磐梯山

2025年06月22日(日) [日帰り]

• GPS: 08:27
• 距離: 11.6km
• 登り: 955m
• 下り: 953m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 1:29
• 合計: 8:22

距離 11.6km 登り 955m 下り 953m

6:55 スタート地点
7:07 7:08 八方台登山口
7:49 裏磐梯スキー場分岐
8:08 丸山下
8:31 8:32 銅沼
8:45 8:47 裏磐梯ゲレンデトップ
8:50 噴火口分岐
9:20 火口原分岐
9:50 イエローフォール
10:23 10:25 櫛ヶ峰分岐
10:54 三合目分岐
11:17 11:18 黄金清水
11:23 お花畑東分岐
11:37 11:39 弘法清水
12:03 12:36 磐梯山
12:56 13:40 弘法清水
13:42 13:43 お花畑東分岐
13:55 13:56 弘法清水分岐
14:41 裏磐梯スキー場分岐
15:12 15:18 八方台登山口
15:22 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

【アクセス】
※土湯・裏磐梯方面からのアクセス
①国道115号線を土湯から猪苗代方面へ進み、国道459号線へ右折。(ドライブイン高森の辺りからレークラインに入る行き方もあるが、国道459号線を通った方がやや早い。景色はレークラインの方が良い)
②国道459号線を進み、裏磐梯エリアへ
③裏磐梯エリアを過ぎ、県道64号線(ゴールドライン)へ左折(会津若松・ゴールドラインの標識あり)
④県道64号線(ゴールドライン)を進むと左側に八方台登山口駐車場があり、その先に第2駐車場があります。
⑤八方台登山口は第1駐車場から道路を挟んで向かい側にあります

【駐車場】
八方台登山口第1駐車場は早い時間に満車になったようです。
登山口から少し離れた第2駐車場は7時前の時点で8割ほど空いてました。

【トイレ】
・八方台口駐車場に水洗トイレがあります
・弘法清水に携帯トイレブースあり。（例年、2箇所の小屋両方に設置されていますが今年は弘法清水小屋のみ開いており、岡部小屋は営業してませんでした）
・携帯トイレは小屋で購入可能

【携帯電話電波状況】
キャリア:au
登山口付近…通話可能
登山道…確認してないので不明

【天候】
●登山口で気温19度
●快晴
●稜線上はやや風が強い

【コース状況】
［八方台登山口～中の湯跡～銅沼～爆裂火口原・爆裂火口壁～櫛ヶ峰鞍部］
●全般的に歩きやすい登山道
●アブ、ブヨや蚊、メマトイなどは気になりませんでした。（蚊取り線香かオニヤンマ君、虫除けスプレーのおかげかも）
●八方台登山口から中の湯跡まで美しい若いブナ林を歩きます
●中の湯から銅沼までは広葉樹とシダ類が生い茂る原生林を歩きます
●火口原の川上コースとの合流部は迷いやすいと言われていますが、トラロープとペンキを辿れば大丈夫。下山に使う方はご注意ください
●爆裂火口壁は稜線に出るまで急登が続きます

［櫛ヶ峰鞍部～磐梯山山頂］
●櫛ヶ峰鞍部から天狗岩までなだらかな稜線歩き。バンダイクワガタがたくさん咲いてます
●櫛ヶ峰は立ち入り禁止になってます。(国立公園内の特別保護区であり、登山道以外は立ち入り禁止。時々、自己責任という暴論を掲げて無責任な方が立ち入ってる記録を見ますがならぬものはならぬのです)
●弘法清水から磐梯山山頂までは登山道が狭く、登る方と下る方がすれ違いが大変で混雑時は渋滞します
●磐梯山山頂にもバンダイクワガタが群生してます

［磐梯山山頂～八方台登山口(八方台コース)］
●おそらく磐梯山の全コースの中で最も歩きやすいコース
●危険箇所もなく、登山道は明確なので迷う心配もありません

【水場】
・山頂直下の弘法清水
・櫛ヶ峰鞍部から弘法清水へ向かう途中に黄金清水

【温泉】
中ノ沢温泉　花見屋旅館
日帰り入浴　時間帯　10:00～18:00
（繁忙期、又はその日の混雑状況により早めに終了する場合があります。）
料金　700円
https://hanamiya-nakanosawa.com

★レイヤリング・装備
・tops: finetrack drylayer+T-shirt
・ミドルレイヤー:TNF ハーフジップ(未着用)
・レインウェア:TNF crime right JKT(未着用)
・pants:Patagonia テルボンヌジョガーズ
・靴下:ICE breaker ハイクライト
・靴:TNF Vectiv Fastpack Mid FUTURELIGHT
・ザック:TNF FP25

