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Yamareco

記録ID: 8452232
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ハイキング
道東・知床

斜里岳 ようやく晴れ!(北海道遠征Day3)

2025年07月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:48
距離
12.1km
登り
1,135m
下り
1,136m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
1:03
合計
5:48
距離 12.1km 登り 1,135m 下り 1,136m
7:19
3
スタート地点
7:22
7:28
7
8:02
8:04
81
9:25
9:30
27
9:57
9:58
14
10:12
10:47
10
10:57
10:58
14
11:12
11:13
6
11:19
11:26
33
11:59
26
12:25
12:29
26
13:05
13:06
1
13:07
ゴール地点
天候 快晴! 午後から雲が広がりました。
この日は下山後の夕方にゲリラ豪雨があり、沢の増水により遭難救助があったようです。
 
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
清岳荘登山口少し下の路肩に駐車しました。
朝7時前着で50台ほどの駐車場は既に満車。さらに路肩に20〜30台停まっていました。
 
コース状況/
危険箇所等
※全体に整備された登山道ですが、往路復路ともに天候と登山道の状況によっては通行注意です。

【斜里岳登山コース案内(清里観光協会)】非常に参考になりました。
https://www.kiyosatokankou.com/sharidake/sharidake_guide.pdf

往路(旧道)は沢沿いで渡渉ポイント多数。羽衣の滝あたりが核心部でしょうか。
岩によっては滑りやすく注意を要する箇所があります。
この日は水量やや多めとのことでしたが、ローカットでも濡れる箇所はありませんでした。

復路(新道)は稜線へ登り返し、アップダウンが連続します。
熊見峠から沢への長い下りはぬかるみも多数。
斜度がある下りが長く続くので転倒注意です。
また、ササ帯を通過するのでマダニ対策も必須です。
調べると過去の被害報告が多数出てくるので厳重警戒して臨みましたが、この日は見かけませんでした。
 
その他周辺情報 下山後は道の駅パパスランドさっつる併設の温泉施設(日帰り入浴480円)で入浴しました。
https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2920/
 
