ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8434586
全員に公開
ハイキング
朝日・出羽三山

障子ヶ岳

2025年07月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:29
距離
15.1km
登り
1,342m
下り
1,350m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:26
休憩
0:02
合計
10:28
距離 15.1km 登り 1,342m 下り 1,350m
4:56
4
スタート地点
5:00
10
5:28
5:30
106
7:16
28
7:44
62
8:46
33
9:19
79
10:38
93
12:11
88
13:39
41
14:20
14:21
61
15:22
3
15:25
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■駐車場の場所が少しわかりにくい。らくルートの「P」の場所ではないので注意。
ゆったり館の方から林道を走っていくと「登山口」の立て看板があるのでそれに沿って右に進む。コンクリートの橋の手前に「天狗登山口」と「障子ヶ岳登山口」との分岐がある
・天狗の方へ進めば林道を詰めたところに駐車場あり(1か所目)
・障子の方へ進みコンクリ橋を渡ってすぐ左手に5台程度停車できる今回停車したスペース(2ヶ所目)
・さらのその林道を詰めると障子ヶ岳登山口直前の駐車場(3か所目)
■いずれもトイレなし
コース状況/
危険箇所等
■コース上すべて刈り払いもされており難儀するような場所はなかった(感謝感謝)
■ザレ場がいくつかあり周回するなら反時計の方が良いかと思う。一方、粟畑から雨量観測所までの石畳が濡れていたら滑りそうで怖いかも。
■紫ナデから粟畑までは片側が切れ落ちており滑落したらタダでは済まない場所多し。慎重かつ大胆に。
いくつかある駐車場のひとつ。大学生くらいの若者3名が先行していった。
2025年07月19日 04:55撮影
7/19 4:55
いくつかある駐車場のひとつ。大学生くらいの若者3名が先行していった。
林道を歩いていると竜ヶ岳が見えた
2025年07月19日 04:59撮影
7/19 4:59
林道を歩いていると竜ヶ岳が見えた
20分程度歩いてきた先に障子ヶ岳登山口と駐車場あり
2025年07月19日 05:16撮影
7/19 5:16
20分程度歩いてきた先に障子ヶ岳登山口と駐車場あり
ここから入っていきます
2025年07月19日 05:19撮影
7/19 5:19
ここから入っていきます
すぐに渡渉点。苦もなく渡れた
2025年07月19日 05:25撮影
7/19 5:25
すぐに渡渉点。苦もなく渡れた
急坂を上がって尾根に乗る
2025年07月19日 05:30撮影
7/19 5:30
急坂を上がって尾根に乗る
好きな雰囲気
2025年07月19日 05:31撮影
1
7/19 5:31
好きな雰囲気
急で汗が噴き出す
2025年07月19日 05:54撮影
7/19 5:54
急で汗が噴き出す
太さこそさほどではないが歴戦の痕を感じさせるブナ
2025年07月19日 06:11撮影
7/19 6:11
太さこそさほどではないが歴戦の痕を感じさせるブナ
木陰で助かるが高い木が減ってきて森林限界が近いのかと不安になる
2025年07月19日 06:14撮影
7/19 6:14
木陰で助かるが高い木が減ってきて森林限界が近いのかと不安になる
木の間から障子ヶ岳が見えた
2025年07月19日 06:16撮影
7/19 6:16
木の間から障子ヶ岳が見えた
青空が広がり嬉しいが、暑い。。
2025年07月19日 06:21撮影
7/19 6:21
青空が広がり嬉しいが、暑い。。
ところどころザレ場あり
2025年07月19日 06:43撮影
7/19 6:43
ところどころザレ場あり
あそこのザレも歩くんだろうなぁ
2025年07月19日 06:51撮影
7/19 6:51
あそこのザレも歩くんだろうなぁ
紫ナデ(シナデ?ムラサキナデ?)と小障子
2025年07月19日 06:51撮影
7/19 6:51
紫ナデ(シナデ?ムラサキナデ?)と小障子
障子ヶ岳から粟畑。障子ヶ岳は中々全貌を見せてくれない
2025年07月19日 07:03撮影
7/19 7:03
障子ヶ岳から粟畑。障子ヶ岳は中々全貌を見せてくれない
反時計周りで歩くならザレ場も気にならないが時計周りの下りは滑りそう
2025年07月19日 07:05撮影
7/19 7:05
反時計周りで歩くならザレ場も気にならないが時計周りの下りは滑りそう
水場の分岐。水場は未確認
2025年07月19日 07:13撮影
7/19 7:13
水場の分岐。水場は未確認
一旦ちょっと下る
2025年07月19日 07:47撮影
7/19 7:47
一旦ちょっと下る
大朝日は見えたけど雲がかかっている
2025年07月19日 07:56撮影
7/19 7:56
大朝日は見えたけど雲がかかっている
振り返ると月山と葉山。
2025年07月19日 08:15撮影
7/19 8:15
振り返ると月山と葉山。
障子ヶ岳と大朝日、かっけー。けど木陰もなくなり無風でいぎなり暑づい。。
2025年07月19日 08:17撮影
1
7/19 8:17
障子ヶ岳と大朝日、かっけー。けど木陰もなくなり無風でいぎなり暑づい。。
こんな感じのザレ場がいくつかある。踏み幅は十分あるが落ちたら大怪我ではすまなそう
2025年07月19日 08:23撮影
7/19 8:23
こんな感じのザレ場がいくつかある。踏み幅は十分あるが落ちたら大怪我ではすまなそう
紫ナデにつくと以東岳が見えた。1回しか行けてないのでまた行きたい
2025年07月19日 08:44撮影
7/19 8:44
紫ナデにつくと以東岳が見えた。1回しか行けてないのでまた行きたい
小障子を経ていざ障子へ
2025年07月19日 09:05撮影
7/19 9:05
小障子を経ていざ障子へ
想像以上にカッコいいぞ!スラブが大迫力です
2025年07月19日 09:24撮影
1
7/19 9:24
想像以上にカッコいいぞ!スラブが大迫力です
分厚い雪渓もまだ携えていた
2025年07月19日 09:28撮影
7/19 9:28
分厚い雪渓もまだ携えていた
あえて掛けているのか忘れものなのか
2025年07月19日 09:42撮影
7/19 9:42
あえて掛けているのか忘れものなのか
ここで冷気が吹いてきた。天国じゃー
2025年07月19日 09:44撮影
7/19 9:44
ここで冷気が吹いてきた。天国じゃー
歩いてきた道。めちゃ辛かったぁ
2025年07月19日 10:05撮影
7/19 10:05
歩いてきた道。めちゃ辛かったぁ
障子ヶ岳山頂。座るのに丁度良い石がない。。。
2025年07月19日 10:25撮影
7/19 10:25
障子ヶ岳山頂。座るのに丁度良い石がない。。。
以東岳
2025年07月19日 10:37撮影
1
7/19 10:37
以東岳
大朝日方面
2025年07月19日 10:37撮影
7/19 10:37
大朝日方面
今から向かう粟畑と天狗
2025年07月19日 10:38撮影
7/19 10:38
今から向かう粟畑と天狗
南側から観る障子ヶ岳は違う表情
2025年07月19日 10:46撮影
1
7/19 10:46
南側から観る障子ヶ岳は違う表情
アップダウンは続く
2025年07月19日 10:54撮影
7/19 10:54
アップダウンは続く
水がないけどあれが障子池か?
2025年07月19日 11:02撮影
7/19 11:02
水がないけどあれが障子池か?
近づいてみたら水があった
2025年07月19日 11:10撮影
7/19 11:10
近づいてみたら水があった
天狗小屋。天狗角力取山まで行って帰ってくる気力も体力もない。。
2025年07月19日 12:02撮影
7/19 12:02
天狗小屋。天狗角力取山まで行って帰ってくる気力も体力もない。。
粟畑。地形図で見ると大したことなさそうだけど、体力の消耗激しくラスボスに感じました
2025年07月19日 12:10撮影
7/19 12:10
粟畑。地形図で見ると大したことなさそうだけど、体力の消耗激しくラスボスに感じました
石畳ってこれかぁ
2025年07月19日 12:13撮影
7/19 12:13
石畳ってこれかぁ
ヒメサユリのご褒美
2025年07月19日 12:19撮影
1
7/19 12:19
ヒメサユリのご褒美
すごい清涼感
2025年07月19日 12:23撮影
7/19 12:23
すごい清涼感
こちらも道も雰囲気よい
2025年07月19日 12:40撮影
7/19 12:40
こちらも道も雰囲気よい
越えようかくぐろうか思案してたら小屋番さんと遭遇。3連休なのに宿泊者が少ないと嘆いてらした
2025年07月19日 12:44撮影
7/19 12:44
越えようかくぐろうか思案してたら小屋番さんと遭遇。3連休なのに宿泊者が少ないと嘆いてらした
古木が多く楽しい道
2025年07月19日 13:20撮影
7/19 13:20
古木が多く楽しい道
とても飲めそうにないかな…
2025年07月19日 13:39撮影
7/19 13:39
とても飲めそうにないかな…
ごく一部こんなヤブっぽい場所も
2025年07月19日 13:51撮影
7/19 13:51
ごく一部こんなヤブっぽい場所も
ここまでくればまずは一安心。比較的フラットな道を進む
2025年07月19日 15:01撮影
7/19 15:01
ここまでくればまずは一安心。比較的フラットな道を進む
天狗登山口。竜ヶ池の上までってどうゆうことだろう
2025年07月19日 15:19撮影
7/19 15:19
天狗登山口。竜ヶ池の上までってどうゆうことだろう
駐車場だ
2025年07月19日 15:21撮影
7/19 15:21
駐車場だ
ここが一番広い駐車場のようだ。周回するならココにとめるのも良いかも
2025年07月19日 15:22撮影
7/19 15:22
ここが一番広い駐車場のようだ。周回するならココにとめるのも良いかも
橋を渡ってゴール。おしまい
2025年07月19日 15:24撮影
7/19 15:24
橋を渡ってゴール。おしまい

