八ヶ岳・天狗岳

2016年03月26日(土) 〜 2016年03月27日(日)

• GPS: 05:26
• 距離: 7.0km
• 登り: 308m
• 下り: 851m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:59
• 休憩: 1:12
• 合計: 5:11

7:03 黒百合ヒュッテ
7:10 7:10 中山峠
8:08 8:10 天狗の鼻
8:17 8:28 東天狗岳
8:48 8:59 天狗岳
9:13 9:13 天狗の鼻
9:52 9:53 天狗の奥庭
10:03 10:48 黒百合ヒュッテ
11:13 11:15 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
11:34 11:34 八方台方面・渋の湯方面分岐
12:11 12:11 渋御殿湯
12:14 ゴール地点

天候

26日晴れ、27日晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

マイクロバス　縄文の湯で入浴

コース状況／危険箇所等

暖冬の影響で黒百合ヒュッテまでの登山道が2週間前まで雪がなくなったが、その後積雪も有り回復した。ところどころ凍結していたが、訓練のためアイゼンなしで山小屋まで登降した。天狗岳までの登山道は、やはり積雪が少ないため岩稜帯ではほとんど雪が着いていない状態であったが、受講者の皆さんも過去2回の講習経験もあり無難に登攀できていた。小屋からの距離も短いため急登も特に問題なく歩くことができていた。

写真

3/26 12:35

3/26 12:36

3/26 14:00

滑落訓練1

3/26 14:01

滑落訓練2

3/26 14:02

滑落訓練3

3/26 14:04

滑落訓練4

3/26 14:43

東西天狗岳

3/26 15:11

3/26 15:11

3/26 15:12

3/26 15:12

3/26 16:11

夕食前の懇親会1

3/26 16:11

夕食前の懇親会2

3/27 7:32

3/27 8:10

3/27 8:11

天狗の鼻当たりの岩場2

3/27 8:34

東西天狗のコル

3/27 8:51

西天狗岳頂上

3/27 9:37

天狗の奥庭

3/27 10:40

黒百合ヒュッテ前

撮影機器：

COOLPIX S570 ニコン

装備

個人装備

ハードシェル グローブ 防寒着 ゲイター バラクラバ 靴 ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 サングラス ツェルト

共同装備

ロープ（30ｍ　2本）ツエルト4 スノバー1本

感想

asncyd

スノーチャレンジ雪山教室の第3回目の実技講習会は、積雪量が危惧されたが、登山道にしっかり雪も着いていたため予定どうりの講習を実施できた。特に黒百合ヒュッテ前のガマ岩の急登を使って滑落訓練を実施できた。安全のため、簡易ハーネスを装着してもらい、ロープで確保して滑落訓練を実施した。ロープ確保も有ることで受講者も思い切って滑落から停止の動作をのびのびできたことは今後の雪山登山に活きていくと思う。受講者も良い体験ができた口々に言っていた。
27日（日）も晴天の中、落伍者なしで東西天狗岳の頂上を踏むことができた。晴天も味方し、遠くは後立山連峰、立山・劔岳、頸城山域、浅間山、南アルプスの甲斐駒、千丈、北岳、中央アルプスなどい一望を満喫できた。360度パノラマを滅多に楽しむことが無いのが普通であるが、この山々のスカイラインを一望できたのも冬山登山の醍醐味と言えるでしょう。この感動をまたの雪山山行で経験して頂きたいものである。
下山ルートは天狗の奥庭を通り黒百合ヒュッテに到着。黒百合ヒュッテ前では、高校の登山部の合宿が行われていたため、色とりどりのテントの花が咲いていた。
スノーチャレンジに参加した受講者も今回の山行で多少なりとも雪山山行の経験を積むことができたが、晴天で気温も高い中での山行で有り、雪山の厳しさを体験できなかったことは残念であるが、是非とも厳しい雪山山行も来シーズンに体験してほしいものだ。