宮城、福島県境)
13:43
20
ピーク842m
14:03
78
775m林道終点
15:21
ゴール地点
天候 雨後曇り
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車地点 板橋林道支線分岐の路肩 飯坂側の林道入口に侵入禁止の看板とゲートが有りこれを開けて進む為侵入は自己責任でお願いします。
コース状況/
危険箇所等
 産ヶ沢支流下降 駐車地点より直ぐに藪に入り産ヶ沢右岸の支流を下る、問題なく下れるが産ヶ沢との出合いは7mの滝になっており左岸を巻き下る
 産ヶ沢川本流 360mで産ヶ沢本流と合流。出合から河原を進むと385mで左岸から7mの滝で支流が出合い本流はゴルジュの滝となる、ここからv字渓谷の中にゴルジュ、滝、滑が断続的に555m付近まで続く、10mを越えるような大滝はなかったが7〜8m位の滝が数本有り飽きる事はない。565m休憩地点に大日何とか?という文字が掘られた1m程の石碑が有り元治元年の年号が読み取れた。ここから沢幅は広がり河原、滑、滑滝が程よく続き快適な沢歩きを楽しめる、620m二俣は右俣本流に進む、滑が続き小滝や滑滝が所々に有る。2mの最後の滝を右岸から超え735m二俣を左に入る、もう滑はなく藪の中の小沢になる、沢は分岐を繰り返すが途中から岸に上がり樹林帯の藪を進む、藪は苦しくない。760mで登山道に出て脱渓。
 下降 脱渓地点から登山道を萬歳楽山方面に進み宮城、福島の県境付近から福島市、桑折町の境の尾根を登る。ここは道はなく藪漕ぎになるがなんとなく廃道になった踏み跡がある。尾根を進み地形図にある林道の終点に降りる、最初は藪化しているがしばらく進むと車侵入も可能な林道となり後はこれを駐車地点まて歩く。
雨の中駐車地点より産ヶ沢川支流の沢を下る
2025年06月19日 07:33撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 7:33
雨の中駐車地点より産ヶ沢川支流の沢を下る
産ヶ沢川本流に合流、左の滑滝の沢を下って来た。雨は上がった
2025年06月19日 07:57撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 7:57
産ヶ沢川本流に合流、左の滑滝の沢を下って来た。雨は上がった
左岸から支流が滝で出合う、左のゴルジュに進む
2025年06月19日 08:20撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 8:20
左岸から支流が滝で出合う、左のゴルジュに進む
ゴルジュを進む
2025年06月19日 08:20撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 8:20
ゴルジュを進む
ゴルジュの出口に三段の滝
2025年06月19日 08:24撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 8:24
ゴルジュの出口に三段の滝
6mの滝、出発前に降った雷雨の為増水、水は濁っている、右岸から登る
2025年06月19日 08:40撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 8:40
6mの滝、出発前に降った雷雨の為増水、水は濁っている、右岸から登る
2025年06月19日 08:40撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 8:40
渓谷に日が差し込む
2025年06月19日 08:52撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 8:52
渓谷に日が差し込む
増水した滑滝
2025年06月19日 08:54撮影 by  Pixel 7a, Google
1
6/19 8:54
増水した滑滝
この先をクマが横切って行った
2025年06月19日 09:08撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 9:08
この先をクマが横切って行った
2025年06月19日 09:15撮影 by  Pixel 7a, Google
1
6/19 9:15
7mの滝は右岸から登る、この滝は出口でちょっと手こずった
2025年06月19日 09:31撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 9:31
7mの滝は右岸から登る、この滝は出口でちょっと手こずった
4段の滝
2025年06月19日 09:53撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 9:53
4段の滝
6mの滝は左岸の草付きを登る
2025年06月19日 09:57撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 9:57
6mの滝は左岸の草付きを登る
v字渓谷
2025年06月19日 10:02撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 10:02
v字渓谷
8mの滝は右岸より取り付く、この滝が最大か?
2025年06月19日 10:06撮影 by  Pixel 7a, Google
1
6/19 10:06
8mの滝は右岸より取り付く、この滝が最大か?
上部は滑り台のよう
2025年06月19日 10:13撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 10:13
上部は滑り台のよう
2025年06月19日 10:33撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 10:33
倒木の滝を越える
2025年06月19日 10:46撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 10:46
倒木の滝を越える
滝の上は滑、ここからは優しい渓相となる
2025年06月19日 10:54撮影 by  Pixel 7a, Google
1
6/19 10:54
滝の上は滑、ここからは優しい渓相となる
河原の右岸に石碑、元治元年の年号が読めた
2025年06月19日 10:56撮影 by  Pixel 7a, Google
2
6/19 10:56
河原の右岸に石碑、元治元年の年号が読めた
右岸にあがりこが見えた
2025年06月19日 11:19撮影 by  Pixel 7a, Google
1
6/19 11:19
右岸にあがりこが見えた
二段二条の滑滝
2025年06月19日 11:29撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 11:29
二段二条の滑滝
滑で出合う620m二俣、右の本流に進む
2025年06月19日 11:46撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 11:46
滑で出合う620m二俣、右の本流に進む
直ぐに二段の滝
2025年06月19日 11:50撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 11:50
直ぐに二段の滝
森林の中を流れる
2025年06月19日 11:56撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 11:56
森林の中を流れる
二俣は右の3mの滝が本流
2025年06月19日 12:22撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 12:22
二俣は右の3mの滝が本流
滑が続く
2025年06月19日 12:36撮影 by  Pixel 7a, Google
1
6/19 12:36
滑が続く
最後の滝は右岸から登る
2025年06月19日 12:38撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 12:38
最後の滝は右岸から登る
最後の滑を歩く
2025年06月19日 12:42撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 12:42
最後の滑を歩く
735m二俣は左に進む
2025年06月19日 12:46撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 12:46
735m二俣は左に進む
760mで登山道に出た、産ヶ沢川脱渓
2025年06月19日 12:59撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 12:59
760mで登山道に出た、産ヶ沢川脱渓
ピーク842mから半田山が見えた
2025年06月19日 13:43撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 13:43
ピーク842mから半田山が見えた
林道を歩く
2025年06月19日 14:06撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 14:06
林道を歩く
駐車地点に戻る、晴れている
2025年06月19日 15:21撮影 by  Pixel 7a, Google
6/19 15:21
駐車地点に戻る、晴れている
撮影機器:

