十石山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
二日目 十石峠小屋 6:40 - 9:00 登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険と思われるところはない。 樹林帯が大半で、 しかも暖かいので雪のしまりが悪い。 |
写真
感想
昨年8月に十石山に登りお手軽に夏山を日帰りで楽しんだが、 景色の良さに感動し残雪期にテント泊をしたいと思い、 今回実行してみた。
今年は雪が少ないとはいえ、 登山口の白骨温泉は標高1,400m以上あり、 この時期でもアプローチの道路沿いにはぽつぽつと雪が残っている。
登山口から最初の短い急な山腹を巻いて1600m辺りの白樺の林の台地にくるともう一面の雪原となるがそこからの急登は雪が有ったりなかったりだ。 1,800mの平らな樹林帯に入ると雪が一杯で 緩んだ雪に足をとられ歩きにくいことこの上ない。 すぐにワカンを付けて歩くがそれでも歩きにくく 体力を消耗する。 しかしこの樹林帯のツガはでかいのが多く見ていても楽しく 癒される。 1900m辺りからの急登でも 相変わらず雪がゆるく、 ワカンでは滑るが履かなければズボルので致し方ない。 結局最後までワカンで通し、 アイゼンとピッケルを使う機会はなかった。(最初から 持ってゆくのをためらったが、 ヒョットシテ・・・と思い 装備に加えた。)
山頂直下では 夏道は右の方を巻いて十石峠小屋に上がるが、 かすかに残っていたトレースはほぼ山頂へ直登していたので その跡を登った。
朝 6:40に出発し 夏ならば 3時間少々で歩けるが 緩い雪にてこずり 4時間30分ぐらい掛かって 小屋へ到着。 山頂でもよかったが 小屋のすぐ裏の少し見晴らしの良い場所に早速テントを設営。 昼食を済ませ昼寝をして しばし十石山の山頂や隣のこぶの散歩をし 素晴らしいパノラマを楽しんだ。 北アルプスは笠ヶ岳から前穂まできれいに見え、焼岳や霞沢は 眼前に大きく見えた。 南側は 乗鞍は尾根続きでもちろんきれいに見え、遠くは中央アルプスや南アルプスも見えたが 西の白山などと同様にかすんでしか見えなかった。 テントに戻る途中では天気はとてもよかったのにまだ真っ白な雷鳥にも会えた。夕方はアーベントを期待したが日没寸前の高さに雲が立ち込め駄目だった。
モルゲンも残念ながら 大したことはなかった。(早朝のテント内の気温は -6℃ぐらいだった。)
帰りは 6:40頃出立し あっという間に(9:00頃には)下山してしまった。
白骨温泉で汗を落とそうと思ったが いづれも10:30からしか入れないとのことで 諦めて帰りの途中の寝覚めの床の ”ねざめホテル”のトロン温泉で汗を落とした。¥500.-で貸し切り状態だった。
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