爺ヶ岳(ガスガスの代わりに雷鳥に遭う)


- GPS
- 07:34
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 1,471m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 7:30
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
2箇所の雪渓のトラバースは、ステップが溶けて凍って朝早くは滑りそうでかなり怖かったです。ビビリなので帰りはチェーンスパイクをつけました。通行がある程度あると足元が安定して通りやすくなっていますが、不安な方はチェーンスパイクか軽アイゼンがあったほうがいいかもしれません。 |
写真
感想
なかなか山行のお許しが出ないところ,やっと1泊のお許しが出たので爺ヶ岳へ。
お風呂当番のジイジがいなくなるので「ジイジ、ジイジ」と泣きながらママに抱かれててバイバイしてくれた孫娘に見送られて夜出発。パパはまだ仕事で帰ってない。
途中仮眠、柏原新道登山口まえの橋詰の駐車場に01:25着。少し仮眠。先客は2台。帰りには8台になっていた。三角駐車場はガラガラだった。
04:00過ぎに登山開始,ヘッデンいらないくらい薄明るい。歩きやすい登山道を感謝しながら歩く。天気は下り坂なので展望はないが暑すぎないのが助かる。案内板を確かめながら歩いていく。どこもそれほど注意が必要なところもなく、急登でもなく歩きやすい。ただ、2箇所の雪渓のトラバースは短いけれど朝早くは溶けて凍ってぐずぐずになってまた凍ったようなツルツル滑りそうでかなり注意が必要だった。というか、滑ったらおしまいだなと思ってかなりビビった。帰りはチェーンスパイクを出そうと決めた。天気は午後から雨予報なのでテン泊しないでピストンすることにした。
なんとか0726種池山荘に到着、と思ったらサブザックを車に忘れていた。山荘の売店でナップサックを購入。1400円なり。乾燥室にザックをデポさせてもらい爺ヶ岳南峰へ。案の定、ガスガスで展望も何もあったものではない。下山していく人に聞くと、朝5~6時はよく晴れていい景色でしたよ、と言われ,あーあ,そうだろうなと思う。ま,ともかく南峰へ。南峰山頂であんぱんを食べ、真っ白だし帰るかと思うが、中峰から歩いてくる人影を見てせっかくだからせめて中峰まで行くかと思い直す。分岐まで降りていくと目の前に雷鳥のつがいが現れた。ガスガスの代わりのご褒美かなと思いつつ先に進む。
中峰もさらにガスガス。真っ白で先に行ってもなあ,と思い引き返す。南峰からの下りでさらに雷鳥のオス1羽と遭遇した。景色の代わりの幸運ということに感謝しよう。
種池山荘に戻ると山荘前のテーブルでは3組のパーティが食事の準備中だった。登山協力金に募金して、山荘の受付にデポのお礼を言って下山。
かえりの雪渓はチェーンスパイクをつけたおかげと通行者の足跡でならされて安定したステップを通過。スベらずに良かった。
帰り,ケルンから登山口まで無駄に長い。もうすぐだと思う割になかなか登山口が遠かった。多分,もう終わりと思ってしまって油断したんだろうなあ。途中休憩してやっと下山。
雨に降られる前に降りてきて良かった,と思ったが登山口では晴れ間がさして暑かった。日帰りの選択は間違いだったかと思ったがなんとかポンコツジイジでも日帰りで歩き通せたんだから上等、上等と着替えて帰路に着いた。
うちに着いて孫娘のお風呂当番を担当したのはいうまでもない。
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