経の最高峰 経ヶ岳〈2296.4m〉

2016年04月02日(土) [日帰り]

• GPS: 08:38
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,545m
• 下り: 1,542m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:18

5:48 仲仙寺
6:39 6:42 四合目分岐
7:57 8:00 七合目
8:54 9:00 経ヶ岳八合目
9:16 9:22 露岩の頭
9:30 9:34 九合目
10:12 10:38 経ヶ岳
11:09 11:10 九合目
11:22 11:23 露岩の頭
11:36 11:46 経ヶ岳八合目
12:21 12:23 七合目
13:20 13:20 四合目分岐
14:04 14:05 仲仙寺
14:06 ゴール地点

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道　伊那IC　より　約4km、約10分

コース状況／危険箇所等

　危険箇所はありませんが、気温があがり時々踏み抜き有り。八合目から安全のためチェーンスパイクを使用しました。
コンビニ：中央自動車道伊那IC周辺に有り。
駐車場：伊那市考古資料館に約8台
登山ポスト：伊那市考古資料館にあり
トイレ：仲仙寺、仲仙寺バス駐車場

その他周辺情報

温泉：
南箕輪村大芝の湯　http://oshiba.jp/oshibanoyu/　
伊那市みはらしの湯　http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd6/index.php?id=2

写真

4/2 5:36

5:36　伊那市考古資料館駐車場<923.4m>　着

4/2 5:37

5:37　伊那市考古資料館に備え付けられた登山者カード箱。
登山届を提出し、ガーミンをセットして出発。

4/2 5:46

5:46　仲仙寺石段　登山道へは右側を進みます。
経ヶ岳山麓断層の落差を利用した石段。断層が走っているため湧水が多い。

4/2 6:10

6:10　伊那養護施設による「へびきをつけて」の看板。

4/2 6:37

6:37　四合目分岐（合流）点<1407.9m>
左へ進みます。右は大泉ダムルート。

4/2 7:04

7:04　五合目<1606.5m>
カラマツ林と笹の登山道を進む。

4/2 7:15

五合目を過ぎると、この辺りから残雪有り。

4/2 7:26

7:26　六合目着<1787.8m>

4/2 7:49

7:49　間もなく七合目のピーク。

4/2 7:50

7:50　七合目着<1917.9m>
木々の間からの展望となります。

4/2 7:51

等級種別：四等三角点
基準点名： 蔵鹿山
北緯 35°53′57″.7526　　東経137°52′55″.0608
標高(m)：1917.88
この辺りの地質は雲母変岩（熱変成による黒雲母ができた泥岩）

