角川 浄ノ滝ゴルジュ

- GPS
- 09:17
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 429m
- 下り
- 425m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:17
天候 | 曇、小雨、時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○ルート ルートはゴルジュクラブの記録を参考に、ゴルジュ先の二条滝からなる左岸枝沢から尾根を乗越して支流を下降。下降沢は最後に大ナメが一つ現れる。 大ナメ滝はラスト15mが立ってるので懸垂下降した。 ○雪渓 F1の前に残骸が少し。全く問題なし ○ゴルジュ ゴルジュ内は雨の少なさか、雪渓の藁カスや泥が乗っていた。あとどういうわけか乾いた岩も時折異常なヌメリがあった。これらは全く歯が立たないヌメリで難易度を1.5倍にしていた。(苔とかじゃなくて岩質?) ゴルジュは非常に険しいが、今回はエイドなしで登った。岩自体は割と堅固でリスもおおい。 |
写真
絶望感に襲われたが、ここでポムチムが驚異的なバランス登攀をみせる。すげー。
感想
長年恋い焦がれていた浄ノ滝ゴルジュ。
2011年9月号だったかの成瀬、青島Pの岳人記録を見たときからずっと行きたいと思っていた。
今回、頼もしいメンバーとついに内部に足を踏み入れることができた。
景観、内容ともにワールドクラス。短い区間に沢2本分くらいの内容が濃縮されており、一つひとつの滝が結構ヘビー。とは言え、何とかなるレベルにまとまっていてマジ奇跡。
絶望的なゴルジュからのプレッシャーとたまに出てくる圧倒的渓谷美に大満足した一日だった。
今年は浄ノ滝にゴルジャーが大量に押し寄せて来そうな予感。
高屋防災事業の仕事で戸沢村には2021年から毎年縁がある。毎日仕事で見ていた最上川の支川、角川の上流には浄の滝というすごい滝がある。
浄の滝はかつて戸沢村で貴重な観光地だったようだが、今では林道も荒れ果て、登山道も手入れされてない忘れ去られそうな存在。
浄の滝は山岳信仰の対象だったらしい。それも頷けるもので、一般的に見える範囲でも凄まじい迫力。滝そのものよりも側壁が半端なく、まるで聖獣の角が天を衝くようで他の滝とは別格のオーラを纏っているのだ
そしてこの浄の滝はその内院に東北最強のゴルジュを擁している。
沢ヤにすら一般的にはあまり認知されていないが、記録上これまで3回ぐらいの登攀されているらしい。
ゴルジュの中は亜空間となっており、次から次へと厳しい滝が連続くる。 突破にはKCと権蔵教授がめちゃくちゃ頑張ってくれた!感謝しかない! ポムチムのこれまでの沢経験で別格の難度だった。
生命の危機を感じる場面はそうなかったが、現れるどの滝も強度が高く、4級沢で一度あるかないかの難所がぶっ通しで続くイメージ。それでいて景色が素晴らしく、非現実的な大ゴルジュ景観が終始続く。これは間違いなく日本有数のゴルジュに違いない!
そして〆のスラブ大滝の美しさには心打たれた。
みんなゴルジュを経て浄化し無事昇天
浄の滝ゴルジュは一生の記憶に残る、本当に素晴らしい沢でした。
お二人ありがとうございました。
参考記録:ゴルジュクラブ他↓
https://suzukitasuku.com/sawanobori_jounotaki/
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