感想

 栗子山塊、産ヶ沢川を登る。
 産ヶ沢川は栗子山塊の東の端、半田山の西にひっそりと流れ中流部に藤倉ダムを擁する沢であり、いつか遡行したいと思っていた。不思議とネット上に記録を見ない沢であったが去年9月ヤマレコにhattaigo様の記録が上がった、これを参考にしつつ(ありがとうございます)自分なりのアプローチ、下山路で登ってみた。
 駐車地点で準備をしていると雨が降り出し段々と強くなり雷が鳴り出した、40分以上車の中で待機し雨が弱まって来たので出発する。小雨の中沢を下り産ヶ沢川に降りた頃には雨は上がっていた、沢は直前の豪雨で増水、茶色く濁っている(この沢は元々沢水が茶色い)が遡行するのに支障がある程ではない.はじめは河原を歩きそしてゴルジュの連滝帯、その後は滝、ゴルジュ、滑が連続する。極端に難し物はなく(ちょっと手こずった滝はあった)快適に遡行する、途中1m程のクマを見た時はドキッとした、クマはこちらをチラッと見て藪の斜面を登って行った。
 核心部を終え滑を歩くと鬱蒼とした樹林の河原に出る、ここには大日何とかと彫ってある元治元年の年号の1m程の石碑が有った、いったい誰がこれを建立したのだろうか?一休みして先に進む、もう難し所はなく滑や滑滝をのんびり歩く、途中トラロープの残額を見たが釣り師のものだろうか?増水も無くなり水も澄んでくる(基本やや茶色い)最後にちょっと藪を漕いで萬歳楽山に続く登山道に出て脱渓。もう少し足を延ばせば萬歳楽山だがそんな余裕は無く一休みして先を急ぐ。藪の尾根を越えて林道終点に出て一安心、意外と早く駐車地点に戻ると青空が見えていた。
 念願の沢は期待以上で満足、茶色い水はちょっと残念、紅葉の季節にも遡行してみたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:159人

コメント

拙稿をお役立ていただき恐縮です。
大日ナントカの石碑には全く気付きませんでした。
2025/6/21 15:57
hattaigo様
コメントありがとうございます。
藤倉ダムからのコースも最初は考えたのですが
下山や体力的な事も考えて今回のコース取りにしました
hattaigo様のコースで歩けば一泊になってしまいそうです
体力やスピードのある方が羨ましい
産ヶ沢川の遡行レコは大変参考になりました、ありがとうございます。
2025/6/21 22:06
いいねいいね
1
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら