越後駒ヶ岳
- GPS
- 08:17
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,428m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 8:18
6:48 柳沢出合 -> シール登行
10:56 駒の小屋下1808m -> シートラーゲン
11:12 駒の小屋 -> シール登行
11:32 越後駒ヶ岳 12:08 -> スキー滑降
12:53 道行山下1233m -> 板を持って歩き
13:06 道行山 -> スキー滑降
13:45 柳沢出合 -> スキー歩行
14:19 R352第1カーブ先 -> 車道歩行
14:27 石抱橋
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※奥只見シルバーラインは昨晩から夜間規制が解除された |
その他周辺情報 | 大湯温泉 ホテル湯元 \640 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル
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感想
今年もいよいよ滑れる山が限られてきましたが、とりあえず会越国境辺りはまだ大丈夫そうなので、久しぶりに越後駒ヶ岳に行くことにしました。
先週の時点でもだいぶ雪は少なく、今週はさらに雨が降ったのでどうなっているか心配でしたが、とりあえずはまだ大丈夫。少なくとも尾根コースについては、ヤブが多少目立つところはあっても例年のGWくらいには楽しめました。
ただ、沢はだいぶ割れています。
当初は白沢を滑るつもりでしたが、下部はちょっと怪しい感じでしたし、登り返しも面倒なのでのでやめておきました。もともと尾根コースでも十分楽しめますし。
ともあれ今週も無事山スキーができましたが、そろそろネタ切れ。来週はどこを滑ればいいんだろう・・・
6:09 776m 石抱橋。
木曜の雨で北ノ又川沿いはだいぶ雪が解けたのではないかと心配だったが、まだ十分滑れるぐらいには残っている。
今日はウロコ板なので柳沢までシールは不要。駐車地点から板を履いて雪原を歩く。
ほどなくR352に再合流。すでに石抱橋の先まで除雪が進められており、板を外して歩く必要がある。さほどの距離ではないが、この時間は路面が凍結していて歩きづらい。
除雪は最初のカーブの手前まで。その後は普通にスキーを履いて歩ける。途中2箇所、ほんの僅かながら雪が切れている箇所もあったが、この程度なら全然OKだ。
6:48 815m 柳沢出合。
ここでシールを装着。
いつもは柳沢に入って2つ目の尾根を登るのだが、今日は試しに最初の尾根を登ってみる。
しばらくは不都合を感じなかったが、900mくらいから尾根上はところどころ雪が切れており、右斜面をトラバース気味に登ることになる。この斜面はあまりシールが利かずに登りにくい。雪の状態が違うので単純には比較できないが、これならいつもの2つ目の尾根のほうが登りやすかったかも。
ただでさえ登りにくい上、途中で滑落してツリーホールに落ちたり、シールトラブルがあったりと、道行山南東尾根に出るまでえらい時間がかかってしまう。
8:01 1053m 道行山南東尾根。
急斜面を終えて一息。が、この先は再び勾配が増し、雪が割れて地肌が出ているところもある。雪割れの少ない年は板を外して直登することもあるが、今日は東斜面から巻いて登る。
8:53 1292m 道行山。
ここからは山頂までのルートがきれいに見える。いつも思うことだが、まだまだ先は長い。
いったん標高差60mほどを下り、小倉山に向けアップダウンのある尾根を歩く。
小倉山はピークを踏まずに南斜面をトラバース。
小倉山を過ぎるといよいよ登りも本番。まずは目の前の前駒のポチ(1763点)を目指す。単調な尾根の登りが続き、疲れも出て少々うんざりする。
10:45 1761m 前駒。
この先はヤセ尾根になるが、傾斜は緩く、やっと一息つける。
駒の小屋直下の急斜面はいつものように板を担ぐ。ツボ足の跡がしっかりついており、さらにはシール登行とは違う筋肉を使うためか、疲れた体でも楽に登れる。
11:11-11:14 1890m 駒の小屋。
ここから再びシール登行。見た目はまだちょっとありそうだが、実際の標高差は100mちょっとしかない。疲れた足でも思ったよりあっさり登ることができる。
11:32 2001m 越後駒ヶ岳。
ようやく到着。今日は一人なので4時間半くらいで登れると踏んでいたが、えらい時間がかかった。やはり寄る年波には勝てぬということか。
ここまでずっと人里離れた深山の中を登ってきたわけだが、山頂に立つと魚沼の街並みが眼下に見下ろせ、多少拍子抜けする。目の前の八海山も、この位置から見るとちょっとしょぼい。
といいつつも、実際のところ展望は良い。守門・浅草岳や燧ヶ岳、平ヶ岳、巻機山等々、スキー登山でお馴染みの山々をぐるりと見渡すことができる。
12:08 滑降開始。
まずは駒の小屋まで無木立の広い斜面を滑る。標高差はさほどないが、ザラメ雪で非常に楽しい。
駒の小屋直下の急斜面は尾根の南側を滑り、そのまま南斜面をトラバースしてヤセ尾根を抜ける。
前駒からは白沢を滑るつもりだったが、下部は状態がよくなさそう。途中で道行山まで登り返す気力もないし、このまま尾根上を滑ることにする。小倉山〜道行山間は多少アップダウンがあるものの、尾根コースだって十分楽しいのだ。
雪質は、百草ノ池辺りまでは快適なザラメ雪。その後はストップスノーが混じって多少滑りづらくなる。緩斜面なんかは直滑降で勢いよく滑っていきたいところだが、ブレーキがかかってちょっと怖い。
道行山は標高差60mほどの登り返しが必要になるが、雪はしまっているのでシールを付ける必要はなく、さほど手間をかけずに登ることができる。
13:06 1292m 道行山。
しばらくは快適な緩斜面だが、例年に比べさすがにヤブは目立つ。
途中の尾根上の雪切れ箇所は往路通りに東斜面から巻く。急傾斜でクラックも多いが、雪はつながっており、スキーを外したりせずに尾根まで戻ることができる。
柳沢への下りはいつもの2番目の尾根を滑ろうかとも考えたが、今日はここを登っていないので雪の付き具合がわからない。念のため、往路通りにその先の尾根(の北斜面)を滑る。
疎林帯の滑りやすい斜面ではあるが、トラバースばかりになってしまい、思ったほどは楽しめない。やはり2番目の尾根を滑るべきだったか。
13:45 816m 柳沢出合。
ここで事実上滑降は終了。あとは北ノ又川左岸をのんびり進むだけ。4.5kmほどの平坦な道のりだが、景観が良いのでそれほど苦にならない。
最後はR352に合流。ちょうど下りになるところで除雪されているのが悲しい。板を外し、除雪された道を数分歩いて終了だ。
越後駒ケ岳山頂で話しかけた者です。
strike1さん、こんにちは。
山頂ではいろいろお話を聞けて楽しかったです。
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