木曽駒ケ岳 (福島Bコース)100/100

2010年10月17日(日) [日帰り]

• GPS: 06:53
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,786m
• 下り: 1,778m

コースタイム

5:30スキー場リフト乗り場-6:10林道終点・川横断ポイント-8:00七合目避難小屋-9:10尾根出合(玉の窪小屋)-9:45山頂10:00-10:15玉の窪小屋-11:10七合目避難小屋-12:00林道終点-12:30スキー場リフト乗り場
登り:4.2時間、下り:2.5時間

天候

曇り時々晴れ。稜線は風強し。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福島Bコースは木曽谷に木曽福島駅側。国道から別荘地を抜けて、閉鎖中の木曽駒高原スキー場のリフト乗り場を横切ります。車は、リフト乗り場からゲレンデの真横を1km直登した林道途中まで行けますが、駐車スペースは数台程度。傾斜がきつくて、4輪駆動かオフロード仕様でないと厳しいかも。安全な駐車スペースは、舗装路終点のスキー場リフト乗り場付近。

コース状況／危険箇所等

・コースは前半がずっと急斜面で体力を消耗しますが、積雪が無い限り、迷ったり危険な箇所は無し。数箇所あるやせ尾根部分に少々頼りない木の梯子がありますが、慎重に進めば大丈夫かと。
・7合目の避難小屋は収容15名くらい。人気の薄いルートだからよっぽどのシーズンで無い限り大丈夫かと。(保証はできませんが、、、)
・稜線は風が強いことが多いので、防寒対策(手袋も)はきっちりと。

写真

10/17 5:34

朝、日の出直前のスキー場脇登山口

10/17 5:42

スキー場ゲレンデ横の林道を登ります

10/17 6:11

1度だけ、林道終点で川を横切ります。橋などないので、石の上を慎重に。

10/17 7:06

5合目まではひたすら単調な登り。

10/17 7:56

その先、7合目の避難小屋まではトラバースやヤセ尾根も一部あり

10/17 7:57

7合目から先は尾根に出る直前までトラバース中心です

10/17 8:07

木曽駒山頂が見えてくるのは8合目あたりから。

10/17 8:15

途中、4合目(少量)と7.5合目(豊富)に水場あり。

10/17 8:38

北アルプス。槍もはっきり。

10/17 9:06

玉の窪山荘。ここで尾根に出れば、あと一息。

10/17 9:45

記念すべき100名山達成の証。

10/17 9:46

北アルプス最南部方面

10/17 9:47

山頂からのパノラマ

10/17 9:49

ロープウェー方面。宝剣岳。

10/17 9:50

空木岳方面(だったような)

10/17 10:17

玉の窪山荘。

10/17 10:21

下山中8合目付近。凍ってます。冬も近いですね。

10/17 11:13

7合目避難小屋はこぎれいです

10/17 12:11

林道終点の川横断ポイント

10/17 12:21

林道途中、ここで鎖が張ってあり、車は進めません

10/17 12:23

鎖から1km下るとスキー場。

10/17 12:27

スキー場ゲレンデ横の林道を下ります

10/17 12:28

累積標高差は1700m

10/17 12:28

往復で14.5km、7時間弱。下りはだいぶ急いだので健脚者参考タイムとして。

撮影機器：

uT6010,ST6010 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

びっとる

・去年11月15日に粉雪舞う中、北御所からうどんや峠経由でチャレンジして、宝剣岳まで到達しながら、宝剣山荘から中岳へのルートが立つのがやっとの強風で尾根を進めず、途中敗退した木曽駒ヶ岳。その翌週には今回と同じ木曽谷の福島Bコースを登ったが、7合目避難小屋で積雪30cm。冬山装備も十分で無く、4本爪軽アイゼンなど何の役にも立たず、夏山用登山靴で凍えそうになり、7.5合目の雪に埋もれた岩場で立ち往生し、冬山の威力を徹底的に見せつけられ、2度目の敗退を喫した思い出深い山。深田100名山最後に選んだのも、2度敗退した唯一の山だったから。

・去年も他の登山者には数名しか出会わなかったが、人気の薄い福島Bルートは、ついぞ往復で1名しかすれ違わず全くもって静かな山行。100名山オール単独の登山レコードの集大成に相応しいルート選択。さすがに頂上は、ロープウェー経由の楽チン登山者が数十名いて騒がしかったけど、下から登った自分を褒めつつ、ちょっぴり優越感。

年別踏破数を数えて、末脚で一気にスパートしたなぁと感慨しきり。
・2002年 1山
・2008年 2山
・2009年12山
・2010年85山

思い出深いベスト山々は、ランキングできないが、北から挙げると、
・幌尻、トムラウシ、利尻
・飯豊、朝日、岩手
・槍・穂高、木曽駒、聖・悪石
・宮之浦、大山、白山
あたりかな。

休暇をくれた会社の理解ある上司、そして、毎週末留守にして暮れも盆も登り続ける駄目夫を見守ってくれた家内にただただ感謝。暫く山は我慢して、家庭サービスに専念しなければ、、、。

コメント

ゲスト

もう！BittoRさんたら突然。。。
終わったなんて。。。
ビックリでしたよ。

お疲れ様でした！
おめでとうございます(^_^)/

これからはゆっくり登山を楽しんでくださいね！
それに人の事言えませんがお家の奥様と一緒に
ハイキングなど出来ると良いですね♪

では丹沢でも歩くか！って時には
声を掛けてくださいね！
ビールご馳走させてくださいませ(^_^)/

ゲスト

最後の山
最後の山は木曽駒でしたか。

それも二度も敗退されていたんですね。
それだけ思い入れもあったろうし、
深田信者だからですかね。

後から知ったことでしたが当日はタッチの差でお会いできず
同じ日に登ったのも偶然なんですね。

また次にお会いするとしたら。

keisuke

おめでとうございます！！
たしか
50座目の会津駒でコメントしましたが、、

早かったですね！
というか、気づかないうちに！といった感想です。

これからは百名山達成者ですね

BittoRさんに拍手です

びっとる

Keisukeさん、ありがとうございます。
祝福メッセージ、どうも、どうもです。
５０座の頃は、全然先がみえなかったのですが、東北・北海道を２回の遠征で一気に制覇できたのが効きましたです。

ちょっと最後は駆け足になってしまって、名山を堪能するより、ノルマみたいになってしまったので、また、ゆっくりと、巡り直してみようかと思ってますです。

びっとる

Ulmatsuさん、どもども
高い山は、雪降る季節になりましたが、何とか達成できました！Ulmatsuさんからたくさんメッセージをもらい励みになりましたです

これで、レコを残す余裕もないくらいバタバタと登っていた状況から解放され、これからはゆっくり、じっくり登ってみようかと思っています。

Ulmatsuさんも残り２０座でカウントダウンですね。影ながら応援してまっす。