くろんど園地〜3府県境界・先鉾山
- GPS
- 04:18
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 319m
- 下り
- 327m
コースタイム
天候 | はれ 時々 くもり 最寄のアメダス観測点『京都』当日の気温 朝の最低気温 8.7℃ (05:37) 日中の最高気温 23.2℃ (13:37) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※数ヶ所に分けて、数十台分有、無料です。 ※火曜日は休園日となっており、利用不可。但し、徒歩での入園は可。 ※参照…くろんど園地HP http://www.osaka-midori.jp/mori/kurondo/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いたルートは、くろんど園地内を含め、概ね地形図上に道の記されていますが、状況は大きく異なります。 園地内、及び山中以外は車道、農道等となっていますが、車の通行は少なく、特に危険はありません。 ■くろんど園地 川沿いや谷筋、尾根筋に遊歩道が整備されており、気軽に山歩きが楽しめる公園です。園内には数ヵ所のトイレ、キャンプ施設や休憩施設が整備されており、家族連れにもお勧めできます。園内は道標が設置されており、要所に案内図も設置されています。歩いた範囲では特に危険個所はありませんでした。 無料駐車場が数十台分整備されており、花見シーズンですが、平日の利用者は10台程度と余裕がありました。但し、駐車場へのアクセス路は、離合困難な狭路区間も多く、大型車はお勧めできない状況でした。 ■くろんど園地〜3府県境界 主に農道、あるいは生活道路、舗装路の多い区間です。概ね地形図に沿った道が辿れますが、地図に示されない道も多く、少し迷いました。 3府県境界付近はハイキングコースの案内板のある山道となっており、容易に辿り着けますが、それを示す杭や案内表示がなく解り難い状況でした。 ■3府県境界〜先鉾山 山道、舗装された生活道とルートは明瞭。行先を示す道標等は辿る程に整備されていませんが、地図にて簡単な位置確認を行う必要はあるものの、初めてでも特に不安なく歩くことが出来ました。 笠上神社より先鉾山へは、特に案内等はないものの、不動明王像の南へ、辿りやすい山道が続きます。今回歩いたルートは、やましろ里山の会により、ハイキングコースに指定されています。 京田辺市の最高峰、先鉾山は眺望はなく、四等三角点『高船』311.3mの設置された小さなピークでした。石碑が設置されていましたが、意味がよく解りませんでした。 ■先鉾山〜くろんど池 先鉾山より南へ、ハイキングコースが続くようですが、途中で見失いました。今回は急な下りを立木を頼りに下っており、お勧めできるルートではありません。 くろんど池方面へ、地図を頼りに高山溜池南への道を辿りましたが、行き止まりに付要注意。 くろんど池は、平日ですが花見客で賑わっていました。周辺には飲食店や自動販売機もありましたが、営業実態はよく解りません。 |
写真
感想
生まれ育った京田辺市の里山を尋ねました。
登ろうと思った切っ掛けは、以前に訪れ、その後度々訪れている北摂の深山、の北側に位置する船谷山。兵庫・京都・大阪、3府県境界を示す小さな杭との感動的?な出会いの後、京都・大阪・奈良の3府県境界が故郷の山にあった事を思い出し、何時か訪ねてみようかと考えておりました。
いざ、その機会を迎え、近くまでには簡単に到達できた訳ですが…
この辺りだと思われる場所には杭はなく、事前に調べた情報の古さを疑いつつ、境界が続くと思しき周りの藪にも分け入り、それらしき地点を探す羽目に;;
苦し紛れにスマホを取り出したところ、余裕の圏内!後から訪ねた京田辺市の最高峰千鉾山もですが、最寄りの車道から10分足らず、人里近くに残された豊かな自然環境の恩恵といったところでしょうか。
おかげでヤマレコの最近の山行記録を確認し、杭がない事、そして木に3府県境界を示す落書きがある事を知り、その記録に記された地点を確認することが出来ました。
私設の物を含め、それを示す看板等も設置されていたこともあったようですが、今は目立たない幹の落書き以外、そこが3府県境界である事を示す物がないのは、少し寂しい気がします。
今回歩いたエリアの大半は奈良県側といいつつ、故郷の京田辺市側のエリアも、子供の頃に数度訪れたものの、山に入ったようなことはありません。
それでも、実家より少し離れた今はすっかり変わってしまった農村風景、子供の頃、夏場の昆虫採集スポットであった雑木林(山深くに入り込むのはご法度!)と似た、なんとも懐かしい雰囲気を楽しむには十分でした。
私が子供の頃は綴喜郡田辺町と呼ばれ、農村と新興住宅地が混在する田舎の町。しかし、高校卒業と同時に実家を離れてから、年に数回実家に顔を出す度に、目を見張るような街の変わりにように驚きつつ。。
子供の頃とすっかり様子の変わった駅前をはじめ、昔の思い出の欠片を探すことにも苦労するような有様に、故郷に帰った懐かしさなど、全く感じることもなくなっておりましたが、実家にほど近い山々が、これ程魅力的なエリアだったとは。
出来ればもう少し前に気付いておくべきでしたが、歩きたいエリアがまた増えた、有意義な時間が過ごせました。
※3府県境界の位置について、後から調べるとGoogleマップでは少しずれた場所となっているようです。そちらは今回未調査です。ネット上には、3府県境界の位置が誤って設置されているとの記事も見られるようです。
コメント
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inakabusさんお疲れ様です。
京田辺、いいところですね
高校生の頃、化石を掘りに京田辺の山中を歩きまわったことがありますが、その時に
当時住んでいた北摂(高槻)の山と雰囲気が似ていると感じた記憶が残っています
確かに自分の思い出の中の景色と現在の様子とのギャップは少々受け入れられないところもありますが、それでも惹きつけられてしまうのが故郷なんでしょうね
inakabusさんが京田辺を大事に思っているのが伝わってくるいいレコですね。
私個人的には、このレコでリス君看板に3枚もお目にかかれておいしかったです
特に2枚目の緑色は初めて見ました
ありがとうございます!!
takatukimakiさん、コメント有難うございます。
子供の頃の記憶、いかんせん40年ほど遡るとなると、かなり曖昧なもののようです?
来たことのない場所なのに、妙に懐かしさを感じました。
私の原風景は、どうやら山あいの農道あたりのようです。稲刈りの終わったあとの田んぼ、絶好の遊び場でした⭐
色々なリス、念の為、捕獲しておきました(^o^)
府県境あたりの里山、リスの宝庫かも?
あまり下調べもせず歩き回りましたが、この辺りの府県境の曖昧さに、後から頭がこんがらがっています…
近い将来、訪れることになるでしょう⭐
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