【日本百名山 No.90 鳥海山】【第七次東北遠征】鉾立登山口からピストン


- GPS
- 08:29
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 8:30
天候 | 曇り後時々暴風のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は大きく四カ所。千蛇谷の登りと下り、賽の河原の下は軽アイゼン付けました。 |
その他周辺情報 | 大平山荘に後泊。ホントは前泊予定だったんですけどね。お風呂、食事、実に快適でした。 |
写真
感想
年明け辺りでヒコーキの予約を取り温めていた遠征。予定では、金曜日鶴岡に前泊→土曜日に月山→大平山荘泊→日曜日に鳥海山、だったが、日曜の天気予報が荒れ模様なので、今回どうしても登りたかった鳥海山を土曜日に前倒し。なんぼ何でも6月後半もう雪もしれてますやろと舐めてかかり返り討ちに遭う。
ガラガラの鶴岡市内から海に沿って走り、鳥海ブルーラインに入ってゴリゴリ標高を上げる。海抜ゼロから1150メートルまで上がるんだから凄いよな。6時30分に鉾立駐車場に着いたら既に登山者用は満車。ちょっと離れた駐車場に停めて準備して出発。ドライレイヤーに今回新投入のドラウトクワッド、Tシャツでスタート。日が差してきて気温は高いが、風があってそれほど暑くない。「ここでこの風じゃ山頂は無理だな」って言ってる地元の人がいてビビる。
最初は遊歩道。やがて木道になり、石畳になり、良く整備されてるなあと感心してたらいきなり雪渓が現れる。ヒーヒー言いながら登ると賽の河原。少し休憩して御浜を目指すも、何か風が強くなってる気がする。御浜小屋はまだ営業してなかったのでスルーして小屋を抜けたら突風が始まる。と、同時にお花畑ゾーンも始まる。なんか色々大変。
御浜から暴風の中歩き続けるとガスが出始めてテンションダウン。前から人が来たので「山頂行かれました?」って聞いたら「いやあちょっと先でやめましたアハハ」って言われてますますテンション下がる。地元の方ならそういうチョイスも出来るが私には無理なので泣きながら進む。
七五三掛辺りで降りてきた青年と話したら、やはり地元の方で、山頂行けると思うけど前にも登ってるし止めたとのこと。いろいろアドバイスもらって進む。当初は外輪山コースで登るつもりだったが、風強いので千蛇谷に変更。分岐を進んだところでまたスライドした青年に話しかけたらピークハントしたとのことで、よっしゃ行けるわってなり、雪渓で軽アイゼンつけて登る。
ここは落石ゴロゴロ転がっててビクビク物。ガスが濃くルートキープが難しい。雪渓を登り詰めたところから登山道への道が分からぬ。ちょうど居合わせたソロ男性、男女パーティーと道を探し、女性の方がルート見つけてくださって無事復帰できた。ありがとうございました。
その後も真っ白けの山道を泣きながら登り、10時頃何とか御室の山小屋に辿り着く。途端に人が増えて賑やかになる。デポしたザックがズラッと並んでて壮観。ワタクシもデポしようかと思ったが、面倒なのでそのまま進む。
・・・デポすべきだったよね。ここからは完全に岩場コース。慌ててストックをしまって泣きながら登る。鳥海山、登り始めは緩やかですが最後はドSでした。岩場が一度暗くて狭い下りルートになった時が最高潮でしたな。何とか抜けて10時30分頃無事登頂。山頂は狭いが、ちょうど人がいない時間に当たったので少しゆっくりする。この頃からガスが薄くなり、時折遠方も見えたりして独りで奇声を上げる。
御室に戻りランチパックを食す。時々ガスがさーっと晴れて外輪山が見えたりした。やっぱあのコースは晴れの日に行くべきだねと捨てセリフを残して千蛇谷を下る。雪渓の取り付きに登山道整備されてる方がいらっしゃった。ありがたいありがたい。
下りはもう足が売り切れてグダグダであった。やっぱ噂通りのタフコース。15時過ぎに何とか無事下山したけど、次は上で泊まりたい。次?いつ?どうやって来るの??
今年で百名山は終わらせますか?記念すべき百座目はきっとあそこ!と密かに予想してます笑
6月なら真夏ほど暑くないし余裕っしょとか思ってたのですが,この日の下界は30℃越え,帰路の賽の河原から下は灼熱地獄でフラフラでした。でもまあ,そこから上はそれほどでもなかったというか,ずっとウィンドブレーカー羽織ったままでしたな。辛かった。もう二度と嫌だけど明日にでももう一度行きたい。
百名山,今年中に登れるところはすべて終わらすべく10月までの予定を組んでおります。ただ,草津白根山は無理なので,此処だけは残りますね。早く火山活動収まって規制解除されないかなあ。
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