白馬岳(栂池からピストン)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,452m
コースタイム
11日白馬山荘7:10〜白馬岳山頂7:35〜白馬大池10:30〜栂池自然園13:10
天候 | 10日は曇り時々小雨、午後2時頃から強い雨と強風 11日は出発直前まで激しい雨と風のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
始発7:00 最終16:40 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●栂池自然園登山口からの出だしは黒土でぬかるんでいて、靴はドロドロ。 ●乗鞍岳は三角錐のオベリスクで山頂とわかったが、ほぼ平面の丘という感じ。 ●乗鞍岳周辺は石が多いが平面的で歩きやすく上々のペースで進めます。 ●白馬大池から白馬山荘までの登山道は眺望絶佳の歩きやすい稜線です ●全体として特に危険個所はありません。 |
写真
感想
シーズン最後の連休の天気予報は残念ながら
10日雨、11日曇りのち晴れ
北穂高岳と涸沢の紅葉を見たい気持ちも強く
最後まで迷いましたが、雨が降ると北穂南稜の下りは滑りやすく
危険と判断し、雨でも危険個所の少ない白馬岳へアタック決断
栂池に近づくにつれ、雨は小降りとなり、
栂池の駐車場到着時には曇りに!
白馬大池が近づくにつれ小雨が降りだすも栂池、天狗原、
乗鞍岳、小蓮華山、白馬大池と見所満載(特に紅葉がキレイ)
この程度の雨は想定外の少なさ、ラッキー!
そして小蓮華山へ向かう途中、白馬大池を見ようと振り返ると
幅の広いレインボーが出現 ミラクル!
レインボーの余韻に浸りながら、小蓮華山から三国境と進むと
天国から地獄へ
横殴りの雨
レインウェア、ゴアテックスのグローブ、ゲイターと装備は完璧
と思っていましたが、顔面部に雨が容赦なく吹き付け、また手も
冷たく白馬岳山頂までの1時間がとても長く感じました。
山頂では、この日の雨を予想して購入した防水デジカメが役に立ったが、
冷たい雨とゴアのグローブのせいで、指が思うように動かずこの1枚。
そして、10分後何とか白馬山荘に到着。
テント泊を予定していた方々も、強風と雨で山荘泊にしたと聞きました。
激しい雨と強風で外からものすごい音が続きましたが、白馬山荘は
2人ごとに部屋も仕切られ、とても快適で食事もおいしく大満足でした。
出発時には劇的に天候が回復し、晴れに変わりました!!
槍ヶ岳、剣岳、八ヶ岳、富士山が雲の合間に顔をのぞかせ、感動
しながら、シャッターをきりつつ、白馬岳山頂に向かうと
ガスの中にブロッケン現象が出現。またもやミラクル!!!
このまま下山するのがもったいないと思うほど白馬岳と
そこから見渡せる絶景は感動しました。
何度も白馬岳を振り返りながら、山容の美しい小蓮華岳、
白馬大池を経て、正に後ろ髪をひかれる思いで栂池に戻りました。
白馬岳は大雪渓とお花畑の猿倉からのコースの方が人気がありますが、
栂池自然園からのコースは安全でかつ刻々と変化する景観がすばらしく
初めてアルプス登山には最適かと思われます。
来年は大雪渓とお花畑も見てみたい、白馬鑓温泉も入りたいと
妄想が膨らむすばらしい山でした。
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