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Yamareco

記録ID: 8355462
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

権現岳。観音平から時計回り周回。クマ遭遇、見つめ合い後突進されるも助かる。体調やや不良に追討ちでした

2025年06月29日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:16
距離
13.3km
登り
1,490m
下り
1,489m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:31
休憩
0:45
合計
7:16
距離 13.3km 登り 1,490m 下り 1,489m
4:39
47
5:26
32
5:58
69
7:07
7:16
17
7:33
7:34
28
8:02
8:03
22
8:25
8:26
17
8:43
8:46
8
8:54
4
8:58
8:59
4
9:03
9:31
32
10:03
10:04
2
10:06
34
10:40
8
10:48
41
11:55
天候 晴のち山中曇り気味・山麓晴
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音平第1駐車場。午前4時20分時点で8台くらい空あり。午前5時で最後の1台だった(山中会話)とのこと。土曜よりは空いている?下山時路駐も朝よりは駐車場寄りまででした
コース状況/
危険箇所等
八ヶ岳歩道でクマに遭遇しました。ご注意を!!
編笠山中腹までは良路、それ以降は石混じりやや急登、山頂付近は岩々、青春小屋までの下りはやや急下石混じり、最後は数メートル大の岩上をつないで下りる、ギボシまでは最初は良路も次第に岩を3点支持で上る感じに、所々鎖ありだがなくとも手がかりあり、足元もしっかり支えられる広さあり(冬に来たときは東ギボシのやせ尾根が怖かったが雪なしだと違った)、権現岳、三ツ頭までは岩上歩きが多いが危険なし、ハイマツ帯で偽道2箇所?(1箇所で間違った)、八ヶ岳歩道分岐までは所々石混じりで歩きにくいが危険なし、八ヶ岳歩道は良路だが最後の観音平への登り返し(50メートルくらい?)が消耗した体にはキツい(他の方のレコどおりでした)
登山口。ポストがふたつ??
登山口。ポストがふたつ??
視界が開けると千丈、甲斐駒、北岳、鳳凰三山が迎えてくれます
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視界が開けると千丈、甲斐駒、北岳、鳳凰三山が迎えてくれます
編笠山山頂。目指す権現・ギボシの左には赤岳、阿弥陀
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編笠山山頂。目指す権現・ギボシの左には赤岳、阿弥陀
360度の展望。代表で穂高、槍
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360度の展望。代表で穂高、槍
富士山も頭を出してます
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富士山も頭を出してます
下ると青春小屋が見えてきます。バックのギボシが格好良い
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下ると青春小屋が見えてきます。バックのギボシが格好良い
ミヤマオダマキ。早くも咲いてます
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ミヤマオダマキ。早くも咲いてます
ツガザクラ?
チングルマ?
編笠山が低くなってきました。向こうに南ア
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編笠山が低くなってきました。向こうに南ア
東ギボシへの岩登り。空が綺麗です
東ギボシへの岩登り。空が綺麗です
東ギボシ
シャクも咲いてます
シャクも咲いてます
コイワカガミ群落
コイワカガミ群落
ギボシの雄姿
権現岳山頂銘板
山頂岩の向こう(赤岳方面)は東から霧が駆け上ってきてます(ここもですが)
山頂岩の向こう(赤岳方面)は東から霧が駆け上ってきてます(ここもですが)
イワベンケイと???
イワベンケイと???
ゴゼンタ
八ヶ岳遊歩道。クマが出たところは笹藪がもっと高くなってました
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八ヶ岳遊歩道。クマが出たところは笹藪がもっと高くなってました
観音平駐車場脇のノバラ?
観音平駐車場脇のノバラ?

感想

クマに出会ってしまいました。何とか無事でしたが、後述します。私はクマ鈴がうるさくて嫌い、滅多につけません(人が先ずはいないというところのみ)が、今後は他の方に若干迷惑をかけますがつけようかと思います。幌尻岳に登ったときに準備したクマスプレーも持ち歩こうか悩んでますが、今回の経験からは持っていても使うのは難しいかなとも思います。

今日は、暑いので高度のあるところで近場ということで観音平から編笠、ギボシ、権現周回を選択。レコでは駐車場が埋まるのが早いとのことで朝4時半到着を期して4時20分着、まだ何台か駐められる感じでしたが、午前1時20分起きのせいか体調がやや不良、風邪をひいたときに似て頭がすっきりしません、「ふらふら」ではないですが「ふら」くらい。編笠山山頂ではカメラを持ちながら移動しようとしたらコケ、それ以外にも何でもないところで2度コケ、ギボシの岩場では慎重に息を整えゆっくりとに努めました。ちょっと無理をしましたが、雪の時期に来て以来2度目のギボシ・権現は良かったです。ということで不調気味で疲れが何時もより溜まってるな、もう少しでやっと下山だというところでクマと出会ってしまいました。

以下クマとの遭遇についてです。
遭遇は、八ヶ岳横断歩道上で、ルート図で逆V字型になるところの頂点から少し下ったところ、緩やかな下りで、進行方向に向かって右が下がり斜面、左が登り斜面、両側ともに高さ1メートルくらいの笹に覆われているところです。1人で歩っていると右に気配を感じ、立ち止まり右を向くと、2メートルほど先に体高1メートル程度のクマ1頭がおり、笹を通して目が合いました。怖い目ではなかったです。私は硬直気味になり、「どうしようか、静かに後に行くといっても山道の幅は狭いし、横に行くのか、そうすると右へ登り気味に行かないと、でもクマはやや右側だし」などと思っている(極短時間)と、クマが私の方に進もうとしていると感じ、咄嗟に私の体は下り方向に動きました。その瞬間クマは前に走り出し、私は拙いなとは思ったのですが、思わずそのまま下り方向に走っていました。クマは私の後をザザッと音を立てて横切りました。走りながら、私の後にはクマの気配はなく、走る音は小さくなったような気がしました。道は段差が小さい木段で長くは走れず2、30メートルくらいでやや足をくじき気味に止まらざるを得ませんでした。息を弾ませながら周りを見ると左の笹藪の向こう、1.5メートルほどのところクマがおり、また目が合いました。クマも息が乱れ息音が聞こえます。目は怖くないですが、クマの気持ちは分かりません。また前に出そうな気配があったので、大きく見せるしかないと考え、両手を大の字気味に上げ、手を開き、クマを見ながら「うわあああああああっ」と叫びました。するとクマは驚いたのか、身を翻し斜面を走って登り始めました、それを見ながら、《戻ってくるな》と願いながら、「うおおおおおおおおっ」「うわああああああっ」と何度か叫んでいるうちにどんどん上に駆けて行き見えなくなりました。後は笛を吹きながら急いで観音平方向へ向かいます。足首が痛くスピードが上がりませんし、笛で息が切れます。そして嫌な最後の登坂、何とか観音平に無事着きました。後続の方に聞くとクマの気配もなかったようでホッとしました。思えば、若グマで、好奇心から近寄ってきたのかもしれません。書いている今も良かった助かったなあと改めて運に感謝しています。どうするのがベストだったのか、知見がある方がいれば教示ください。私もですが、他の方の参考にもなると思います。よろしくお願いします。

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利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
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体力レベル
5/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
編笠岳・権現岳(観音平駐車場から周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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