鞍掛峠から御池岳【西エリアの池巡りと鈴ヶ岳の福寿草】
- GPS
- 24:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,144m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:20
天候 | 曇り ガスが晴れず、風が冷たい一日 【気温】駐車地スタート時:11℃ 御池岳:12℃ ヒルコバ:15℃ 元池:15℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路:駐車スペース〜R365〜名神・関ヶ原 |
その他周辺情報 | R306の鞍掛峠冬季ゲートは解除されました。 滋賀県側への通り抜けは出来ませんが鞍掛トンネル手前までは 通行可能です。 【お花池と幸助の池】 http://huwaku3028.com/wordpress/wp-content/uploads/2014/03/ac76a17513eaefc06753e6cb2fdac87d1.pdf#search='%E9%88%B4%E9%B9%BF+%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E6%B1%A0%E3%81%A8%E5%B9%B8%E5%8A%A9%E3%81%AE%E6%B1%A0' |
写真
感想
今回はコグルミ谷右岸尾根を上がろうと、コグルミ谷登山口からR306を
歩いていると車が停まって、呼び止められた。なんとdさんだ。
予定を聞くと面白そうなコースなので、お誘いに甘えて同行を
お願いして鞍掛トンネルへ向かう。
鞍掛峠から尾根に乗ると珍しく滋賀県側に広がる青空に向かって、
西側から次々とガスが流れて冷たい風が吹き付ける。
鈴北岳の山頂も風が強く、眺望も悪いので逃げるように県境稜線を
東へ向かう。
緩やかに延びる疎林の稜線には、ドリーネや苔生した石灰岩が現れ
鈴鹿北部の雰囲気が満ちている。
稜線が下りにかかり、石灰岩が目に付くころ尾根下を覗くと「幻池」が。
尾根なりに下り過ぎないよう、小さな鞍部から踏み跡に従って
真ノ谷へ下り、涸れた谷(凹面)に沿って御池岳山頂へ向かう。
雪が残る谷筋が草付きの斜面に変わると、右手の樹林を透かして
岩が集まるピーク・御池岳はすぐそこだが、
風を避けた草地で早めの食事を摂る。
予報では晴れ間が広がってもいい時間だが一向に好転する兆しがない。
ますます濃くなるガスの御池岳山頂から奥の平へ向かう。
鹿の食害から守るネットが奥の平から景観を奪ってしまったが
笹の再生のためと諦めよう。
視界の悪いボタンブチでT字尾根や天狗堂を見つめる慰霊のケルンに
手を合わせて、天狗鼻から山頂に延びる小尾根の途中から
「風池」を確認した後テーブルランド西端の尾根芯へ向かう。
葉を落として明るくなった疎林の尾根芯を辿って「丸池」や
夕日のテラス、西のボタンブチを歩くが、ガスのために好展望が
得られないのが残念だ。
やがて斜面の様に尾根の形状が薄れてくると、樹林が途切れた草地の先に
鈴北岳の稜線が捉えられる。唯一の鈴北岳展望地で、ルートが正しい事を
確認できる。
鈴鹿北部の雰囲気に満ちた苔生した石灰岩や古木の林をしばらく下ると、
林の先に水辺が捉えられる。傾斜が緩まった窪地に出て大きな
「お花池」を眺める。ボタンブチの東に在る「幸助の池」と「お花池」には悲しい伝説があるようだ。
この辺りまでが御池岳のエリアだろうかと、考えながらさらに延びる
尾根芯を下ると素晴らしい福寿草の群生地が広がっていた。
大きく開いた、きれいな形の花が多く見応え充分だ。
尚も、以外にも尖った姿の鈴ヶ岳を正面に見ながらの下り途中で
荒れた谷側の斜面を覗くと、ここにも福寿草の群生が見られる。
陽ざしも乏しいが大きく開いた花が多く、予期せぬ群生地の連続に
唖然とするほどだ。
地形図で破線扱いの荒れた谷から鞍部に突き上げる凹面に沿って
一息急登すると広々としたヒルコバに出る。
目の前から始まる急登に備えて小休止を取り、鈴ヶ岳に向かう。
ジグザグ登りで高度を稼ぐが、乾いた道で助かった。泥濘だったら
滑って手こずるだろう。しばらく登って石灰岩の斜面になると
評判通りの福寿草が姿を現し、山頂まで続く福寿草の数には驚きだ!
毎年これほど咲くのだろうか・・・。
山頂に咲き乱れる福寿草を眺めたり、尾根を散策したりと思い思いの
時間を過ごし鈴ヶ岳を後にする。
再び戻った鈴北から元池でしばし寛いだ後、僅かに晴れ間の戻った
鞍掛尾根をのんびりと下る。
当初登る予定だったコグルミ谷右岸尾根の取り付きの様子を確認し、
春爛漫と咲き誇る桜を車窓より眺めながら帰路に就く。
【生憎の天気だったが県境稜線からテーブルランドの西エリアを歩き、
鈴ヶ岳周辺の福寿草を飽きるほど見る事ができてと、御池岳周辺の魅力に
たっぷりと浸ることが出来た。
急遽計画を変更して巡った楽しい御池岳周遊の一日だった。】
onetotaniさん、素晴らしい情報をありがとうございます。
これで御池岳にどっと登山者が訪れるでしょう。
今回も福寿草三昧!
この日、伊吹山の北尾根にいました。
同じ石灰岩の山なのに福寿草はありません。
自然の不思議ですね。
yoshikun1さん 今日は。
実は5kmの舗道歩きを覚悟して来たんですが、ゲートが解除されており
ラッキーでした。
今回は情報不足のおかげか、静かに御池を楽しめましたし、
鈴ヶ岳の福寿草は評判通りの見応えでした。
苔生した岩と老木の林は心が落ち着く場所ですね。
とっさに、呼び止めて仕舞いました。
私には楽しい一日に成りましたが、ご自分の計画が消化出来ず、本当に、申し訳ありませんでした。
今回も、花の名前も、池の名前も覚えられない自分ですが、onetotaniさんの、このレコを基に、これから、自分の地形図に、池の名前を入れて置こうと思います。有り難うございました。
dedeppo5さん 今日は。
こちらこそ楽しい一日と、右岸尾根の情報を有難うございました。
しかし、テーブルランドはなかなか晴れてくれません。
一度すっきり晴れた空の下で歩いてみたいものです。
onetotaniさん
こんばんは pochieです
国道306号、冬季通行止め解除されましたね
滋賀県への通り抜けができずとも、
これは登山者にとってはありがたいことです
御池へのアクセスがかなり楽になります
鈴鹿スカイラインも通れるようになったので
あちこちの山をヒルのシーズンインまで楽しみたいですね
鈴北の福寿草、まだまだ楽しめそう
テーブルランドの徘徊やお池めぐりも含めて、近々足を運ぶつもりです
pochieさん 今晩は。
ロングコースを歩ききられてお疲れ様でした。
冬季ゲートから65.8kmポストまで歩く覚悟で出かけてきましたが、
ゲートが解除されたのでコグルミ谷登山口へ駐車し、右岸尾根へ向かう途中で
dさんと遭遇。結局同行と相成りました。
おかげで福寿草シーズンの鈴ヶ岳を楽しめました。
私も右岸尾根はまたの機会にとっておきます。
しばらくは花を訪ねる山行が増えそうです。
こんばんは。
またまたdさんとのコラボ。
楽しそうな山歩きでしたね
鈴鹿を知り尽くした方々らしく、いろいろな場所やお花に興味津々です
味わい深いレコでした。
ところで、今年は暖かいので、この辺りもそろそろ献血の季節になりそうで、それが気がかりです
totokさん 今晩は。
偶然に出逢って、面白そうなコースなので同行をお願いしました。
午前中に天気が好転する予報が外れて残念でしたが、ガスが流れる幻想的な
テーブルランドも雰囲気が有りました。
そろそろヒルが動き出した情報も上がってきましたので、早い時期から鈴鹿も
静かになるかもしれませんね。
onetotaniさん
こんばんは
まだまだ福寿草咲いていてくれますね。
御池は4年ほど前に歩いたきりお邪魔出来ておりませんが
久々に訪れたくなりました。
ただ晴れた日に道迷いのない日にと思ったおりますが難しいのでしょうね❗
kazu97さん 今晩は。
福寿草の時期に鈴ヶ岳に登るのは初めてでしたが、評判通りの群生に
出会えていいタイミングでした。
今回も晴れていればテーブルランドも福寿草ももっと素晴らしかったと
思いますが、こればっかりは・・・。楽しみはまた今度ですね。
onetotaniさん こんばんは
情報ありがとうございます。三重県側は鞍掛トンネルまで行けるのですね。
僕はてっきり冬季ゲートより先は土砂災害で通行止めだと思っていました。
今シーズンはコグルミ谷コースは諦めてましたがなんとか行けますね。
天気のいい日を狙って、何年か振りのコグルミ谷コースとテーブルランドを散策してきますよ。
甘栗さん 今晩は。
やっぱり鞍掛峠が使えないと御池岳は遠いですもんね。
今回も冬季ゲートからコグルミ谷までの舗道歩きを覚悟して計画しましたが、
ゲートが解除されていて、あれ?いいのかな・・って感じでした。
6月まで無理かなと思っていただけに、これでまた御池岳にも賑わいが
戻ってくるでしょうね。
カタクリ、ニリンソウ、コイワカガミと花もいっぱい楽しめそうですね。
是非、楽しまれてください。
偶然の出会いから、歩くことになった
今回のルート、池がたくさん巡れて
シーズン最後となるであろう
福寿草も、群落で見られて、
いいルートですね。
レコに、しそびれてますが
御池岳は、昨年一度登ってまして
フェンスだらけになってたのは
びっくりでした。でも、道迷いは
減りそうかなと。
66枚目は、クロモジでは
ないでしょうか。
komakiさん 今晩は。
御池岳を囲んで延びる尾根筋をぐるりと廻る興味深いコースだったので、
お誘いに甘えて予定を変更して歩きました。
鈴鹿北部の魅力に溢れた尾根には、苔の生した岩や池が点在し、
福寿草の群落にも恵まれ大変楽しいコースでした。
少しマイナーなコースですが増々魅せられてしまいました。
新緑と春の花を求めてまた歩こうと思います。
追伸:クロモジの花ですか、有難うございました。
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