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記録ID: 8428252
全員に公開
ハイキング
蔵王・面白山・船形山

【南蔵王】杉ヶ峰、屏風岳ピストンと初めて見れた御釜の絶景

2025年07月17日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:07
距離
16.0km
登り
994m
下り
994m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
1:06
合計
8:04
距離 16.0km 登り 994m 下り 994m
7:06
34
7:40
7:42
4
7:46
7:50
32
8:22
14
8:36
8:38
2
8:40
22
9:02
25
9:27
9:28
19
9:47
16
10:23
10:44
8
11:16
11:19
22
11:41
11:42
16
11:58
11:59
13
12:27
12:50
19
13:09
17
13:26
19
13:45
13:46
14
14:00
14:05
28
14:33
10
14:43
27
羽虫と蜘蛛の巣に悩まされることは無かった。
登山道では忙しく蜜を集めるハチと視野を埋め尽くす【トンボ】の群れ・・・一歩踏み出す度に舞い上がるトンボ達、衝突してくるヤツもいるが、ちょっと立ち止まるとストックのグリップに休憩するヤツもいる。
トンボのおかげで、小さな羽虫などに悩まされることは無かった。
小さな羽虫が少ないからか、蜘蛛の巣に悩まされることも全くなかった。

最後のエコーラインを渡った先から「草刈中」
入口で「どこまで行くのか」と声を掛けてもらい(控えめに)「屏風まで」と申告し入山しました。
帰りに山中で再びお会いし、今日はどこまで草刈りするのか尋ねると「杉ノ峰まで行けるかな〜」とのこと。
屏風岳から南屏風岳の間で足元が見えないところがあったと伝えましたが、熊野町の管轄は屏風岳までなので、その先は手が出せない(その先は白石市の管轄)とのこと。
杉ノ峰から屏風岳までは後日対応することになるとのことでした。
それにしても、一日中登山道の草刈りをしていただけるなんて感謝しかない。
「また、来てもらえるように綺麗にしておきますよ」という言葉が印象的だった。
リスペクト!!
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
刈田峠駐車場(無料、300台、トイレ)
 平日なので昼夜ともに空いていた。
 登山などの長時間駐車は第三駐車場とされているようです。
 御釜観賞をしなければ、屏風岳は第三駐車場からの方が近い。
コース状況/
危険箇所等
危険個所無し。
御釜上部から刈田峠駐車場に下る途中に間違えそうなルートがある。
直ぐに深い藪になるので強制的に突っ込んでいかなければ間違えに気が付くと思うが、念のため「説明付き写真」を添付しました。
刈田駐車場の直ぐ上にある御釜行きリフト乗り場の手前から登山道に入っていきます
刈田駐車場の直ぐ上にある御釜行きリフト乗り場の手前から登山道に入っていきます
リフトの上部の降り場が見えたら御釜の上部までもうすぐです
リフトの上部の降り場が見えたら御釜の上部までもうすぐです
(左)熊野岳、(右)刈田岳
どちらも過去に登りました。
本日は刈田岳の先へと進みます
