ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8484441
全員に公開
沢登り
中国山地西部

十方山 大谷左俣 遡行図作成

2025年07月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
nishibuto その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:04
距離
7.2km
登り
818m
下り
821m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
0:30
合計
8:05
距離 7.2km 登り 818m 下り 821m
7:31
4
スタート地点
7:35
42
8:17
8:23
18
8:41
9:05
308
天候 晴れ〜
冷たくなかった、ビレイ中以外は寒くない
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
YSMTくん作、大谷左俣遡行図
YSMTくん作、大谷左俣遡行図
下山地点に1台をデポし、もう一台で入渓地点へ
2025年07月27日 07:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 7:33
下山地点に1台をデポし、もう一台で入渓地点へ
橋の脇から降りると、すぐに入渓です
2025年07月27日 07:34撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 7:34
橋の脇から降りると、すぐに入渓です
前半は小滝が続きます
2025年07月27日 07:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 7:45
前半は小滝が続きます
2025年07月27日 07:50撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 7:50
ナメっぽいのもあり
2025年07月27日 07:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 7:59
ナメっぽいのもあり
釣り師の道かな
2025年07月27日 08:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:04
釣り師の道かな
小滝を超えていく
2025年07月27日 08:09撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:09
小滝を超えていく
金庫岩が見えてきた
2025年07月27日 08:20撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:20
金庫岩が見えてきた
金庫岩の穴をくぐりたかったが右側の水流の方が楽しそうだったので水流から
2025年07月27日 08:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:21
金庫岩の穴をくぐりたかったが右側の水流の方が楽しそうだったので水流から
遂に左俣へ
2025年07月27日 08:23撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:23
遂に左俣へ
化石?
2025年07月27日 08:41撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:41
化石?
歴史を感じる
2025年07月27日 08:41撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:41
歴史を感じる
時々現れる大きな岩壁
2025年07月27日 08:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:43
時々現れる大きな岩壁
小滝も飽きてくる
2025年07月27日 08:44撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 8:44
小滝も飽きてくる
右岸に見える、すだれ滝
直登は難しそう
2025年07月27日 09:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 9:03
右岸に見える、すだれ滝
直登は難しそう
やっと見えてきた!でっかい滝!
2025年07月27日 09:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 9:10
やっと見えてきた!でっかい滝!
いい!
自作遡行図 F4 28m
2025年07月27日 09:11撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 9:11
いい!
自作遡行図 F4 28m
アタック準備中
2025年07月27日 09:29撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 9:29
アタック準備中
弱点を確認
2025年07月27日 09:30撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 9:30
弱点を確認
頑張り中
2025年07月27日 09:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 9:53
頑張り中
時間はかかったが満足な登攀を終え、再スタート
2025年07月27日 10:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 10:40
時間はかかったが満足な登攀を終え、再スタート
F5 10m
右岸側から登った。簡単
2025年07月27日 10:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 10:42
F5 10m
右岸側から登った。簡単
F6 25m 
左岸側のクラックを利用、抜け口付近が少し緊張感あって良い
2025年07月27日 11:01撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 11:01
F6 25m 
左岸側のクラックを利用、抜け口付近が少し緊張感あって良い
ラスボス
F7 10m 難しい
2025年07月27日 11:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 11:48
ラスボス
F7 10m 難しい
2025年07月27日 11:50撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 11:50
2025年07月27日 11:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 11:54
格闘中
2025年07月27日 12:01撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
7/27 12:01
格闘中
2025年07月27日 12:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 12:03
2025年07月27日 12:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
7/27 12:07
落口から
ハーケン1 カム2 240スリングをチョックストーンに使った
2025年07月27日 12:36撮影 by  iPhone 14, Apple
7/27 12:36
落口から
ハーケン1 カム2 240スリングをチョックストーンに使った

感想

2019年に先輩に連れて行ってもらい、フォロー登攀中に初めての滑落を経験しアッセンダーとロープの有り難みを初めて感じる事ができた思い出の沢、大谷左俣へ行ってきました。やはり「連れて行ってもらった」と山行というのは記憶が薄く、落ちた事しか覚えていない、ずっと引っかかっていたので自分の力で左俣を全部登ってみたいという気持ちで計画した。