写真

八方台の第1駐車場は満車だったので、少し離れた第2駐車場へ駐車

まだ余裕はありました

6/22 7:02

八方台第1駐車場はトイレ完備

八方台登山口第1駐車場は満車です

6/22 7:07

今日は八方台登山口から銅沼に抜けて、爆裂火口原を通り、爆裂火口壁を登る
櫛ヶ峰鞍部から稜線を歩き、磐梯山山頂へ至るルートで歩きます

6/22 7:29

この美しいブナ林の中を歩くために八方台から歩きました。
1888年の噴火の際、噴石などで薙ぎ倒されたブナ林。僅かに残ったブナが種を蒔き、芽が開き、ここまで成長したそうです
なので、このブナ林は樹齢100年程度のブナが多い。

6/22 7:11

黒く大きいブナがおそらく噴火の際に生き残った親木の一本。

6/22 7:31

マイヅルソウは影が綺麗

6/22 7:35

中の湯跡到着
ここから先、花がたくさん咲いてました

6/22 7:45

磐梯山は意外と花の山

6/22 7:47

中の湯跡を過ぎて、すぐの湿地帯に群落するミツガシワ

6/22 7:59

『コケイラン咲いてたよ』って教えてもらい、探したけど見つけられず…と思ってたら、いつの間にか撮ってました

6/22 8:18

ノビネチドリという花らしい

6/22 8:19

咲き始めのベニバナイチヤクソウ

6/22 8:25

花を楽しんだ後は銅沼に向かいます

6/22 8:26

爆裂火口の東壁が見えてきました

6/22 8:34

銅沼(あかぬま)到着
ここからの景色も外したくない

6/22 8:45

登山道をアサギマダラが飛びますが、なかなか写真を撮らせてくれず、やっと撮れた一枚

6/22 8:46

スキー場ゲレンデトップから檜原湖が近くに見える

6/22 8:55

シダ類が生い茂る原生林を歩き、火口原へ向かいます

6/22 9:12

圧倒的な火口壁の存在感

6/22 9:19

火口原から火口壁南壁へ向かいます
ここから火口壁を見ると

6/22 9:27

爆裂火口の急登を登ります

6/22 9:56

急なところはU字型の手すりがあります

6/22 10:25

稜線に出るとアズマギクが出迎えてくれました

6/22 10:27

バンダイクワガタもたくさん咲いてます

6/22 10:34

天狗岩が見えてきました

6/22 10:40

すごく小さい花です
バンダイクワガタのために今日は100ミリマクロ

6/22 10:44

何枚も撮っちゃいます
先に進めない

6/22 10:49

振り返ると櫛ヶ峰

6/22 10:52

なんという花でしょう
調べてもよく分からず…

6/22 11:07

ハクサンチドリも満開

6/22 11:08

ウラジロヨウラクも鮮やかに咲いてます

6/22 11:22

ハクサンチドリの小群落も

6/22 11:26

こちら方面からの天狗岩

6/22 11:27

ミヤマオダマキが綺麗に咲いてます

6/22 11:29

弘法清水到着！
弘法清水にある二つの小屋のうち、弘法清水小屋だけが開いてました。
この日は岡部小屋はお休み

6/22 11:38

美味しい弘法清水で喉を潤して、山頂へ向かいます

6/22 11:45

弘法清水から磐梯山山頂までは少し狭い道を登っていきます
それほどの距離ではありませんが、混雑時は渋滞します

6/22 12:10

磐梯山山頂到着！

6/22 12:12

猪苗代湖✨

6/22 12:15

山頂にもバンダイクワガタ

6/22 12:16

背景にはハクサンチドリ

6/22 12:16

こちらが前の写真の背景に写ってるハクサンチドリ

6/22 12:20

山頂のお社

6/22 12:22

6/22 12:24

6/22 12:32

ミヤマキンバイも咲いてます

6/22 13:35

写真中央のドアが携帯トイレブース
弘法清水小屋で携帯トイレを購入して、トイレブースを利用するシステム
携帯トイレは持ち帰り、登山口にある回収ボックスで回収

6/22 13:45

初めて見る花はグンナイフウロ

6/22 14:06

ズダヤクシュが咲き始めてました

6/22 15:06

八方台コースのブナ林に癒されながら下山
どの季節に来ても楽しい磐梯山
最近は冬に来ることが多かったので、久しぶりにこの良き季節に来れて大満足でした。

撮影機器：

Canon EOS 6D Mark II Canon

iPhone 12 Apple

感想

Sugar_69

福島の山友達と一緒に久しぶりのバンダイクワガタの時期の磐梯山へ

八方台から若いブナ林とマザーツリー、中の湯跡を経由して、銅沼を眺め、爆裂火口原へ。
爆裂壁を登り、櫛ヶ峰から磐梯山へ続く稜線を歩くという裏磐梯の良いところを全て網羅するルートで歩いてきました

ご一緒した山友達も満足してくれて、素晴らしい山歩きになりました