西根川支流小白沢遡行、大沢高森山・トヤノ山・山椒山


- GPS
- 05:19
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 826m
- 下り
- 819m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日は早起きして二岐川から大白森山でも登ろうかと思っていたが、毎度の寝坊。二岐川を考えていたせいでガチャの要らない簡単な沢歩きをしたい気分だったし、まだ釣り道具や遊漁券の準備をしていないのに釣りができる沢に行くのも勿体ないので小白沢を選ぶ。
私は大宮市出身なので小学5年の林間学校と中学2年のスキー教室は舘岩少年自然の家を拠点に体験したのだが、その林間学校の選択メニュー「源流探検」で訪れたのがこの小白沢(永年禁漁)である。私はおマセなガキだったので、一般縦走の経験もロクに無い当時から早出川や室谷川源流域の写真を雑誌で見、そういった山行に興味を抱いていた(それらの流域が沢登りの中でも相当高難度な部類であることを知るのはずっと先の話)。だからこの源流探検には大層期待して臨み、期待通り面白かった記憶がある。実に20年振りの再訪。
入溪するには自然の家の敷地を通るが、関係者以外立入禁止の標識があるし、休日なのに林間学校の真っ最中だったのでコソコソ迂回しながら歩く(OBだし一応現役の関係者でもあるのだが)。
沢は小学生が運動靴で遡行できるレベル、それでいてナメが美しく、禁漁なのでイワナの観察にも良い。誂えたような林間学校向きの沢と言える。ガチャ類は歩荷トレを兼ねてザックに入れはしたが、沢靴とヘルメット以外は装備しないまま歩く。
林間学校のコースを終えてもコンター930三俣までは美溪が続く。その先は土砂と枝条が詰まったチョロチョロの窪を延々詰めるので暑くて参る。
せっかくなので大沢高森山を目標地点としたが、展望は無い。三角点も見つからなかった。稜線はたまに獣道が現れるが基本的に笹薮で、ブナ・ミズナラ・ネズコの巨木がアクセントとなる。藪は軽く漕ぐだけで進むのに大して支障は無い。1160ジャンクションピーク(地形図に標高表示無し)と、1152.8三角点の付近だけ濃いめのリョウブ灌木藪。ジャンクションピークでは間違えて支尾根を少し降りてしまったのでトラバースで復帰。1152.8三角点の少し北には登れない大岩があり、ここでも少しトラバース。
1135高地(トヤノ山)で林間学校の登山コースに合流。ここも20年前に歩いた所だが、刈払されておらず最近は歩かれていない模様。道の踏まれ具合からして、イマドキの林間学校では前山しか登らないのだろうか。安全管理に五月蝿いご時世で生徒がかわいそうだ。20年前は前山・山椒山・トヤノ山(この山の名前は今回初めて知った)・トトロ山(トヤノ山から西に伸びる破線上の980mピークで、恐らく自然の家関係者による通称。縦走路中で最も展望が開けていたような気がする)を縦走し、一部ギブアップした生徒は前山からエスケープした。今回は未踏であったそのエスケープルートを下山に利用した。
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