(左)熊野岳、(右)刈田岳
どちらも過去に登りました。
本日は刈田岳の先へと進みます
雲優勢ですが晴れ間も見えます
雲優勢ですが晴れ間も見えます
靄がかかって幻想的な御釜
靄がかかって幻想的な御釜
少し待っていたら、良い感じに・・・
あっという間に再びベールの向こうへ
少し待っていたら、良い感じに・・・
あっという間に再びベールの向こうへ
刈田神社に安全登山祈願します
刈田神社に安全登山祈願します
刈田岳山頂標識
神社の脇の小高いところに三角点
神社の脇の小高いところに三角点
三等三角点「刈田岳」
三等三角点「刈田岳」
熊野岳と書かれた方向からやってきました
一番奥が「大黒天」方向
少し手前が杉ケ峰(屏風岳の手前の山)
熊野岳と書かれた方向からやってきました
一番奥が「大黒天」方向
少し手前が杉ケ峰(屏風岳の手前の山)
看板も熊に引き倒されたのか!?
看板も熊に引き倒されたのか!?
大黒天の方向へ向かうと直ぐに、屋根?の上にソーラーパネルの載った避難小屋
大黒天の方向へ向かうと直ぐに、屋根?の上にソーラーパネルの載った避難小屋
周囲は石で固められているが、内側は木造
周囲は石で固められているが、内側は木造
狭いが避難小屋としての機能は十分
狭いが避難小屋としての機能は十分
改めて分岐に戻って、
左奥(大黒天方向)ではなく、写真右手方向へと向かいます。
改めて分岐に戻って、
左奥(大黒天方向)ではなく、写真右手方向へと向かいます。
明瞭な登山道
少し進むと草木が迫る
少し進むと草木が迫る
蔵王ハイラインが見えてきました
ハイラインとエコーラインを横切って進むルートです。
蔵王ハイラインが見えてきました
ハイラインとエコーラインを横切って進むルートです。
何も印は無いが、写真中央の切れ目を降りていく
何も印は無いが、写真中央の切れ目を降りていく
近づくと石段があり、登山道が続いていることが分かる
近づくと石段があり、登山道が続いていることが分かる
再び横切る
唯一「登山道」の案内があった場所
唯一「登山道」の案内があった場所
本日、初めての花
シャクナゲ
本日、初めての花
シャクナゲ
ひときわ目立っていた立ち枯れの木
ひときわ目立っていた立ち枯れの木
少し斜め方向へと横切る
少し斜め方向へと横切る
目の高さの笹がうっとおしい
目の高さの笹がうっとおしい
これから行くから、待ってろよ〜
これから行くから、待ってろよ〜
ここから本格的登山道
本日は「草刈中」です。
2部隊で進んでいるので、近くに来たら一旦「草刈り機を止める」ので声をかけてくださいとのことでした。
ここから本格的登山道
本日は「草刈中」です。
2部隊で進んでいるので、近くに来たら一旦「草刈り機を止める」ので声をかけてくださいとのことでした。
少し古いが木道も整備されている
少し古いが木道も整備されている
歩き易い
(左)刈田峠避難小屋
ちょっと寄り道
(左)刈田峠避難小屋
ちょっと寄り道
高床式のプレハブ
高床式のプレハブ
内部は広い。
奥には「冬期出入口」がある
内部は広い。
奥には「冬期出入口」がある
トイレも大/小あった(自然落下式)
トイレも大/小あった(自然落下式)
少し進んで振り返って刈田岳
少し進んで振り返って刈田岳
先ほどの避難小屋も見えた
先ほどの避難小屋も見えた
シャクナゲ
登山道の途中に忽然と現れる「前山」
登山道の途中に忽然と現れる「前山」
オトギリソウ
by google
オトギリソウ
by google
ウスユキソウ
by google
