岩木山

2025年07月20日(日) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,179m
• 下り: 1,456m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:56

距離 11.5km 登り 1,179m 下り 1,456m

8:15 岳温泉BS
8:20 嶽温泉神社
8:26 8:27 羽黒温泉分岐
8:38 湯の沢分岐
8:55 8:56 巨木の森分岐
10:02 10:14 岩木山八合目駐車場
10:37 岩木山九合目分岐
10:45 10:52 鳳鳴ヒュッテ
10:56 10:57 長平登山道分岐
11:06 11:27 岩木山
11:35 11:36 長平登山道分岐
11:45 11:46 鳳鳴ヒュッテ
11:51 種蒔苗代
12:02 12:08 錫杖清水
12:42 12:44 焼止りヒュッテ
13:08 姥石
13:16 鼻コクリ
13:23 13:24 カラスの休場
13:33 13:34 七曲
14:00 岩木山神社
14:15 ゴール地点

天候

晴れ。
但し山頂は強風&ガス

アクセス

利用交通機関：

バス

弘南バス。
岳温泉前行き

なお、岳温泉前からスカイライン八合目に行くバスもある。

コース状況／危険箇所等

嶽登山道は全体的に登りやすい道が多く、昔は小学生の遠足でも使われたそうな。
熊の出没が増えているらしい。ただ、やけに大型動物の痕跡が少なすぎるので山に食料が少ないのでは?と思ったり。

岩木山神社を通る百沢登山道は、沢沿いに進むので、変化に富んだ面白い道を歩く。
雨の日や、雪解けピークの時は危険が増すので注意。滝の周辺は、岩に矢印が書いていたりするので、目印にすれば良いが…初心者にはお勧めしない道ではある。

山頂周辺は、岩場の連続である。
九合目までリフトで来れるので、色々な方がいる。風も唐突に強くなることがあるので、ストックよりグローブ着用の方が有利に進みやすいと思う。

その他周辺情報

岩木山神社では、冬以外は軽食を楽しめる。
青森は温泉が多いのでしらみつぶしに好みの温泉を探索してほしい。（但し時々強力過ぎることも？）

ババヘラアイス（カートでアイスを売っているやつ）は、県の条例で特例となっているので、県外から来たなら是非食べてみてほしい。
最近は色付きなど、進化を遂げている。

写真

7/20 8:16

嶽温泉前からスタートです。
バス停の名前が岳温泉前になってたので、検索に手間取ってしまった。嶽といえばとうもろこしが有名です。

7/20 8:18

スカイラインを登るバスを横目に、登山道を行きます。

7/20 8:18

街の方では熊や鹿の出没が増えていると聞いているので警戒してましたが…

7/20 8:38

登山道に大型動物の痕跡が少なすぎる…他の山では何かしら痕跡があるのに

7/20 8:48

巨大なブナの森。

7/20 8:53

途中分岐が幾つかありましたが、分岐の道を使っている方が少なすぎるのか、道と認識できないものもありました

7/20 9:00

割と登ってきましたが、やはり大型動物の痕跡は少ないですね。山に食料が少ないから街に下っているような気がします。

7/20 9:16

ブナの背丈が、登るほどに小さくなってきました。

7/20 9:50

境界杭を補修に使っている！

7/20 10:01

八合目到着！休憩できるところ、トイレ、自販機があります。有料道路スカイラインの駐車場になっています。

7/20 10:02

白神山地側

7/20 10:03

リフトという文明の利器が目の前に…！
割と登山装備でもリフトを使っている方がいました。九合目まで行けるようです。

7/20 10:04

鯵ヶ沢方面。遠くに十三湖が見えます。シジミが取れます。

7/20 10:11

7/20 10:15

7/20 10:37

九合目まで登ったら、一気に岩場になります。

7/20 10:38

厳し過ぎず、優し過ぎず、素晴らしい岩場。
ただ、八合目まで風はそんなになかったのに、いきなり風が吹いてきました。単独峰ならでは？のこの変化は面白いです。

7/20 10:41

雪がまだ残っています。

7/20 10:45

鳳鳴ヒュッテ。というより避難小屋。
過去の大学生の遭難死亡事故により1965年に作られた。よく持ってるなぁ…

7/20 10:46

登っていきます。どんどんガスが濃くなっていきます。

7/20 10:48

右登り、右下りです。

7/20 10:50

7/20 11:04

山頂はガスと強風でした。
晴れていればとても良い景色ですが…晴れる気配はない（この時期は朝イチか夕方だと晴れたりする…けど危ない）

7/20 11:33

7/20 11:36

7/20 11:36

上にかかる雲は厚くはないのだけれど…晴れません

7/20 11:37

7/20 11:47

降りは岩木山神社側に行きます。様々なバリエーションのある道です。

7/20 11:49

ミチノクコザクラ。岩木山の固有種です。

7/20 11:49

めっちゃ咲いてる。

7/20 11:50

ガマの声が聞こえてました。こんな厳しいところによくいるなぁ…。

7/20 11:54

弘前方面でしょうか。少し見えてきました。

7/20 11:54

鬱蒼と茂る山道。

7/20 11:58

7/20 11:59

7/20 11:59

7/20 12:00

まだ雪がありました。凄い勢いで溶けています。

7/20 12:02

水場。（鳳凰ヒュッテに水場ありと書いていたりしますが、割と距離と高低差を感じます。）

7/20 12:02

7/20 12:09

ここにも境界杭が補強として使われていたり

7/20 12:10

まだこんなに残っているの凄い

7/20 12:18

ここからは、難易度が低めの沢下りみたいな感じです。

7/20 12:21

白っぽいサクラソウもあった。

7/20 12:37

変化が多くて面白い登山道です。
滝のところは、割としっかり登らないといけなかったりします。

7/20 12:42

焼山ヒュッテ。こちらも避難小屋。上のドアを開けるといきなりハシゴなので注意。（冬用）

7/20 12:42

位置的にもあまり使われることはないと思うが、噴火時用のヘルメットなどが保管されています。

7/20 13:19

なぜカラスと思う少し開けた場所。

7/20 13:40

7/20 13:42

スキー場まで出てきました。

7/20 13:45

後ろを振り返ると、頂上が見えている！これは悔しいですね。

7/20 13:50

紫陽花が咲いています。
但し、暑いです。とても。

7/20 13:59

すごく大きい杉。伊勢神宮にある木くらいに立派です。

7/20 14:00

メジャーな登山道ですが、整備が行き届いているわけでも決して易しくはないので注意です。優しいのは嶽の方です。途中、トートバック（あまり水はない）とスニーカーの中国の若い方とすれ違いましたが…無事だろうか？来たバスは一緒だったので、ペース的に登頂できても夜になりそう？

7/20 14:01

岩木山神社の入口。立派!

7/20 14:07

ババヘラアイス（地元名）

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

tsukimi

岩木山は非常に形が良い。単独峰であり、津軽平野が広大なため1600mクラスと思えないほど雄大に見える。
弘前方面から見ると、力強さを感じ、五所川原や、つがる市側から見ると淑やかさを感じる。

さて、登山コースも様々で、手軽に挑戦できる嶽温泉側、様々な変化を感じる百沢、頂上付近の岩場。難し過ぎず、決して優しいわけではない、練習にも良い山です。
晴れていれば、日本海、津軽平野、陸奥湾、八甲田、白神山地…空気が澄んでいれば薄らと北海道の松前付近を望める。（今回は9合目以上が濃いガスで見えなかった…）

とてもお勧めの山です。