栗子山塊。産ヶ沢川

- GPS
- 07:58
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 639m
- 下り
- 634m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 8:00
天候 | 雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
産ヶ沢支流下降 駐車地点より直ぐに藪に入り産ヶ沢右岸の支流を下る、問題なく下れるが産ヶ沢との出合いは7mの滝になっており左岸を巻き下る 産ヶ沢川本流 360mで産ヶ沢本流と合流。出合から河原を進むと385mで左岸から7mの滝で支流が出合い本流はゴルジュの滝となる、ここからv字渓谷の中にゴルジュ、滝、滑が断続的に555m付近まで続く、10mを越えるような大滝はなかったが7〜8m位の滝が数本有り飽きる事はない。565m休憩地点に大日何とか?という文字が掘られた1m程の石碑が有り元治元年の年号が読み取れた。ここから沢幅は広がり河原、滑、滑滝が程よく続き快適な沢歩きを楽しめる、620m二俣は右俣本流に進む、滑が続き小滝や滑滝が所々に有る。2mの最後の滝を右岸から超え735m二俣を左に入る、もう滑はなく藪の中の小沢になる、沢は分岐を繰り返すが途中から岸に上がり樹林帯の藪を進む、藪は苦しくない。760mで登山道に出て脱渓。 下降 脱渓地点から登山道を萬歳楽山方面に進み宮城、福島の県境付近から福島市、桑折町の境の尾根を登る。ここは道はなく藪漕ぎになるがなんとなく廃道になった踏み跡がある。尾根を進み地形図にある林道の終点に降りる、最初は藪化しているがしばらく進むと車侵入も可能な林道となり後はこれを駐車地点まて歩く。 |
写真
感想
栗子山塊、産ヶ沢川を登る。
産ヶ沢川は栗子山塊の東の端、半田山の西にひっそりと流れ中流部に藤倉ダムを擁する沢であり、いつか遡行したいと思っていた。不思議とネット上に記録を見ない沢であったが去年9月ヤマレコにhattaigo様の記録が上がった、これを参考にしつつ(ありがとうございます)自分なりのアプローチ、下山路で登ってみた。
駐車地点で準備をしていると雨が降り出し段々と強くなり雷が鳴り出した、40分以上車の中で待機し雨が弱まって来たので出発する。小雨の中沢を下り産ヶ沢川に降りた頃には雨は上がっていた、沢は直前の豪雨で増水、茶色く濁っている(この沢は元々沢水が茶色い)が遡行するのに支障がある程ではない.はじめは河原を歩きそしてゴルジュの連滝帯、その後は滝、ゴルジュ、滑が連続する。極端に難し物はなく(ちょっと手こずった滝はあった)快適に遡行する、途中1m程のクマを見た時はドキッとした、クマはこちらをチラッと見て藪の斜面を登って行った。
核心部を終え滑を歩くと鬱蒼とした樹林の河原に出る、ここには大日何とかと彫ってある元治元年の年号の1m程の石碑が有った、いったい誰がこれを建立したのだろうか?一休みして先に進む、もう難し所はなく滑や滑滝をのんびり歩く、途中トラロープの残額を見たが釣り師のものだろうか?増水も無くなり水も澄んでくる(基本やや茶色い)最後にちょっと藪を漕いで萬歳楽山に続く登山道に出て脱渓。もう少し足を延ばせば萬歳楽山だがそんな余裕は無く一休みして先を急ぐ。藪の尾根を越えて林道終点に出て一安心、意外と早く駐車地点に戻ると青空が見えていた。
念願の沢は期待以上で満足、茶色い水はちょっと残念、紅葉の季節にも遡行してみたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
大日ナントカの石碑には全く気付きませんでした。
コメントありがとうございます。
藤倉ダムからのコースも最初は考えたのですが
下山や体力的な事も考えて今回のコース取りにしました
hattaigo様のコースで歩けば一泊になってしまいそうです
体力やスピードのある方が羨ましい
産ヶ沢川の遡行レコは大変参考になりました、ありがとうございます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する