静かな山歩きが楽しめる三ノ沢岳

2025年07月19日(土) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 6.1km
• 登り: 670m
• 下り: 668m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:18
• 休憩: 1:22
• 合計: 6:40

距離 6.1km 登り 670m 下り 668m

9:01 千畳敷駅
9:34 9:45 極楽平
10:06 10:07 サギダルの頭
10:13 10:20 三ノ沢分岐
12:12 12:58 三ノ沢岳
14:52 14:58 三ノ沢分岐
15:01 15:04 サギダルの頭
15:13 15:21 極楽平
15:41 千畳敷駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンターに隣接した臨時駐車場（1日800円）からバスとロープウェイを乗り継いで千畳敷へ

写真

本日はいきなり絶景からスタート

数々の名山がお出迎え

極楽平経由で三ノ沢岳を往復します

千畳敷カール

まずは上に見える稜線を目指す

歩き始めてすぐに高山植物

シナノキンバイ

チングルマの群落

極楽平　稜線に出ました

ヒメウスユキソウ

突然友人の足元に雷鳥の雛が出てきて「危うく踏んでしまいそうだったよ」と話していると
私の目の前の岩の下からも雛が出てきてビックリ

ロープ脇にお母さんがいて呼んでたからみたい

三ノ沢岳と雷鳥

奥にも別の雌がいて写ってはいないが雛もいました
2家族同時に見たのは初めて！

三ノ沢岳分岐に到着

振り返ると中央アルプス主稜線
空木岳や南駒ヶ岳が見える

間近に宝剣岳
遠くに御嶽山や乗鞍岳が見える

宝剣岳・中岳・木曽駒ヶ岳

景色を堪能したので三ノ沢岳に向かう

三ノ沢岳への道から見た空木岳方面の眺めが美しい

狭いのでハイマツを押し退けて進む感じ

小さなアップダウンを繰り返しながら進む

三ノ沢岳への登り返し　気温が高くて結構疲れてます

三ノ沢岳方面から見上げる木曽駒ヶ岳や宝剣岳は新鮮です

ケルンがあり山頂はもうすぐです

御嶽・乗鞍・穂高連峰

御嶽山

左手に笠ヶ岳、右手に穂高連峰と槍ヶ岳

山頂直下にお花畑

ハクサンイチゲ

コバイケイソウ　雲が湧き立ってきて甲斐駒と仙丈が隠れてゆく

ハクサンチドリ

ここにも雷鳥いました

よく見ると真ん中にいますが、自分でも良く見つけたなぁと思った

三ノ沢岳山頂到着！

訪れる人も少なく静かな山頂です

お昼ご飯を食べてる間に、だいぶ雲が上がってきました

行きに撮影し忘れたポイント

分岐からパッと見近く感じるが、アップダウンがあり思いのほか体力使います

これから主稜線まで登り返します

雲があると高度感やダイナミック感が増してくる

ようやく主稜線に戻って来ました

帰りはもう見えないかなと思っていたので良かった

空木岳方面は雲の中

三ノ沢カール

午前中と同じ場所でまた雷鳥を見ました

タカネツメクサとチシマギキョウ

ヨツバシオガマ

チングルマ

イワヒバリかな？

カヤクグリでした

ロープウェイ待ちの間にソフトクリーム

ロープウェイの最終は17時、人も減ってきてテラスはまったりした雰囲気

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

3000m21za

前回、千畳敷を起点に木曽駒ヶ岳から濃ヶ池周回コースを歩いた際、三ノ沢岳が気になっていたので次来るならこのルートを検討していた。

3連休なので混雑もある程度覚悟していましたが朝6時前到着で菅の台バスセンター駐車場は満車で隣にある臨時駐車場に誘導されそちらに停めた。

臨時便が随時来ていたが、バス待ちの列が駐車場をぐるっと1周程になっていてバスに乗るまで1時間20分かかりました。(乗車時間30分)

ロープウェイも通常30分間隔のところを9分間隔で運行していた。(乗車時間7分)

千畳敷に到着したのは、8時40分前でトイレ休憩や写真撮影等をして歩き出しが9時だったので、
約3時間かかっていた事になります。

この時間のほとんどの人が木曽駒ヶ岳への登山者で、極楽平方面に向かう人はわずか。
三ノ沢岳も中央アルプス主稜線から外れており、訪れる人は少ないです。

三ノ沢岳へは主稜線から近そうに見えるが一旦大きく下り山頂へ登り返し、往復なのでまた下って登るという行程になるのと、登山道の多くがハイマツ帯でハイマツを掻き分けながら進む場面も多く地味に体力を消耗しました。

アクセスの良さから混雑しがちな木曽駒ヶ岳周辺にあって、穴場的存在で静かな山歩きが楽しめて大満足でした。

帰りに伊那市にある「みはらしの湯」に立ち寄って出発したのが7時過ぎだったが帰りの中央道が渋滞ゼロだった。

ゴールデンウィーク後半初日に山梨の櫛形山へ日帰り登山をした時も帰りの中央道は渋滞ゼロだったので、このパターンは使えるなと思っております。