神童子谷ノウナシ谷−犬ガエリ・カツラギ谷下降


- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,381m
コースタイム
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・神童子谷:ノウナシ滝〜地蔵滝の巻きは、わりと大巻きなのでルートファインディング注意。 ・阿弥陀ヶ森〜稲村ヶ岳:問題なし ・犬ガエリ:意外にも、土の部分は踏み跡が濃い。が、上部はヒノキの根っこだらけで踏み跡が残らない(笑) 木の密度が濃く尾根を見失いやすいし、かなりの急崖もあり、バリ熟練者向き。(上端から標高1550m程まで辿った) ・カツラギ谷:1500m付近に、巻き下りも難しそうな5mほどの滝あり。1300m頃までに、クライムダウンできる数mの滝が3つ程あり。以降は概ね歩き下れる。 |
写真
感想
かのガイドブックには「大川口から栂淵の間は、林道が延び遡行価値が失われた」と記載があり、「林道さえ気にしなければ遡行価値がある」と読み取れたので林道の序盤で入渓することに(笑)
実際歩いてみると、美しい淵や岩壁が立て続けに表れ、期待に違わずなかなかによいところだった。みなさんも林道でカットせず、ぜひ歩いていただきたい。特に難所はない。
釜滝までは水は碧く、岩も緑も美しい沢だった。今日は主に曇りだったが、晴れ間が出ると格段にきれいだった。
ノウナシ滝の1時間分くらい手前の淵にてアマゴ(?)が数匹の群れで泳いでいた。竿を出すと、10数秒で当たりが出るほど簡単に釣れる。20cm以上のサイズだったこともあり、釣るのは人数分の2匹でやめておいた。テン場で焚火で焼いた塩焼きは最高だった(^^
源流部は傾斜が緩み、周囲の樹林・林床が近くなる。苔生した明るい林相で、とても癒された。
下山は今回の裏ハイライト。稲村ヶ岳から大川口までの下山をどうしようか考えた時、神童子谷沿いの林道に最短で辿れる経路として犬ガエリを選択したが、なかなかにハードな尾根だった。細い岩稜の上にヒノキが密集し、まさに「地に足着かない」異様な尾根道だった。とは言え、意外にも踏み跡は濃く、10分に1回くらい赤テープも見かけた。人通りはある模様。
尾根が危険箇所多いわ時間かかりそうだわで、途中からカツラギ谷に切り替えた。こちらも、懸垂できない数mの滝が序盤にちょいちょい出てきて、一筋縄ではいかなかった。
近辺は全体に急峻な山が多い。そういう山域の、記録のない谷・尾根は侮るなかれ。それなりの備えと技術を以て臨むべし。また一つ経験値が上がりました(笑)
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