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Yamareco

記録ID: 8483246
全員に公開
沢登り
大峰山脈

白川又川本谷(奥剣又谷)

2025年07月26日(土) 〜 2025年07月27日(日)
 - 拍手
うき その他3人
GPS
24:21
距離
18.4km
登り
2,579m
下り
2,505m

コースタイム

1日目
山行
11:27
休憩
0:02
合計
11:29
距離 9.5km 登り 1,148m 下り 1,311m
6:32
6:33
34
7:07
7:09
593
17:01
宿泊地
2日目
山行
12:26
休憩
0:53
合計
13:19
距離 8.9km 登り 1,431m 下り 1,194m
5:03
560
宿泊地
14:23
14:24
11
14:35
15:19
10
15:29
15
15:45
5
15:50
15:54
42
16:36
16:37
12
16:48
17
17:05
17:10
17
17:27
57
天候 晴れ
始終涼しい
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大山崎近くのアキッパ
高速で行者還駐車場🅿️1000円/1日
コース状況/
危険箇所等
行者還登山口により入り、弁天の森より火吹谷まで約900m標高を下げる。沢までの10m懸垂下降
その他周辺情報 あるきの温泉♨️800円
行者還駐車場。4時到着で5台ぐらい停まってました。
行者還駐車場。4時到着で5台ぐらい停まってました。
スタートです。
弥山方面に行きます。
弥山方面に行きます。
弁天の森。
しばし休憩。
ここから900メートル標高を下げる。
ここから900メートル標高を下げる。
激下り、ザックが邪魔をする。
激下り、ザックが邪魔をする。
やっとのことで、入渓ポイントにつく。懸垂下降。
やっとのことで、入渓ポイントにつく。懸垂下降。
30mロープ、懸垂下降。
30mロープ、懸垂下降。
入渓です。
水が冷た過ぎ、ウェット着ていて良かった!
水が冷た過ぎ、ウェット着ていて良かった!
へつります
手前の泳ぎで、あまりにも水が冷たくてガクガクブルブル。ロープ張ってもらいそそくさと通過する。
手前の泳ぎで、あまりにも水が冷たくてガクガクブルブル。ロープ張ってもらいそそくさと通過する。
赤い岩が出て来た。
赤い岩が出て来た。
なんだ、あれは!
なんだ、あれは!
不気味に赤い!
滝行してみた。
何とかバランスとるもザックが邪魔で登れない
何とかバランスとるもザックが邪魔で登れない
落ちるのを耐えて。ここから動けない。
落ちるのを耐えて。ここから動けない。
また滝を巻きます。
また滝を巻きます。
見事なエメラルドグリーン。
見事なエメラルドグリーン。
偵察に行ってくれました。手がなくて戻ってきた。
偵察に行ってくれました。手がなくて戻ってきた。
左岸から巻くことに。
左岸から巻くことに。
ほぼ溺れかけ。うまく岩に張り付けない。
ほぼ溺れかけ。うまく岩に張り付けない。
何とか幕営。早く横になりたい。
何とか幕営。早く横になりたい。
釣ってくれました!ご馳走だ!
釣ってくれました!ご馳走だ!
🍆自家製茄子の焼きナス
🍆自家製茄子の焼きナス
焼きそば。
お揚げを豚肉で巻いて来てくれました!美味!
お揚げを豚肉で巻いて来てくれました!美味!
明日は3時半起きだ。
明日は3時半起きだ。
出発の準備中。
最強の沢人たち。私以外😁
最強の沢人たち。私以外😁
立派な滝です。
滑り台のような滝。見事!
滑り台のような滝。見事!
巻きのルートを探しに行ってくれています。
巻きのルートを探しに行ってくれています。
滝の上はこんな感じ。
滝の上はこんな感じ。
そろそろ水もかれてきたか
そろそろ水もかれてきたか
どれに乗っても動く。落石に気をつけて。
どれに乗っても動く。落石に気をつけて。
ガレ場をつめます
ガレ場をつめます
踏み跡あるって言うけど、どう見ても普通は通らないよな。
踏み跡あるって言うけど、どう見ても普通は通らないよな。
道無き道を進む。虫が多いからネットを被るけど、すぐに枝に引っかかって持っていかれる。
道無き道を進む。虫が多いからネットを被るけど、すぐに枝に引っかかって持っていかれる。
苔むしたところも。だいぶ傾斜も緩くなって来た。
苔むしたところも。だいぶ傾斜も緩くなって来た。
山頂手前の岩場はこんなのだって。
山頂手前の岩場はこんなのだって。
山頂です。やれやれ
山頂です。やれやれ
お疲れさま〜
下から見たら山頂はこんな感じだって。
下から見たら山頂はこんな感じだって。
この谷を来たんだ。お疲れさま〜。
この谷を来たんだ。お疲れさま〜。

装備

共同装備
30mロープ2本 ガス2台 カム#0.5、#0.75、#3

感想

登攀あり、泳ぎありの白川又川本谷(奥剣又谷)へ行って来ました。
1年ぶりの沢登りは、予想を遥かに超えるハードさで、初日は12時間、2日目は13時間という、体力の限界ギリギリまで使い切った2日間でした。

【1日目】

弁天の森から火吹谷へと、標高差900mを一気に下る。尾根は激下り、最後は10mほど懸垂して入渓。いきなり泳ぎからスタートするが、得意だったはずの泳ぎが、ザックが邪魔をしてうまくいかない。

へつりにも苦戦し、ロープで引き上げてもらう場面も。水に浸かるたびに体力が奪われ、さらにロープや泊まり装備の重さが身体に堪える。水の冷たさに手が震える。低体温症が怖い。お湯を沸かし体を温める。ウェットスーツを着ていて本当に良かった。

途中、不気味なほど赤い岩壁が現れる。
しばし見惚れる不思議な光景。

そんな中、沢中で偶然知り合いと遭遇!
挨拶を交わすだけだったけど、こんな所で会うなんて!彼らは水晶谷手前に降りる尾根を下ってきたよう。
そういう降り方もアリなんだ。

今回は、明らかに私が足を引っ張ってしまった。ルーファイにも時間を要したこともあり、時間切れ、予定地点には届かず、やむなく手前で幕営。



【2日目】

遅れを取り戻すべく、早朝から行動開始。
しかし、いきなりへつりに失敗してドボン…。気を取り直して進むも、その後の岩登りが連続し、だんだん弱気になりロープに頼る。

20m滝の巻きではルートを外し、恐ろしい傾斜のトラバースへ突入してしまった。大きな岩でも不安定に動き、頼れるのは木の根っこだけ。
落ちたらタダでは済まないという緊張感の中、何とか通過するものの、急登は続く。背中の荷物もあり体力が枯渇する。足取りは重く、ペースもどんどん落ちていく。

高巻きし過ぎてしまった。沢に戻りそこから詰めるか、それともこのまま尾根を登るかで協議。皆の体力消耗が激しくそのまま尾根を上ることになり、藪漕ぎが始まった。一面シダが生えた少し傾斜が緩くなったところにでると八経ヶ岳山頂が見えてきた。

どうしても「看板の裏から登頂したい」とこだわるメンバーの足手まといになるので、そこで別れて私は尾根を直登して登山道と合流。そこから先行して登頂、山頂でメンバーを待つ。
程なく彼らも登頂!頑張ったね!
集合写真を撮り下山開始。
何とか明るいうちにおりれて、本当にホッとした。


泳ぎ、登攀、トラバース、急登と久しぶりに全力を出し切った沢登りとなった。これも強いメンバーのお陰!
忘れられない2日間になりました。

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