清岳荘を出発します。
天気は快晴!
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清岳荘を出発します。
天気は快晴!
登山口から少し進むと林道歩き。
再び登山道に入り沢沿いの登りになります。
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登山口から少し進むと林道歩き。
再び登山道に入り沢沿いの登りになります。
沢沿いの登山道へ。
幾度となく渡渉を繰り返します。
沢沿いの登山道へ。
幾度となく渡渉を繰り返します。
下二段の分岐点。
ここから沢ルート(旧道)は斜度が上がり、本領発揮します。
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下二段の分岐点。
ここから沢ルート(旧道)は斜度が上がり、本領発揮します。
三重の滝。
所々見応えある滝を通過します。
三重の滝。
所々見応えある滝を通過します。
まだまだ遠い〜
羽衣の滝。
水しぶきを豪快に上げる様は圧巻!
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羽衣の滝。
水しぶきを豪快に上げる様は圧巻!
右側から巻き見下ろす。
上部はナメ滝です。
右側から巻き見下ろす。
上部はナメ滝です。
この日もエゾノキンバイソウの方かな。
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この日もエゾノキンバイソウの方かな。
ミソガワソウ。
勢い良く流れる沢沿いを登る。
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勢い良く流れる沢沿いを登る。
振り返ればオニシモツケと遥か遠くなった北の大地。
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振り返ればオニシモツケと遥か遠くなった北の大地。
万丈の滝。
これも迫力あります。
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万丈の滝。
これも迫力あります。
エゾシロチョウかな。羽休め中。
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エゾシロチョウかな。羽休め中。
タカネトウウチソウ。
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タカネトウウチソウ。
見晴らしの滝。
滝の脇を登っていきます。
滝の脇を登っていきます。
竜神の滝。
最後に霊華の滝。
最後に霊華の滝。
長い段々状の滝の脇を登り涼しい!
長い段々状の滝の脇を登り涼しい!
上から。
ウォータースライダーのような流れの滝でした。
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上から。
ウォータースライダーのような流れの滝でした。
結構登ったように思えたのですが、まだまだ先は長いです。
結構登ったように思えたのですが、まだまだ先は長いです。
上二段の分岐点。帰りはここから熊見峠方面へ。
携帯トイレブースがあります。
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上二段の分岐点。帰りはここから熊見峠方面へ。
携帯トイレブースがあります。
オオレイジンソウ。
オオレイジンソウ。
コヒオドシとクジャクチョウの共演。
コヒオドシとクジャクチョウの共演。
ついに森林限界へ。
空の青さがより強まります。
ついに森林限界へ。
空の青さがより強まります。
エゾフウロ?チシマフウロ?
エゾフウロ?チシマフウロ?
馬の背への登り。
ガレ場から振り返れば展望が広がります。
馬の背への登り。
ガレ場から振り返れば展望が広がります。
馬の背から山頂方面を望む。
右奥が斜里岳山頂です。
馬の背から山頂方面を望む。
右奥が斜里岳山頂です。
休憩してたらふらっと停まりに来てくれたウンモンテントウ。
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休憩してたらふらっと停まりに来てくれたウンモンテントウ。
小休止し、最後の登りに備えます。
小休止し、最後の登りに備えます。
コルにある祠から山頂へ。
ここまで来ればもう目と鼻の先です。
コルにある祠から山頂へ。
ここまで来ればもう目と鼻の先です。
登り切って斜里岳山頂!
写真撮ってもらいました。
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登り切って斜里岳山頂!
写真撮ってもらいました。
南側方面。
幾つものピークが連なっています。
南側方面。
幾つものピークが連なっています。
南西方面。
屈斜路湖や摩周湖などが見えています。
南西方面。
屈斜路湖や摩周湖などが見えています。
北東方面。
知床連山はこの時間帯で雲の中。
北東方面。
知床連山はこの時間帯で雲の中。
北西方面。
麓は広大な畑のパッチワーク。
北西方面。
麓は広大な畑のパッチワーク。
咲き出したコウメバチソウ。
咲き出したコウメバチソウ。
色鮮やかなエゾツツジ。
色鮮やかなエゾツツジ。
再び馬の背へ。
山頂を振り返る。
再び馬の背へ。
山頂を振り返る。
上二段へ降り、熊見峠へ。
上二段へ降り、熊見峠へ。
途中に寄った竜神の池。
澄んだ水は冷たく、軽くクールダウンしました。
途中に寄った竜神の池。
澄んだ水は冷たく、軽くクールダウンしました。
竜神の池から稜線へ登り返し、熊見峠へはさらに下って登ります。
竜神の池から稜線へ登り返し、熊見峠へはさらに下って登ります。
振り返って斜里岳山頂。
こうして見ると広く奥深い山です。
振り返って斜里岳山頂。
こうして見ると広く奥深い山です。
熊見峠。
ハイマツが伸び展望はさほど無く。
熊見峠。
ハイマツが伸び展望はさほど無く。
再びのオホーツク海方面。
再びのオホーツク海方面。
下って下って下三段の合流点へ。
ここからは再び沢沿いに下ります。
下って下って下三段の合流点へ。
ここからは再び沢沿いに下ります。
登山道から林道へ。
少し走りつつ登山口へ戻りました。
登山道から林道へ。
少し走りつつ登山口へ戻りました。
清岳荘登山口から。
だいぶ雲が出ましたが、久々の青空に満足な山行でした。
清岳荘登山口から。
だいぶ雲が出ましたが、久々の青空に満足な山行でした。
下山後は麓の道の駅併設の温泉へ。
汗を流した後は北海道限定品「シマエナガのホワイトガラナ」で
乾杯!
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下山後は麓の道の駅併設の温泉へ。
汗を流した後は北海道限定品「シマエナガのホワイトガラナ」で
乾杯!
この日も移動中に観光〜
清里町の神の子池へ。
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この日も移動中に観光〜
清里町の神の子池へ。
青く澄んだ湧水でできた神秘的な池。
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青く澄んだ湧水でできた神秘的な池。
美瑛には有名な青い池がありますが、こちらはあまり観光地化されていないようで、小さくひっそりと青さを映し出していました。
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美瑛には有名な青い池がありますが、こちらはあまり観光地化されていないようで、小さくひっそりと青さを映し出していました。
その後は裏摩周展望台。
摩周ブルーと台形の摩周岳(カムイヌプリ)を望むことができます。
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その後は裏摩周展望台。
摩周ブルーと台形の摩周岳(カムイヌプリ)を望むことができます。
雌阿寒岳登山後に通った双岳台。
この日はスッキリ快晴で雄阿寒岳左奥に雌阿寒岳、阿寒富士を望むことができました。
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雌阿寒岳登山後に通った双岳台。
この日はスッキリ快晴で雄阿寒岳左奥に雌阿寒岳、阿寒富士を望むことができました。
夜、この日は千歳市内のビジネスホテル泊。
安定の夜ラー。ラーメンは裏切りません。
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夜、この日は千歳市内のビジネスホテル泊。
安定の夜ラー。ラーメンは裏切りません。
部屋へ戻って北海道限定(限定に弱いw)クラシックで乾杯。
無事に全ての山行を終え、余韻を楽しみました。
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部屋へ戻って北海道限定(限定に弱いw)クラシックで乾杯。
無事に全ての山行を終え、余韻を楽しみました。
翌日、最終日はレンタカー返却して空港へ。
全行程でちょうど1,200kmの走行距離でした。
それにしても朝から33度って・・・
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翌日、最終日はレンタカー返却して空港へ。
全行程でちょうど1,200kmの走行距離でした。
それにしても朝から33度って・・・
丘珠空港から松本空港へ。
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丘珠空港から松本空港へ。
佐渡島。
金北山含む縦走路は残念ながら雲の中。
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佐渡島。
金北山含む縦走路は残念ながら雲の中。
梓川上空から。北アルプスの峰々も残念ながら雲の中。
長くてあっという間だった旅もこれにて終了です。
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梓川上空から。北アルプスの峰々も残念ながら雲の中。
長くてあっという間だった旅もこれにて終了です。

