飯豊山（御池野営場から往復）

2025年06月28日(土) 〜 2025年06月29日(日)

• GPS: 17:01
• 距離: 22.0km
• 登り: 2,094m
• 下り: 2,094m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:32
• 休憩: 0:31
• 合計: 7:03

距離 7.8km 登り 1,362m 下り 155m

9:39 御沢野営場
9:47 御沢登山口
10:24 10:25 下十五里
10:45 中十五里
11:14 11:19 上十五里
11:42 11:43 笹平
12:01 12:02 横峰
12:23 12:37 峰秀水
12:48 12:49 地蔵山西分岐
13:29 13:30 剣ヶ峰
13:44 剣ヶ峰の水場
14:05 14:16 三国岳避難小屋(三国小屋)
15:32 七森
16:09 種蒔山
16:32 種蒔雪渓
16:40 切合・種蒔山分れ
16:47 切合小屋

2日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:36

距離 14.3km 登り 731m 下り 1,939m

16:47 切合小屋
4:47 草履塚
5:00 姥権現
5:04 5:05 御秘所
5:19 5:20 御前坂下
5:43 5:44 一ノ王子
5:49 5:55 本山小屋
6:09 6:18 飯豊山
6:32 6:33 本山小屋
6:38 一ノ王子
6:57 御前坂下
7:13 7:14 御秘所
7:19 姥権現
7:35 草履塚
8:04 8:56 切合小屋
9:00 9:01 切合・種蒔山分れ
9:11 9:12 種蒔雪渓
9:23 9:24 種蒔山
9:47 七森
10:31 10:37 三国岳避難小屋(三国小屋)
10:43 10:44 剣ヶ峰の水場
10:55 剣ヶ峰
11:29 地蔵山西分岐
11:45 11:51 峰秀水
12:06 12:07 横峰
12:21 笹平
12:38 12:55 上十五里
13:10 中十五里
13:22 13:23 下十五里
13:46 御沢登山口
13:54 御沢野営場
13:55 ゴール地点

天候

2日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

名古屋から郡山
名鉄バスの夜行バス利用
郡山から御池野営場往復
レンタカー

コース状況／危険箇所等

登山口から地蔵岳西分岐まで
樹林帯歩き。下十五里から横峰まで約500m置きにポイントがありペースが掴みやすい。横峰と地蔵岳西分岐の間に現在唯一の水場があります。冷たく冷えていて美味しい。

地蔵岳西分岐から三国岳避難小屋まで
前半は整備された道。後半、岩場登り。鎖場もある。

三国岳避難小屋から切合小屋まで
尾根をトラバースしながら進む。岩の多い歩きにくい道が続く。暑い中、時より雪渓を抜けた涼しい風が抜ける。
6月29日現在、種蒔から先に三ヶ所トラバースする雪渓が残っている。
最初の雪渓
ツボで歩けるかと
2番目の雪渓
斜面をトラバースするが、切合小屋側がかなり下にありかなりの斜度のある雪面を降らなくてはいけなくなる。ツボは無理だと思う。チェンスパよりアイゼン。軽アイゼンより10本爪以上をお勧めします。
3番目の雪渓
ツボで行けると思うが2番目と距離も近いので付けたまま行くことをお勧めします。

切合小屋から本山小屋
切合小屋から少し進むと大きな雪渓。場所により斜度があるのでここもアイゼンが欲しい。降りはフラットスポッティングでの歩行が必要かと。雪山講習受講経験があると良いかと。
大きな雪渓の後は雪渓はありません。姥権現（コル）を過ぎた後岩場の難所が続く。本山小屋前の急登が最後の試練

本山小屋から山頂まで
ご褒美の絶景を見ながらのビクトリーロード。緩やかな稜線歩き。

基本的として、この季節の晴れた日は暑い。そしてコースが長げえ。

その他周辺情報

下山後、いいでの湯で入浴。山バッチも売ってました。

写真

6/28 6:55

名古屋発郡山着の夜行バス。定時7時30分着だが早く着いた。

6/28 6:56

郡山駅前。既に7時近くなので人出もちらほら

6/28 9:35

レンタカー（トヨタカーシェア）を30分前倒しに変更して御池野営場に向かう。到着時にはほぼ満車

6/28 9:36

御池野営場。人の気配がない

6/28 9:39

駐車場すぐ近くの林道入り口。ここを進む

6/28 9:40

長い林道

6/28 9:47

登山口着

6/28 9:53

最初だけ緩やかな登り

6/28 10:25

下十五里。暑い

6/28 10:45

中十五里。ここも暑い

6/28 11:07

上十五里。やっぱり暑い。ここで休憩する。

6/28 11:43

笹平。登山口から下十五里まで距離700m、そこから横峰まで500mか600m間隔

6/28 11:56

飯豊山と言えば溝の様に削られた山道と勝手に思っていました。やはりちょいちょいこんな道出てきます。

6/28 11:58

横峰着。

6/28 12:02

この辺から所々高速道路の様な綺麗に整備された道が出てくる。

6/28 12:24

地蔵岳前の水場。冷たくて美味しい。今夜の食事用と明日の山行用に2L追加。重い。

6/28 12:48

地蔵岳西分岐。しんどくて地蔵岳には寄らず。

6/28 12:55

高速道路の様な道と次のターゲット、三国岳

6/28 13:04

ヒメサユリ

6/28 13:07

三国岳前から岩登りが始まる

6/28 13:19

乗り越えても更に続く岩道。この辺から樹林帯を抜けたせいで太陽の陽がジリジリと照りつける。

6/28 13:32

剣ヶ峰。この辺から休み休み登っている年配の方に教えて貰いながら進む。帰路知ったのですが三国岳の小屋番さんでした。ありがとうございます。

6/28 13:42

岩の稜線。ここを登る

6/28 13:43

謎の水場案内。多分ない気がする

6/28 13:52

三国岳避難小屋。ここで休憩。暑い

6/28 13:53

中の様子

6/28 13:54

2階もある様です

6/28 14:11

切合小屋へ向かいます。雪渓から抜けてくる風がひんやりして気持ちいい

6/28 14:20

大日ヶ岳が見えてきた。

6/28 14:20

山名同定

6/28 14:32

途中でハシゴと鎖。上のハシゴに左の鎖を使う様赤でスプレーが振ってあった。

6/28 14:41

ニッコウキスゲ。今年初めて見ました。

6/28 15:04

途中の岩場で心が折れかかりコーヒーブレイクをとる。

6/28 15:21

本山小屋がちらり

6/28 15:30

雪渓がタウシュベツ川橋梁の様に見える

6/28 15:38

ヒメサユリの群生

6/28 15:45

あと少しで切合小屋の筈なのに中々進まない。暑い。絶望感一杯の中、目の前に岩場がくる。心がぼきぼきに折れ岩場の前でやる気が起きるまで大休憩。

6/28 15:56

なんとなく前に進まないと小屋につけない気がするので嫌々進む。

6/28 16:05

岩場を抜けると高速道路。このまま続くといいなあ。この辺りから陽も翳り少し涼しくなる。

6/28 16:06

種蒔着。先に雪渓が見える。ああ、ヤダヤダ。

6/28 16:08

雪渓1ツボで押し切る。

6/28 16:11

本山小屋と飯豊山山頂が見えてきた。

6/28 16:17

雪渓2。真っ直ぐ進んでも道の続きが見つからない。後ろからきた方に道が見つからないと相談すると下の方かもと教えてもらう。途中でアイゼン付けて薮際に降りて登山道まで薮際を降りる。

6/28 16:40

切合・種蒔分岐

6/28 16:42

ヒメサユリの群生。

6/28 16:46

切合小屋着。小屋に入れないかなあと思い中を覗くとほぼ満員。後から来る人もいるだろうからやっぱりテントを張ることに。

6/28 16:47

テント場。既に3張り張ってあった。

6/28 17:12

テント代。テント場で他の登山者さん（テン泊者でない）にテント代は管理人さんがいないから払わなくていいと言われたが、なんか腑に落ちず避難小屋の協力費の箱にテント代入れておく。

6/28 17:15

設営完了。

6/28 18:32

夕食。尾西の白米にアマノフーズのカレーをぶっ込む

6/28 18:40

飯豊山山頂方向

6/28 18:40

日没。

6/28 18:40

山名同定

6/29 3:43

翌朝、3時30分起床。外を見るとほのかに明るい。慌てて朝食の準備

6/29 4:07

大日岳。朝4時でヘッデン不要。東北の朝は早い

6/29 4:07

私のテントと飯豊山

6/29 4:18

切合小屋を進むと今回最大の雪渓登場。アイゼン着用。どこに向かうかわからんのでヤマレコのマップを確認して進む。

6/29 4:22

雪渓登りの途中、日出

6/29 4:32

雪渓から

6/29 4:38

取り着く道が見えてきた。

6/29 4:41

雪渓通過。長かった。

6/29 4:41

ここから先は雪渓は無かった。

6/29 4:44

草履塚

6/29 4:44

本山小屋と後ろは飯豊山

6/29 4:55

ミヤマウスユキ草？

6/29 5:00

婆権現

6/29 5:00

婆権現らしい

6/29 5:06

コルからの登り返し。岩場が出てくる

6/29 5:17

ミヤマウスユキ草？の群生

6/29 5:19

御前坂。この後の登りがしんどかった。この辺りで本山小屋からの下山組とすれ違いが多くなり譲り合いで時間を食う。

6/29 5:43

本山小屋のテン場。一ノ王子と言うらしい。

6/29 5:47

本山小屋着

6/29 5:52

たまたま小屋番さんが外で作業していたので、営業前のダメ元で山バッチとコーラ買えるか伺ってみるといいですよ、との事。山バッチゲット。嬉しい。山バッチはヒメサユリとシラネアオイ？の二択。

6/29 5:56

小屋の後ろから飯豊山山頂を目指す。想像以上の絵に描いたような稜線の道。最高のビクトリーロードでした。

6/29 5:58

飯豊山の右側の山々

6/29 5:58

山名同定

6/29 5:58

飯豊山左側

6/29 5:58

山名同定

6/29 5:58

大日岳方向

6/29 5:58

山名同定

6/29 5:58

遠くの山も見える。

6/29 5:59

ビクトリーロード

6/29 6:09

百名山89座目。飯豊山登頂。山頂独り占めと思っていたが岩陰で食事をしている人がいた。

6/29 6:14

大日岳方向の道。このまま歩きたくなる。

6/29 6:23

チングルマ

6/29 6:32

小屋に戻ってきたらベンチが増えてる

6/29 6:32

本山小屋

6/29 6:33

テント場方向の眺め。切合小屋に戻ります。

6/29 7:09

途中の岩岩ゾーン。これだけ長いルートにこんな岩場が出てくるとしんどくなる

6/29 7:19

高速道路

6/29 7:37

切合小屋前の雪渓。アイゼン装着。フラットスポッティングで降りる。

6/29 8:04

切合小屋着

6/29 8:05

たんぽぽが一杯咲いていた。

6/29 8:11

テント撤収開始。

6/29 8:33

テント撤収完了

6/29 8:55

30分でテント撤収。その後小屋の前のベンチでコーヒーを淹れて30分程休憩。その後気合いを入れ直して出発。切合小屋さんお世話になりました。

6/29 8:58

ヒメサユリロード

6/29 9:15

雪渓2。アイゼン使用。斜面にステップが刻んであったので有り難く使わせてもらう。写真は斜面を乗り越えたあと。

6/29 9:38

ニッコウキスゲ

6/29 9:52

先週の大朝日岳から投入したオニヤンマくん。蚊や小蠅には全くきないがブユは寄ってこない気がする。毎年この時期は山に行くたびにブユに刺されるが今年はゼロ。

6/29 10:34

三国岳避難小屋。小休止。暑い。

6/29 11:16

三国岳、地蔵岳間の岩場をクリア。この岩場から先は優しい道。しかし暑い。

6/29 11:29

地蔵岳西分岐。この先の水場で何杯もペットボトルで水をガバ飲み。本当に命の水でした。（なのに写真を撮り忘れた。）

6/29 12:05

高速道路

6/29 12:12

ギンリョウソウ

6/29 12:39

上十五里。ここで休憩

6/29 13:46

登山口に戻ってきました。

6/29 13:54

登山口から御沢野営場まで長い林道を抜けて駐車場着。

6/29 14:20

帰路、途中にあったいいでの湯に入る。

6/29 15:42

喜多方ラーメンが食べたくなり坂内食堂で肉そば購入。

6/29 16:36

帰路、磐梯山サービスエリアから磐梯山を望む

6/29 17:41

郡山駅着。19時の新幹線で東京経由で名古屋に帰ります。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max Apple

感想

サトシ

前の週に大朝日岳を小屋泊で泊まり、6月の山形の2千メートル級の山は暑くて地獄の様だと学んだ筈なのだが、つい百名山更新を狙い飯豊山テント泊登山を決行。大朝日岳より長いコースタイム、小屋泊ではなくテン泊装備等不安な要素が多く、なんとか期待できるのが天気予報が薄曇りとなっていて暑くはないのかなと思っていた。これもいざ、当日になると理想的な見事な晴。写真映えするが汗が止まらない。ペースが上がらない。山頂付近の景色はご褒美でしたがキツイ山行になりました。