ウスユキソウ
by google
刈田岳の奥の御釜の上部も見えてきた
刈田岳の奥の御釜の上部も見えてきた
トウキ
by google
杉ヶ峰山頂標識と三角点
杉ヶ峰山頂標識と三角点
杉ヶ峰山頂到着
三等三角点「杉峰」
三等三角点「杉峰」
三角点と蔵王山
湿原が見えてきた
湿原が見えてきた
チングルマ(の綿毛)
花の実物を見たことが無い・・・
チングルマ(の綿毛)
花の実物を見たことが無い・・・
キンコウカ
湿原の案内板に代表的な花として紹介されていました
キンコウカ
湿原の案内板に代表的な花として紹介されていました
ショウジョウバカマ
by google
ショウジョウバカマ
by google
休憩所というよりも湿原展望席がある
休憩所というよりも湿原展望席がある
この辺りを「芝草平」というらしい
木道や(眺めの良い)休憩場所が整備されている
この辺りを「芝草平」というらしい
木道や(眺めの良い)休憩場所が整備されている
真新しい木道
メインの休憩場所
メインの休憩場所
チングルマ、イワカガミ、キンコウカの案内
チングルマ、イワカガミ、キンコウカの案内
カモメラン
by google
カモメラン
by google
視覚的には次の山頂が遠く感じるが、歩くのが楽しい道
視覚的には次の山頂が遠く感じるが、歩くのが楽しい道
踏んづけないように気を付けて進みます
踏んづけないように気を付けて進みます
どこまでも続く
各所に池塘
サワラン
by google
烏帽子岳への分岐
今月確認されたばかりの途中崩壊で通行止め
烏帽子岳への分岐
今月確認されたばかりの途中崩壊で通行止め
山頂部入り口付近に「屏風岳」のプレートが落ちていた
山頂部入り口付近に「屏風岳」のプレートが落ちていた
屏風岳山頂標識
一等三角点「屏風岳」
1
一等三角点「屏風岳」
何と、入口のプレートの奥に隠れていました
何と、入口のプレートの奥に隠れていました
南屏風岳へ向かいます
南屏風岳へ向かいます
コメツツジ
by google
コメツツジ
by google
南屏風岳山頂
蔵王山が良く見えるビューポイント
ここまで来て良かった〜
蔵王山が良く見えるビューポイント
ここまで来て良かった〜
登山道を離れて、若草平の奥へ続く木道
登山道を離れて、若草平の奥へ続く木道
ハクサンチドリ
by google
ハクサンチドリ
by google
ウソ(by google)という名の鳥
近づくと逃げるがいつも見えるところに居て「先導」してくれました。
ウソ(by google)という名の鳥
近づくと逃げるがいつも見えるところに居て「先導」してくれました。
御釜の景色を観賞することにこだわらなければ、ここから屏風岳の方が近い
御釜の景色を観賞することにこだわらなければ、ここから屏風岳の方が近い
戻ってきたら御釜がくっきりと見えた
戻ってきたら御釜がくっきりと見えた
・・・(言葉にならない)
1
・・・(言葉にならない)
(唯一の注意ポイント)
目的の刈田峠駐車場も見えるので写真「左」へ下っていくように見えるが・・・直ぐに固い藪に行く手を阻まれる
正しいルートは右側の草木の切れ目
右手にリフトを見ながら、リフト寄りを下山するのがポイントです
1
(唯一の注意ポイント)
目的の刈田峠駐車場も見えるので写真「左」へ下っていくように見えるが・・・直ぐに固い藪に行く手を阻まれる
正しいルートは右側の草木の切れ目
右手にリフトを見ながら、リフト寄りを下山するのがポイントです