3人で前泊、深夜1時頃に就寝
予報通りの晴れ過ぎの中、瀬戸の滝登山口に車を残し、大谷橋へ車で移動、橋の脇からすぐに入渓、蜘蛛の巣が多いが水は冷たくもない、とても綺麗。前半は小さな小滝ばかりの中を進む感じになる。今回の目的に私が作るのではないが、遡行図を作成するという目的もあったので、小滝が現れると「F認定」するかどうかとかワイワイしながら遡行していく。それにしても小滝ばかりで飽きてきた頃、久しぶりの金庫岩へ到達、金庫岩を越えるとすぐに左の沢へ入っていく。入口は倒木で少し荒れている。
金庫岩後も、特に目立った滝はないまま進んで行くと、右岸側の奥に大きな滝が見える。ブログにある「すだれ滝」のようだ。近くに行って見てみないとわからないが遠くから見る感じ支点も取れなさそうで登れそうにない感じだ。このすだれ滝を左に見ながら進んでいくと、ようやくお待ちかねのF4 28mに到着、なぜか6年前の記憶はない、水量が多く登らなかった為だと思う。数日前から、たぶん水は少ないだろうし、この滝を登ってやろうと内心企んでいた。予想通り水量は少ないチャンス日である事は間違いないが、いざ正面から見るとかなりの高さだし、かなり立っている。支点がどれぐらい取れるかも、行ってみないとわからないし抜け口も悪そう。一瞬、心が負けそうになるが、チャレンジする事に。寒くはないけど飛散対策にカッパを着てフードを被り気合いを入れロープを結んでスタート、基本は階段状なのだが下から見る以上に支点が取りにくい、飛沫も多くクラックを探すのも大変で時間がかかる。しかたなく、かなりランナウトする。左岸側から頂点付近までのぼり、滝中央に写り最後の抜けへ、抜け口の下へは、しっかりした支点が取れたのだが、上側へは取れず、かなり怖い状況で抜けなければならない、足は行けそうなのだが手がないので立ち込む勇気がわかない。最終的には、かなり甘いカチを頼りに立ち上がり、這いつくばるように抜け口に抜ける事ができた。大満足登攀となった。50mロープは半分以上出て、なかなかの絶景、引き上げて点は、しっかりした木が遠かったので右岸側の岩の穴にカムを3つ使って作った。

その後は、すぐにF5、F6とロープを出して登り、遂に6年前の宿題、F7へ到着したのだが、さっきの登攀で満足してしまい、登れなかったら交代しようと言って、リードを仲間に譲る。仲間がスタート、一段登った処はハーケンを1枚、奥まで入らずスリングでタイオフ、そこからの乗越で苦労している。岩が迫ってきてハングしているような感じになっていて難しい、立ち上がった処で上に手があるかどうかもわからない状況だ。なんとか立ち上がり、カムを入れる。そこからが6年前に落ちた核心だ。何度もムーブを探し、チャレンジするが行かれない。「交代しましょうー」って、言われたらイヤだな(笑)と思い始めた頃、まさかの「交代してくださーい」と上からコール、残念ながら交代する事に(笑)支点を残しローアダウン、ダウン中に1つカムが外れ、ヒヤリとする。前半はトップロープ状態で交代するが、目の前でカムが抜けたので緊張しながら登る。核心手前のカムが抜けた場所で0.75を入れる。いろいろ突っ込んでいるとガチギギになったので、心を決めて行くしかない。とにかく手が甘いし少しヌルってる。足も少し逆層気味で怖い1歩だ。勇気を出して立ち上がって次の手を探すがない!なんとかカチを見つけ、安定した場所に足を移せたときは、ホッとした。少しランナウト気味なので、右上に見える岩に240のスリングを投げて支点が取る。これで安心、最後は確実に登り6年前の宿題も回収できた。
F7後も、小滝が続き、だんだんと水流が少なくなり遂に水の流れがなくなると十方山特有の藪漕ぎが始まる青い空を目指す。思ったほどの藪漕ぎではなかったが登山道に出た時は、やっぱり嬉しい。もう一つの十方の沢の核心、長い長い下り道をいろんな話をしながら下山し、無事に楽しみにしていた大谷左俣を終える事ができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:90人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら