断崖絶壁の八海山、エスケープルートのトラバース道も残雪で危険でした

2025年06月29日(日) [日帰り]

• GPS: 09:12
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,948m
• 下り: 1,967m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 2:18
• 合計: 9:13

距離 17.5km 登り 1,948m 下り 1,967m

4:52 八海山おおくらの森駐車場
4:59 5:04 大倉口登山口
7:23 7:34 大倉口分岐
7:49 7:50 漕池
8:03 8:07 女人堂
8:17 8:23 祓川
8:42 8:46 八海山（薬師岳）
8:51 8:55 千本檜小屋
8:57 9:07 地蔵岳
9:09 9:16 不動岳
9:39 9:58 八海山（大日岳）
10:01 八ツ峰迂回路分岐
10:18 10:21 八海山
10:36 10:39 八ツ峰迂回路分岐
10:40 10:44 八海山（大日岳）
10:45 10:50 千本檜小屋、新道、五竜岳分岐
11:07 11:12 不動岳
11:12 地蔵岳
11:16 11:37 千本檜小屋
11:42 11:45 八海山（薬師岳）
11:54 12:00 祓川
12:04 12:07 女人堂
12:14 12:16 漕池
12:30 12:34 大倉口分岐
13:33 七滝分岐
13:42 13:46 道が喪失で引き返し点
13:53 七滝分岐
13:56 14:00 大倉口登山口
14:05 八海山おおくらの森駐車場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八海山おおくらの森駐車場で前夜車中泊。広い舗装された駐車場ですがトイレは有りません。大倉口登山口そばにも駐車場が有りますが、そこは八海山坂本神社の参拝用だと思います。

コース状況／危険箇所等

殆ど明瞭な登山道です。四合半の標識の少し先で登山道に残雪が有りますが、ほぼ平坦な所なのでアイゼン等は不要です。その後は周りに残雪が有っても登山道には雪は有りません。
千本檜小屋から少し先で岩山沿いに八海山の山々を巡るルートと、トラバースルートに分かれます。入道岳までは雪は有りませんが、鎖場が続く難路で熟達者向けと表示されています（鎖場の様子は写真参照）。一般登山者はトラバース道へと書かれていますが、帰りをトラバース道で歩いてみると、雪が融けたばかりで少し荒れており、さらに2ヶ所雪で登山道が被われている所が有ります。この日はチェーンスパイクを持って行かなかったので少し怖かったです。千本檜小屋から来た登山者は途中で危険と判断して引き返したそうです。

その他周辺情報

女人堂、千本檜小屋共に泊まれる様です。千本檜小屋にはトイレも有りました。女人堂は不明です。

写真

6/29 5:00

八海山坂本神社の脇に登山道入口が有ります。

6/29 5:38

雲海が見えていますが昨日よりさらに晴れそうです。

6/29 7:45

八海山の山々が近づいてきました。

6/29 7:52

6/29 7:55

6/29 8:06

下に見えるコギ池はまだ雪に覆われています。

6/29 8:06

女人堂の横からの眺めです。

6/29 8:22

標高は低いのですが残雪がまだ残っています。登山道にはほぼ無いので雪装備は不要ですが。。。

6/29 8:23

6/29 8:23

6/29 8:29

6/29 8:47

薬師岳です。八合目になっていました。

6/29 8:47

来仕方を振り返って。

6/29 8:47

千本檜小屋と八海山の山々が見えてきました。

6/29 9:06

八海山のまずは地蔵岳です。

6/29 9:06

やはりお地蔵さんがいますね。。。

6/29 9:07

千本檜小屋を振り返って。

6/29 9:07

地蔵岳はここまで。

6/29 9:10

お隣の不動岳です。

6/29 9:10

6/29 9:10

6/29 9:11

不動岳はここまで。

6/29 9:27

来仕方を振り返って。

6/29 9:27

6/29 9:27

こちらが進行方向です。

6/29 9:29

この断崖絶壁を鎖で下りました。

6/29 9:30

白川岳です。正面の岩山が大日岳かな。

6/29 9:36

来仕方を振り返って。

6/29 9:36

6/29 9:37

この鎖を下って正面の岩山に登る様です。

6/29 9:43

八海山の大日岳に到着しました。八海山は八ヶ岳の様な感じですかね〜。

6/29 9:43

正面の入道岳まで行きます。

6/29 9:44

大日岳の山頂標識です。

6/29 9:44

ここも鎖での大下りですね。

6/29 9:57

途中で追いついたソロの女性も下って来ます。

6/29 9:59

ここはトラバース道との分岐です。ピストンする人が多い様ですが、帰りは未踏のトラバース道を歩こうと思っています。

6/29 10:14

6/29 10:15

6/29 10:19

入道岳に到着。今回はここで引き返します。

6/29 10:19

6/29 10:19

こちらが中ノ岳方面です。かなり下ってから長い登りの様です。

6/29 10:21

越後三山の残りの中ノ岳と越後駒ヶ岳ですが、昨日の裏越後三山の荒沢岳から見た際にはかなり残雪が多かったのですが、こちら側にはあまり雪が残っていないです。西側斜面の方が雪が少ない様です。午後に陽が当たる方が暖かいので早く融けるのかな。

6/29 10:24

では戻ります。

6/29 10:35

6/29 10:39

6/29 10:43

6/29 10:43

6/29 11:01

帰りはトラバース道を歩きましたが、この様に残雪が残っていて危険でした。残雪は後一ヶ所有りました。

6/29 11:16

6/29 12:14

コギ池です。

6/29 13:41

時間が有ったので八海山おおくらの森の七滝に行こうとしたのですが、この様に途中から道が無くなりました。

6/29 13:41

暫くは藪をかき分けながら登ったのですが。。。

6/29 13:46

強引に沢に出てみました。でも滝はまだ上の様です。ここで諦めて引き返しました。

6/29 13:57

6/29 13:59

八海山坂本神社にお参りして帰宅します。

6/29 14:00

撮影機器：

SH-M26 SHARP

装備

個人装備

ヘッドランプ GPS ペットボトル720mlと600ml 総菜パン６個 熊鈴 笛 手袋 帽子 膝サポーター

感想

風太郎

裏越後三山と越後三山を日帰りのダブルで行く予定が、全く見通しが甘くて前日の裏越後三山から敗退。今日は最初から越後三山は諦めて八海山だけにしました。昨日はチェーンスパイクを持って行きましたが、流石に今日は低いので不要だろうと思って車に置いてきました。ところが八海山の山々を登った後の戻りを、エスケープルート用のトラバース道を歩いてみたところ、2ヶ所も残雪で道が埋まっている所が有り、怖い思いをしました。千本檜小屋で会った二人組の男性は、暫く歩いて危険だと思って引き返したそうですが、それが妥当だと思いました。
昨日の荒沢岳といい、今日の八海山といい、鎖場が少し大変ですね〜。妙義山や戸隠に比べると、鎖場の総量は半分以下（2、3割位？）ですが、狭い範囲に密集していて密度は濃いです。岩場が好きな人はそれなりに楽しめると思います。

5月7日の事故で右手を骨折し、軽い筋トレを再開して1週間位で、まだ全体重を腕だけで支えるまで負荷はかけられませんが、今回のルートは足場がしっかりしているので、3点支持をしていればそんなに腕に負担はかかりませんでした。良いリハビリにはなりました。今年は例年よりさらに暑い夏になりそうなので、そろそろ涼しい沢登を始められそうです。