乗鞍岳〜硫黄岳〜十石山（乗鞍観光センターからの周回）

2025年08月18日(月) 〜 2025年08月19日(火)

• GPS: 16:06
• 距離: 34.5km
• 登り: 2,671m
• 下り: 2,670m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:16
• 休憩: 1:11
• 合計: 11:27

距離 21.3km 登り 2,107m 下り 1,048m

5:45 スタート地点
5:46 乗鞍観光センター
6:05 6:06 善五郎の滝入口
6:17 鈴蘭橋
7:06 三本滝分岐
7:36 摩利支天バス停
8:18 8:21 冷泉小屋
8:46 位ヶ原山荘
10:01 10:14 肩の小屋口
10:49 10:52 肩ノ小屋
10:52 剣ヶ峰口
11:13 朝日岳（乗鞍）
11:19 蚕玉岳（乗鞍）
11:25 11:30 乗鞍岳
11:33 11:34 乗鞍岳頂上小屋
11:39 朝日岳（乗鞍）
11:50 11:55 剣ヶ峰口
11:55 12:08 肩ノ小屋
12:10 12:11 剣ヶ峰口
12:20 12:21 摩利支天分岐
12:25 富士見口
12:33 12:35 富士見岳（乗鞍）
12:44 12:46 県境ゲートバス停
12:58 13:01 大黒岳（乗鞍）
13:19 大黒岳登山口
13:35 13:36 硫黄岳登山口
13:56 姫ヶ原
14:21 14:24 硫黄岳
15:24 15:35 乗鞍権現社
16:06 16:09 金山岩
17:08 十石山
17:12 十石峠避難小屋

2日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:32

距離 13.2km 登り 564m 下り 1,622m

6:07 十石峠避難小屋
6:44 十石東尾根
7:23 湯沢ノ平
7:49 十石山方面分岐
7:55 7:58 十石山登山口
8:14 8:25 白骨温泉バス停
8:59 9:00 見晴峠北入り口
9:50 9:58 見晴峠
10:39 乗鞍観光センター
10:39 ゴール地点