感想

前の週に古くなった障子の貼り替えを行ってい際に、そういえば障子ヶ岳にはまだ登ってなかったなという安直な思いつきで決めた障子ヶ岳登山。トレーニングついででテン泊装備並みの重さにして挑戦してみることにした。

コース取りは北側から登って南側から降りる周回を選択。下りが急なのは好きではないし反時計回りで周回する人が多いようなのでベターなのだろう。

駐車場が少し分かりにくかったが橋を渡ったすぐ先で若者グループが準備していたので自分もそこに駐車した。歩いてみてから知ったが駐車場は3箇所あった。周回するのなら天狗登山口前に駐車するのもアリだったかもしれない。

駐車スペースから30分程林道を歩くと障子ヶ岳登山口に到着した。一息ついてから登山道へ入ると水音が聞こえてくる。渡渉は水量少なく楽々渡れた。渡渉後すぐに急坂を登り尾根に乗る。狭い尾根上には古木の大木が並び、空も青く広がりなんとも清々しい。

6時頃になると気温が上昇して来た。急登と相まって汗の量が段違いに増えるのを帽子から滴るしずくが物語っていた。ペースを落としこまめに水分補給をする。

登山道上にはザレた急坂が何度かあり、登る分には何の問題もないが下りだと滑りそうで怖い。ここは反時計回りで歩いてきて正解だった。

紫ナデに近づくにつれ大木が減ってきて森林限界が近づいているのを実感する。既に大汗をかいていたので炎天下にでれば更に厳しい事になるのは明白で脚の攣りを覚悟した。

紫ナデに到着すると障子ヶ岳と薄いゼブラの以東岳が見えた。1回しか行けてないが感動的だった紅葉期の以東岳を思い出す。いつかは大朝日岳との縦走もしてみたいところだ。

紫ナデから一旦下って小障子に登っている途中早くも内転筋に激痛が走る。もはや夏山登山では恒例行事といっても過言ではなさそうだ。いつも同じ部分が痛むので後で筋肉の説明図を見てみたら、どうやら自分は薄筋という筋肉がウィークポイントのようだ。攣るのは鍛えればなんとかなるのだろうか。

炎天下かつ無風の中、小障子で休憩する。コース上には腰を下ろして休憩するのに適した倒木や岩などがあまりなく地べたに座って休むことを強いられた。ただし、稜線上は刈り払いが綺麗にされ整備が整っておりとても歩きやすくて助かった。

さらにペースを落とし障子ヶ岳に近づくと大きな岸壁が待っていた。見ごたえのあるスラブで昨年登った御神楽岳の水晶尾根を思い出した。

障子ヶ岳に到着する頃には大朝日岳の方にかかっていた雲がこちら側にも流れてきて日差しは抑えられ少し楽になった。それでも何でもないような小さな登りで脚の痛みに悶絶しながらどうにか粟畑まで到着した。まさか粟畑があんなにもラスボスに感じられるとは想像だにしていなかった。

当初の予定では天狗角力取山まで行くつもりつもりであったが、体力的にも精神的にも無理だったので再訪を誓って下山を開始した。石畳を歩いて行くとヒメサユリが咲いていた。普段なら手放しで喜ぶところだが重いザックと攣った脚でスクワットするのにはたいそう気合いがいった。トキソウも今までに見たことがないほど群生していたが小さい花にピントを合わせる体力は既に尽きていた。。。

下りに入って脚はなんとか回復しほぼ普通に歩けるようになった。こちらの道も雰囲気はすこぶる良い。途中で小屋番さんと遭遇し、宿泊者が全然いないので戻って泊まっていきなよと言われたが、登りの脚はもう死んでいたので断らせて頂いた。

バカ平まできてほっと一息をつく。この先はほぼフラットな道が続くので気持ち的には楽だ。ただ、標高が下がったせいか蒸し暑くなり、誰も居ないことをいい事に「あぢー!あぢー!」とわめきながら登山口に到着した。

帰りは「道の駅にしかわ」にて塩麹ソフトを食す。少し氷が入っていて火照った身体には最適だった。疲労困憊でそのまま運転したら居眠りしそうだったので1時間程度仮眠の後帰宅した。

小屋番さんは3連休なのになんでこんなに人が居ないんだ?みんなどこ行ってんだ?と嘆いてらしたが、自分としてはこんなに素晴らしい景色がみられ人が少なく静かな山でとっても幸運であった。今度来るときは小屋で一泊してゆっくり景色を堪能したいと思った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:10人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら