伊吹山

2025年07月27日(日) [日帰り]

• GPS: 04:05
• 距離: 5.4km
• 登り: 258m
• 下り: 266m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:22
• 休憩: 2:20
• 合計: 4:42

距離 5.4km 登り 258m 下り 266m

8:46 伊吹山ドライブウェイ終点
9:26 9:33 びわこ展望台
9:37 山頂周回道分岐・合流点
9:46 11:54 伊吹山山頂周辺
12:54 伊吹山ドライブウェイ終点
13:08 びわこ展望台
13:14 13:18 日本武尊像（伊吹山）
13:18 13:19 伊吹山 山頂公衆便所
13:28 伊吹山ドライブウェイ終点

天候

晴れ。方角によっては雲も。

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

大垣駅近くのくれたけインプレミアムに前泊。料亭が源のホテルだけあって、朝食の総菜の味付けが上品だった。

当日はタイムズカーで伊吹山駐車場を往復。

コース状況／危険箇所等

花の多さは山頂がダントツ。以下、西遊歩道→中央遊歩道→東遊歩道の順と感じた。花がメインであれば、西遊歩道ピストンもありかも。

その他周辺情報

下山後はいぶき薬草湯。
https://joyibuki.info/facilities/hot-spa/

写真

7/27 8:42

駐車場の西側からスタート。青空に伸びる登山道が気持ちいい。

7/27 8:42

朝8時42分時点で駐車場は8〜9割埋まっていた。ただ回転も速い。

クルマバナというらしい。いたるところに群生していた。

7/27 8:52

クサフジ

7/27 8:58

クガイソウ

7/27 9:02

琵琶湖方面が少しずつ開けてくる。

7/27 9:03

初めましてのイブキトラノオ。

7/27 9:06

コオニユリ

7/27 9:10

ヒメジョオン

7/27 9:11

イブキトラノオ。綺麗に撮るのが難しいな。

7/27 9:14

ヤマホタルブクロかな？

7/27 9:16

ハクサンフウロと思ったらイブキフウロとのこと。個々の花びらがサザエさんの頭のように3裂している。

7/27 9:19

シモツケソウのお花畑！ シモツケとシモツケソウが違うことも今回初めて知った。

7/27 9:20

アザミも鮮やか。

7/27 9:30

琵琶湖展望台から。広々して気持ちいい。

7/27 9:39

カワラナデシコ

7/27 9:40

琵琶湖展望台を下から見上げる。

7/27 9:40

カルストっぽいな。

7/27 9:41

これは何？と思ったら・・・

7/27 9:42

ウツボグサだった。

7/27 9:51

到着！

7/27 9:52

イブキジャコウソウ。

7/27 9:56

日本武尊

7/27 10:35

コオニユリがきれいに並んで咲いていた。

7/27 10:48

ヒメフウロというらしい。

7/27 10:48

かわいい・・・

7/27 10:48

これはエゾフウロ。垂れ下がっている蕾に生えた毛で見分ける・・と加藤さんに教わった。

7/27 10:48

こちらは蕾に毛がないのでイブキフウロだそうで・・・難しい。

7/27 11:00

イブキジャコウソウ

7/27 11:06

オトギリソウ。花弁や葉の黒の小さな斑点が、弟を切った時の返り血と言われることもあるそうで・・

7/27 11:30

コオニユリとカワラナデシコと青空！

7/27 11:30

クガイソウ。葉が輪生している。

7/27 11:34

こちらはルリトラノオ。葉が十字対生。

7/27 11:38

山頂で遊ぶ子供たちが天使のよう。

7/27 11:39

クガイソウの群生。

7/27 11:39

シモツケソウ。ふわふわがある方がいいねと言いながら撮影。

7/27 11:43

あれ、山頂標識からだいぶ離れたところに三角点が。

7/27 11:47

キバナノレンリソウ。これも加藤さんに教えて頂きました。花の形は多目的トイレにある幼児用の椅子？

7/27 11:49

イブキトラノオ。登りで見たのは白だったけれど、この子は淡いピンク。

7/27 11:51

キヌタソウかハクサンハタザオ？

7/27 12:02

クサフジ

7/27 12:11

毛があるのでㇶヨクソウではなくミヤマクワガタ？

7/27 12:13

こういうのもカルスト地形というのかな？

7/27 12:29

スカイテラスに戻ってきて薬草ソフト！ 名前に似合わず食べやすい味。

7/27 12:53

ルリトラノオを探して再度西遊歩道を登り始めると、イワアカバナ。

7/27 12:54

ルリトラノオ発見！ 山頂で見た子よりも初々しい。葉が十字対生しているのがはっきりわかる。

7/27 13:05

下から咲いていくというのもよくわかる。

7/27 13:05

最後の1本。

7/27 13:08

カワラナデシコ

7/27 13:08

ウマノアシガタ

7/27 13:23

クサフジ

妻が採ったトンボ。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

Echigoya

伊吹山――百名山の最後に妻と2人登るのがいいかな・・・その頃なら登山道が回復して下から登れるかな・・・などとぼんやり日頃考えていたら、妻が突然「今週末伊吹山行ってくる」――それならということで、急遽お伴することとなった。

いろんな花を見ながら西遊歩道を登って山頂に着くと、2008年に「伊吹山 花のガイドブック」という本を出版なさった加藤久幸さんが20〜30分の無料花ガイドをして下さるというのでありがたく参加し、その前と後にも個人的にいろいろお話を伺うことができた。

ここ10年前後で鹿の被害でめっきり花が減ってしまったこと、山頂では昨年から囲いを作って花を保護していること、東登山道には手が回らずにいること。

花の見分け方もいろいろ教えて頂いた。

クガイソウの葉は輪生、ルリトラノオの葉は十字対生（1か所から0時と6時の方向に葉が出て、その上と下では3時と9時の方向に出る）。

エゾフウロは蕾に毛がある一方で、イブキフウロは毛がなくて個々の花弁が3裂する。グンナイフウロはパラボラアンテナ。

山頂で1輪しか見られなかったルリトラノオが西遊歩道に少し咲いていたはずと伺ったので、いったん下山してから再度西遊歩道を登っていくと、確かにルリトラノオが数輪見られた。クガイソウと混ざりがちなので、加藤さんに教えて頂かなかったら絶対判別できなかった。感謝。

ここで妻曰く「加藤さんの本を買いに山頂まで1人で行ってきてもいいよ」――これは「買ってきて欲しい」という意味だったので（かつ駐車場のスカイテラスには売っていなかったので）、頑張ってまた山頂まで登って本を購入したところ、えびすや若旦那（？）のお口添えで加藤さんのサインも頂くことができ、思い出の品になった。

加藤さんが見せて下さった昔のお花畑の写真は本当に素晴らしかった。関係者の方々のご尽力が実り、また素晴らしい花畑が復活することをお祈り致します。