天候

8月18日（月）：快晴
8月19日（火）：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

乗鞍観光センター駐車場（無料／200台）
　

コース状況／危険箇所等

金山岩（2532）から十石山の間はハイマツ漕ぎ（踏み跡はうっすらあり）
またこの区間切れ落ちているところもあり
　
　

写真

8/18 5:47

【8月18日 Day.1】
乗鞍観光センターからスタート

8/18 5:49

鈴蘭橋までおよそ2kmほどの車道歩き

8/18 6:05

使用前

8/18 6:07

出発時の気温は12度。涼しくて快適。

8/18 6:19

鈴蘭橋から登山道へ

8/18 6:27

良い天気になりそう

8/18 6:36

序盤は緩やかに登っていく

8/18 6:46

ツリガネニンジン

8/18 8:01

ウツボグサ

8/18 8:46

位ヶ原山荘を通過

8/18 8:46

ちゃんと毎日更新してるのね

8/18 8:48

何度も道路を跨ぐように登山道が付けられている

8/18 9:11

ずいぶん登ってきたな

8/18 9:21

位ヶ原山荘を過ぎると登山道は岩っぽくなる

8/18 9:23

チングルマ。稚児車だから花が終わったこの状態の時のネーミングなんだよな

8/18 9:24

振り返ると北ア南部。槍〜奥穂〜北穂〜常念。手前は霞沢

アップで。吊り尾根が美しい

8/18 9:26

そろそろ森林限界越え

8/18 9:36

摩利支天岳〜富士見岳

8/18 9:38

剣ヶ峰〜蚕玉岳〜朝日岳

8/18 9:44

モミジカラマツ

8/18 9:48

いやはや

イワギキョウ

8/18 10:13

八ヶ岳

8/18 10:13

南ア

オトギリ

8/18 10:28

雪渓

8/18 10:41

肩ノ小屋に到着。本調子ではないkomemameはここで大休止。danyamaはひとっ走り剣ヶ峰へ

8/18 11:08

乗鞍には過去2度登ったけどいずれも冬。グリーンシーズンもいいな

8/18 11:17

権現池。ってか、冬しか来たことなかったから池があるの知らなかった

8/18 11:17

屏風岳

8/18 11:20

剣ヶ峰へ

8/18 11:27

山頂より。御嶽山

8/18 11:27

山頂より。中ア

8/18 11:27

山頂より。南ア

8/18 11:28

山頂より。恵那山

8/18 11:31

いちおね〜

8/18 11:32

山頂より。白山

8/18 11:32

山頂より。権現池

8/18 11:32

山頂より。北ア全景と眼下に乗鞍スカイライン

8/18 11:32

山頂より。北ノ俣〜黒部五郎〜笠〜剱〜立山〜水晶〜鷲羽〜野口五郎。最奥に針ノ木と白馬。手前は四ツ岳

8/18 11:33

山頂より。槍〜ジャン〜奥穂〜前穂〜常念。吊り尾根を支えるように左に焼岳と右に霞沢。さらに下にこれから向かう硫黄岳〜金山岩〜十石山

8/18 11:34

山頂より。八ヶ岳。手前は鉢盛山かな

8/18 11:40

肩ノ小屋に戻る最中に雷鳥。久しぶりに見た

8/18 12:15

肩ノ小屋で休憩して、さて先へと進む

畳平方面へ

8/18 12:17

振り返って剣ヶ峰

8/18 12:18

緑の絨毯

8/18 12:26

富士見岳へ

8/18 12:28

不消ヶ池

8/18 12:34

富士見岳山頂に到着

8/18 12:35

山頂より。畳平と恵比須岳

8/18 12:36

山頂より。北アのパノラマ。左に四ツ岳と鶴ヶ池

8/18 12:37

次に向かうのは正面に見えている長細い大黒岳

8/18 12:38

箱庭のような景色

笠

8/18 12:50

大黒岳への登り

8/18 12:54

烏帽子岳の尖りがハンパない

8/18 12:55

開けた山頂

8/18 13:00

大黒岳山頂に到着

いちおね〜

8/18 13:00

山頂より。鉢盛山と奥に八ツ

8/18 13:00

山頂より。中ア

8/18 13:01

山頂より。剣ヶ峰

8/18 13:02

山頂より。四ツ岳

8/18 13:02

山頂より。烏帽子岳

8/18 13:02

山頂より。槍〜奥穂〜前穂〜常念。手前は硫黄岳〜金山岩〜十石山

アップで槍〜常念

8/18 13:02

山頂より。恵比須岳

8/18 13:04

先へと進む

8/18 13:05

眼下になんだか双六チックな場所が見えてきた

8/18 13:05

いやはや素晴らしい

8/18 13:06

ハイマツ帯を下ると…

8/18 13:08

北アへ向かう滑走路のような一条の道筋

8/18 13:10

なんと双六的な

8/18 13:11

♪♪♪〜

トウヤクリンドウ

8/18 13:14

烏帽子＆四ツ岳

いやぁ素晴らしい場所だったな

8/18 13:21

1kmほど乗鞍エコーライン歩き

8/18 13:26

烏帽子岳。すごい尖り

ウメバチソウ

8/18 13:32

振り返って乗鞍

8/18 13:33

スケール感

8/18 13:36

これから進む稜線が見えた。手前から硫黄岳〜金山岩〜十石山。ずっと北アに向かって進む感じ

8/18 13:36

硫黄岳登山口

8/18 13:39

オトギリソウの群落

8/18 13:41

四ツ岳ってこんな存在感のある山だったんだ

8/18 13:42

鞍部の姫ヶ原まで170mほど下る

8/18 13:48

左は大丹生岳

8/18 13:52

大黒岳から先は人っこひとりおらずすっかり静かに

8/18 13:58

鞍部の姫ヶ原は樹林帯

8/18 14:03

硫黄岳へ向かって登り始めるとすぐに森林限界上へ

8/18 14:04

焼岳とほぼ同じ高さ

8/18 14:06

振り返って歩きてきた稜線

8/18 14:08

午後から天気が少し悪化するかと思ってたけど…

8/18 14:08

依然として好天が続いてくれて嬉しい

8/18 14:09

正面が硫黄岳山頂

8/18 14:10

眼下に見えている白いのが硫黄？こんな低い場所に雪渓が残るはずもなく。よく見るとドロドロした粘性の質感だし地図見ると温泉マークついてるし。これが硫黄岳の名前の由来だったりするのかな？

8/18 14:18

笠の存在が強くなり始めた

コマクサが残っていた

8/18 14:22

ハイマツの薮で覆われた硫黄岳山頂。最後はハイマツの幹の上を歩く感じ

8/18 14:24

硫黄岳山頂付近からの乗鞍

8/18 14:30

2580m付近の岩峰に立つ人の姿が

8/18 14:32

先に進むkomemameだった。景色良い場所なのでここで小休止

硫黄岳を振り返る

8/18 14:44

さて出発

それにしても景色が良い

8/18 14:45

金山岩と十石山

8/18 14:46

硫黄岳から鞍部まで220mほどの下り

8/18 14:57

だいぶ近づいたな

8/18 15:28

乗鞍権現社。テントひと張り分のスペースあり

8/18 15:28

乗鞍権現社より。乗鞍と硫黄

8/18 15:38

乗鞍権現社で平湯方面と十石山方面との分岐あり。気づかずにしばらく平湯方面に進んでしまった

8/18 15:47

この分岐から十石山方面は草でちょっとうるさくなる

2500m手前でうるさい樹林帯から抜け出す

8/18 15:51

ハイマツ帯の急斜面へ

8/18 15:53

振り返って乗鞍と右に四ツ岳、手前に硫黄岳。あの尖ったところから歩いてきたんだな

へばってきた

8/18 16:00

ザレている

8/18 16:06

金山岩が見えてきた

8/18 16:07

金山岩は直登

8/18 16:09

8/18 16:10

十石山避難小屋が見えた。まだあんなに遠いんだ

8/18 16:14

ここからはハイマツ漕ぎ

8/18 16:20

薄いながら踏み跡あり

8/18 16:21

切れ落ちたところも結構あるので慎重に

8/18 16:24

所々景色が抜ける場所あり

8/18 16:27

振り返って金山岩

8/18 16:31

背丈より高いところも所々あり

8/18 16:34

金山岩から十石山までの間に2つほど小ピークを越える

8/18 16:46

霞沢岳。真っ直ぐに伸びているのは冬に使われる西尾根か

8/18 16:53

岩場を越える

8/18 17:03

山頂まであと少し！

8/18 17:08

最後は笹の中を進んで…

8/18 17:09

やっとこさ十石山に到着

いちおね〜

8/18 17:10

避難小屋はすぐそこ

8/18 17:18

避難小屋に到着。貸切

8/18 17:21

いやぁ〜思ったよりも長かったなぁ

8/18 17:44

早速サケサケ・メシメシ

8/18 17:45

ウェーイ

8/18 17:58

ビールのアテは手羽トロとハラミ

8/18 18:09

ハンバーグ焼き温めて…

8/18 18:14

デミカレーとコーンを投入

8/18 18:17

グツグツ煮込んで…

8/18 18:19

ハンバーグ丼の出来上がり

8/19 4:55

【8月19日 Day.2】
黎明の月

8/19 5:00

黎明の南ア。左から甲斐駒〜富士山〜北岳〜間ノ岳〜農鳥〜塩見〜悪沢〜赤石〜聖

アップで富士山

8/19 5:01

八ツも美しいシルエットに

アップで。蓼科山から編笠山まで全部見え

8/19 5:02

（たぶん）浅間山の背後が染まってきた

アップで

奥穂と前穂

8/19 5:10

浅間山から陽が昇った

8/19 6:05

出発前に展望台に立ち寄り。北ア

槍〜奥穂〜ジャン〜前穂

笠

乗鞍

8/19 6:08

白山

ここにもコマクサが残ってた

8/19 6:10

さて白骨温泉に向かって下山開始

おせわになりました

8/19 6:16

今日も良い天気

8/19 6:21

十石山直下も良い雰囲気だな

8/19 6:34

樹林帯へ

8/19 6:56

komemame終始ホイッスルを吹きながら下山

8/19 7:56

十国山登山口まで降りてきた。ここから見晴峠北入口までおよそ3.5kmの車道歩き

8/19 8:04

使用中

8/19 8:06

温泉によってできた地層だそう

8/19 8:12

白骨温泉に到着

8/19 8:39

乗鞍スーパー林道へ

8/19 9:00

見晴峠北入口から登山道へ

8/19 9:12

道幅広く急なところもなく、古の峠道の雰囲気

8/19 9:45

巨大サルノコシカケ

8/19 9:46

見晴峠北入口から高低差370mほど登って…

8/19 9:52

見晴峠に到着

8/19 9:58

名前の割に見晴はそんなに良くない。見えているのは霞沢かな

8/19 10:07

あとは一気に乗鞍観光センターまで下る

8/19 10:26

フシグロセンノウ

8/19 10:27

峠の南側も人は歩いていないけどしっかりした道が続く

8/19 10:31

登山口に到着

8/19 10:32

乗鞍の宿泊エリアの間をすり抜ける

こんなところにマツムシソウ

8/19 10:35

使用後

乗鞍観光センター駐車場に到着。お疲れ様でした！

【おまけ】
十字路でミックスフライ定食。すごいボリュームだ

撮影機器：

Canon EOS RP Canon

感想

danyama

北海道遠征は、山登りという点では少し不完全燃焼。
komemameの体調も良くなり、そのまま夏を終わらせるのも惜しくて、
長めの夏休みの締めくくりに泊まりの山行を計画した。
狙いは標高2500m以上の涼しい場所でゆっくり過ごすこと。
ただしアルプスの人混みは避けたい。
そこで、乗鞍から十石山へと稜線でつなぐルートを選択した。

久しぶりに高山の空気を吸い込むと、「やっぱりいいなぁ」と素直に思う。
これまで乗鞍は冬にしか訪れていなかったから、
グリーンシーズンの箱庭のような景観は新鮮（人が多いのは致し方なし）。

大黒岳から乗鞍スカイラインを経て硫黄岳、そして十石山へ続く稜線も感動。
結局、大黒岳から先は下山までだれにも会わず、
静かな山行に終始できて（クマは怖かったけど）、
ここでようやくもうひと花。そんな山行になった。

行程としては1日目がやや長丁場になるけど、
北アルプス南部を正面に捉えつつ徐々に近づいていく時計回りをお薦めします。