4/2 7:51

八合目方面

4/2 7:51

中央アルプス中核部　駒ヶ岳方面

4/2 7:52

南アルプス　東駒ヶ岳（甲斐駒ヶ岳）

4/2 8:22

8:22　ダケカンバの大木

4/2 8:51

8:51　八合目着<2155.3m>
「望郷」の碑があります。
正面は、奥の院のある9合目。

4/2 8:51

中央アルプス中核部　将棋頭、駒ヶ岳方面

4/2 8:51

逆光ですが、南アルプスの展望。

4/2 8:52

碑は、平成4年5月　経ヶ岳競歩大会40周年記念　南箕輪中学校

4/2 9:04

遠くに御嶽山が見えます。

4/2 9:05

御嶽山

4/2 9:21

9:21　「露岩の頭　2191.7m」着　写真は中央アルプス中核部。

　経ケ岳山塊と中央アルプス中核部とは権兵衛峠を走る境峠−神谷断層により山脈を2kmの左横ずれに切断しています。

4/2 9:26

9:26　九合目手前の急登。

4/2 9:30

9:30　九合目着<2229.8m>
奥の院、石仏と石碑が並ぶ。経岳大権現
岩塊はチャートです。

4/2 9:33

記念写真
看板には「頂上まで20分」とありますが約40分掛かりました。

4/2 9:51

9:51　九合目から意外と遠い経ヶ岳頂上。
気持ちの良いダケカンバの林を歩く。
右の白い山は乗鞍岳。

4/2 10:06

10:06　シラビソとダケカンバが生える最後の100m急登。
気温が上がり、時々踏み抜きも有り。

4/2 10:12

10:12　頂上着<2296.35m>
シラビソに囲まれた頂上。
経嶽天御主中神の碑

4/2 10:12

穏やかな顔をした花崗岩の石仏。
疲れも吹き飛びます。

4/2 10:18

等級種別：二等三角点
基準点名： 経ケ岳
北緯 35°54′46″.1385　　東経137°51′45″.4787
標高(m)：2296.35

4/2 10:23

花崗岩の石仏
羽広山仲仙寺開創之地　昭和62年春

4/2 10:25

いつもの記念写真

4/2 11:08

11:08　九合目に戻る。

4/2 11:19

11:19　露岩の頭
露岩の頭より見る八合目ピークと天竜川と三峰川が合流する伊那市。

4/2 11:19

川崎より徹夜で来られた岳人。
諏訪の御柱で道路が混む前に帰るとのこと。

4/2 11:20

伊那市と南箕輪村

4/2 11:21

露岩の頭より望む八合目ピーク

4/2 11:41

11:41　八合目ピークより九合目と経ヶ岳

4/2 11:43

眼下の平野部まで戻らなければなりません。

4/2 12:15

12:15　帰りに見つけたチャートの岩にある石仏。

4/2 12:21

12:21　七合目

4/2 12:43

12:43 六合目

4/2 13:01

13:01　五合目

4/2 13:19

13:19　四合目分岐（合流）点

4/2 14:06

14:06　仲仙寺
十王堂で「交通安全祈祷」が行われていました。

4/2 14:08

14:08　伊那市考古資料館駐車場<923.4m>　着

4/2 14:10

仲仙寺植物園

4/2 14:11

水芭蕉

4/2 14:18

土水路に水芭蕉が並んでいます。

4/2 14:50

今回は、南箕輪村大芝の湯へ。
http://oshiba.jp/oshibanoyu/　

撮影機器：

FinePix F600EXR 富士フイルム

感想

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　先週の恵那山もそうでしたが、四月上旬だというのに例年に比べ雪がありません。気温も高くなってきており踏み抜きも始まりました。この日の一番目の登頂とあって、踏み抜きには少し苦労し8合目から多少時間が掛かりました。単独なので安全のため8合目よりチェーンスパイクを装着しましたが他の登山者の方は無しで登って来られました。
　この日、経ヶ岳に登っていた人数は、駐車場が一緒だった川崎から徹夜できた川崎からの青年一人。「この地域は空白なので」と言っていた仙台から男性一人、帰路の五合目手前で合った「五時半までには戻ります。」言っていた青年一人等の小生を含め5人でした。
　頂上までのアプローチが長く、登山者の少ない山ですが、登山道からの展望も良く、年中楽しめる山です。

　経ヶ岳は「経」が付く山の最高峰であり、経ヶ岳の名の由来は、仲仙寺縁起によると、平安末期に慈覚大師がこの地で十二面観音を彫り、その木片に写経して山に埋めたためだとという。

　中央アルプスは地形的に、(1)北部の経ケ岳山塊、(2)将棋頭山から越百山までの中核部高山帯、 (3) 安平路山付近から富士見台までの亜高山帯から高原性の南部域の3ブロックに分かれています。ただし、恵那山は三河高原の最高峰。
　(1)経ケ岳山塊と(2)中核部高山帯とは権兵衛峠を横断して中央アルプスを胴切りしている境峠−神谷断層により、権兵衛峠の低い連結部を挟んで分離しています。この断層は中央アルプスを斜めに横切り， 山脈を2kmの左横ずれに切断しています。(参考：伊那谷の造地形史−飯田市美術博物館 1995年3月)