感想

北海道遠征三日目。
7月21日月曜日、連休3日目は道東三山シリーズ、最後の1座の斜里岳へ。
当初予定だった幌尻岳からの転進です。
この日は羅臼岳、斜里岳のみ北海道でてんくらAの予報。
天気は朝からスッキリ快晴!
日差し強く歩き始めから暑さを感じます。
沢沿いの登山道は下二段の分岐から上は思っていた以上の急登が続き、距離は進まず高度はぐんぐん上がります。
ルートは明瞭ですが、変化に富んだ沢区間が大部分を占める登山道はこれまであまり経験が無く、とても新鮮に感じました。
通常より水量多めとの声もありましたが、トレランシューズで特に問題は無し。
水没することなく、歩きにくさを感じる箇所もありませんでした。
暑さとアブの猛攻が続きますが、それを除けば非常に楽しい登山道でした。
上二段の分岐からは沢は細くなりますがさらに急登が続きます。
次第にハイマツ帯になり、ガレ場を過ぎれば馬の背の大展望。
馬の背からは山頂が望め、既に多くの方が登頂しているのが見えます。
景色は一転して森林限界の開放的な稜線歩きに変わります。
祠から最後の登りを終えると斜里岳山頂!
ようやく三日目にして晴れの山頂に立つことができました。
登頂する頃には雲がだいぶ増え、快晴の青空とはいきませんでしたが、初日に通った屈斜路湖や雄阿寒岳の展望や摩周湖のカルデラ湖も望めます。
また、オホーツク海や網走方面は広大な畑地が広がり、金色の小麦畑に緑色はジャガイモ、飼料用トウモロコシ、ビーツ、玉ねぎなどでしょうか。
上部からはもちろん判別付きませんが、畑のパッチワークを見ることができました。
道中の暑さもあり、山頂ではすっかり長休憩。
山頂での涼しさと解放感に癒されました。
下りは上二段までは同じルートで戻り、分岐から新道コースへ。
稜線歩きの新道は沢コース(旧道)とはまた違い、歩きやすい内容ですがアップダウンあり後半に消耗する内容です。
熊見峠から先は暫く尾根沿いに下り、その後は斜面をジグザグに急下りします。
下り切った先は下三段の分岐点。
ここまで下ればほっと一安心。
往路と同じ傾斜緩やかな沢沿いの登山道を下ります。
下山の頃になってもなお暑い清岳荘へ戻り、麓の道の駅併設の温泉施設で入浴。
その後はこの日も観光しつつ、長距離移動で千歳へ戻りました。
最終日の翌日は移動日。レンタカー返却し、丘珠空港から松本へ移動し今回の遠征は終了です。
主に天気に悩まされ、色々と課題残る内容でしたが、通して充実した3日間(+移動1.5日間)でした。
今回登ったいずれの山も個性的でそれぞれ特徴があり、普段はできない経験を多く積むことができました。
また、本州や長野県では見られない花も多く、またお花の時期にも訪問できたらと思います。
しかし、北海道暑すぎますね。
当たり前のように30度を超え、もはや涼しい印象は皆無。異常な暑さでした。
次回はもうちょっと涼しい紅葉の時期に訪れられれば、と思います。
(おしまい)
 

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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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