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ トレランシューズ ザック 行動食770Kcal 飲料(スポドリ1500ml・水500ml) 熊鈴 計画書(compassも登録済) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 スマホ 時計地図 タオル ストック カメラ 雨具上下 レジャーシート ファーストエイドキット ツェルト アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ) ココヘリ
共同装備
在宅者用アプリ(いまココ)

感想

宮城県の最高峰として蔵王連峰の「屏風岳」に行ってきました。
蔵王山の主峰「熊野岳」とは異なり南蔵王と言われる「杉ヶ峰」「屏風岳」「不忘山」の「杉ヶ峰」「屏風岳」に登ってきました。
スタート地点は刈田峠駐車場(御釜に上がるリフトがある)とした。平日なので昼夜ともに空いていたが、エコーラインの途中にある第三駐車場には「登山などの長時間駐車はこちら」と案内されていました。
熊野岳、刈田岳、御釜が目的ではなく、南蔵王のみの山行であれば、第三駐車場が適しているのかもしれません。
今回は体力的にも南屏風岳を限界としましたが、他の方の山行記録では、不忘山からの景色が絶景とされていましたので、機会があったらチャレンジしてみたいと思います。

前日の夕刻に刈田峠駐車場に到着し車中泊(下界は31℃だったが、約1600m標高を上げて外気温21〜22℃の快眠)しましたが、日没まで時間があったので駐車場から御釜の上まで下見を兼ねて往復していたので、朝のスタート準備万端。
計画では8時半スタートとしていましたが、登山口まで来ているのでスタートを5時に見直して眠りにつきました。
夜半から降り出した雨が出発しようとした際にも止んでいなかったので、スタートを7時に遅らせました。

御釜上部までは朝活としてチャチャっと登り、刈田岳手前の展望所から御釜を見下ろしたら、ややガスがかかっているものの今まで見た中では(グリーンの池面は初めて)最高の場面に出会い、幸先の良いスタート。
(開いていない)刈田神社で安全登山祈願を行って、山頂標識と三角点を写真に収めて未開の地へと向かいます。
分岐と指導標の向きがしっくりこなかったので、消去法で大黒天方向に進んでみたら、やはり計画ルートと異なっていたので、分岐に戻って仕切り直し。
しばらく、蔵王ハイラインとエコーラインを横切るルートですが、足元の踏み跡は明瞭、時々、顔の高さの藪が気になりますが、ほぼ一直線に下っていきます。
ところどころに岩がゴロゴロしていて中には広い面の岩もあり、朝方までの雨でぬれているので慎重に進んでいたつもりでしたが、見事にスリップ、ストックを持っていた右手の親指を岩にこすりつける形になり、手袋はしていましたがφ3mmの皮がむけました。ついでに、ストックに力がかかったのか身体の下敷きになったのかやや湾曲し、セットする際に向きを選ぶようになってしまいました。
更に先に進むと、本格的に登山口となっている場所に「草刈中」の案内が・・・
近づいていくとリーダーらしい方が「どこまでいくの?」と声を掛けてくれたので、先に進んで良いのだと安心し「屏風まで行けたら行こうかと」と弱気の発言(計画は、その先の南屏風なのに・・・)。
作業中の方に「草刈り機」を一旦停止してもらって先に進みます。2部隊で進めているとのことで、先の方からも草刈り機の勢い良い音が聞こえてきます。
2部隊目地点も無事通過。「帰りにも声を掛けてください」と言ってくれました。
まだまだ、体力的には余裕の中、刈田峠避難小屋に寄り道して先に進みます。
登山道の途中にいきなり出現する(山頂広場のない)前山を過ぎると一旦標高を下げるのでピークはピーク。そして、杉ノ峰山頂へ。
振り返ると刈田岳やハイライン+エコーラインが良く見える。
山頂を後にすると、一旦下りになるが、湿原が見えてくる。
「芝草平」標高1652m、ここが屏風岳との鞍部になるのだろう。
チングルマは花の時期が終わって綿毛になっていましたが、キンコウカが盛りでした。
帰りには誰もいない展望ベンチに大の字になって休憩しました。
倉石・秋山沢分岐(烏帽子岳方向)は、今月初めに発見された途中崩落で通行止め。
その先で、山ガールとスライド。本日唯一の登山者でした。
屏風岳に到着。山頂広場の入り口付近に「屏風岳」のプレートが無造作に置かれていましたが、なんと、その奥の茂みをよく見ると「一等三角点」が埋もれていました。
屏風岳で大休止。疲れた〜(体力の無さを痛感)
しばし休憩後に「やはり計画通り南屏風へ行ってこよう」と立ち上がり、先に進みます。急に低いクマザサなどですが藪が濃くなり、足元の見えないところがありましたが、先に進みます。
水引入道分岐まではアップダウンは、ほぼありません。
分岐から少し下って1750mのコルを過ぎて南屏風岳1810mに到着。
振り返ると、御釜の上部を含めた「蔵王山」が良く見える。景色の良い山でした。
帰路は、芝草平で再び大休止。
芝草平は心と身体が休まる場所でした。

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利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
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