栗子山塊。摺上川支流中津川源流

- GPS
- 15:12
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 931m
- 下り
- 926m
コースタイム
- 山行
- 11:38
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 12:29
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:43
天候 | 二日間晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチ 車止め地点より林道を17号橋まで歩く、橋から右岸を杉林を少し下り川がカーブした所の河原を幕営地とする 中津川本流 17号橋から林道を進み林道が藪化して来たので625mで入渓、河原をしばらく歩くき3mの滝を右岸から越え更に河原を歩くと685m二俣が右俣3m左俣15mの滝で出合う。ここから本格的な遡行が始まる、右俣3mの滝を右岸から越えると小滝が連続するが倒木が目立ち景観を損なっている、次に両岸が狭まりゴルジュの中に滝が続くがここも倒木が数カ所有った、ゴルジュの中を登ると750m地形図に有る滝マークの滝が二条5mで出合う右岸から高巻くとその上が30mの開けた滑滝になっている、右岸を登るが抜け口ヌメッテおり最後は灌木を頼りに落ち口に上がる、すぐ上に10mの滑滝、滑や滑滝が数本続き800mで二つ目の滝マークの滝20mが出合う、立派な滝なのだが下3分の1が倒木で覆われている、直登は難しそうなので左岸高巻きで落ち口へ、また滑や滝が続き855mで右岸から支流が出合う、右俣本流に進む。875mは地形図で三俣になっているがはっきりしない、水量の多い左俣に進む、岩床の細い沢になり小滝を数本越え最後に藪の斜面を登り切ると1085mで樹林の尾根に上がる。 直ぐに尾根を越え反対側に斜面を下り左俣の沢形に入る、下り続けると谷は深まり流水も増える、数本小滝が有った。845mで右岸から支流が流入、沢幅が広がりいい感じの滝が多段のものも含め七本で出る、10mを越えるものも何本か有ったがどれもクライムダウンや巻きで下り最後に15mの滝は左岸を巻き下り685m二俣に到着、左俣もやはり倒木が目立った。後は来た時と同じルートで沢を下り林道に上がり脱渓、幕営地に戻る。 右俣、左俣共に明るく開けた沢で水量豊富、ヌメリが結構あった、倒木さえ無ければという所が何カ所もあり残念だが中津川源流の風格は十分あったと思う。 二日目 林道を歩き駐車地点に戻る。 |
写真
感想
栗子山塊、摺上川支流中津川源流を遡行する。
中津川流域に初めて入山したのは2013年4月雪の尾根を登り七ツ森に登った、沢登は2022年6月支流の秋道沢を遡行する。
沢に入って4年目毎年右岸支流を登り続けてきたが最奥の中津川源流への思いは募るばかりで中々到達出来ない、理由の一つはアプローチの遠さである、675m奥の二俣まで林道が有るが国道399号から中津川を渡る橋にゲートが有り車両通行止めである、更に中津川沿いの林道の入口にもゲートが有る、それを開けて侵入しても落石と倒木の為奥には進めない。駐車地点はこの手前で軽自動車でやっと回転出来るスペースの路肩に止める、そこから徒歩で今回幕営地となった17号橋の先まで歩き林道が藪化して進めなくなった所で中津川に降り河原を歩いて両方滝で出合う奥の二俣まで約4時間やっと本格的な遡行が始まる。
今回のコースは右俣を登り左俣を下る、沢は好天も手伝い明るく開けた印象で特に難しい所もなく遡行を楽しめた、ただし倒木が目立ち景観を損ねる部分もありちょっと残念。19時過ぎに幕営地に戻った時は疲れ果てたが充実感が有った、発泡酒、日本酒、白石温麺とアルファ米の五目御飯で腹を満たし焚火を楽しむ事もなく横になる。疲れすぎてよく眠れず夜中に寒さを感じシュラフカバーの上からツエルトを被る。
二日目は左岸支流を遡行する予定だったが余力無く下山する事にする、早朝より昨夜出来なかった焚火を楽しみ朝食後まったり時間を過ごし名残惜しい幕営地を後にする。林道を歩き始めると63歳の自分より先輩だと思はれる男性単独行に会う、話をすると奥の支流にある秘密の場所に蕨を取りに行くという、少し話をして別れる、元気な方だ。更に下ると川の中に釣り人を3人見かけた(放射線の為栗子山塊福島側は禁漁だが結構釣り人を見かける)、奥まで行く人は少ないが中流まで入る人はいるようだ。無事駐車地点に戻り早めに帰路につく。
今後の課題としては幕営地点の下流より豪士山に突き上げる支流をいつか遡行してみたいと思う。
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