別山から白山


- GPS
- 15:43
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,510m
- 下り
- 2,372m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:10
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 10:20
天候 | 29日 晴れ、1500〜1900ガス、 30日 晴れ、1900あたりガス、夕方一時雨 31日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
早朝は朝露でズボンがびしょ濡れに、ロングスパッツかカッパを履くべき。 白山禅定道は道迷いしそうな箇所があった。北へ下り道は崩壊しているようなところあり。 |
その他周辺情報 | 白山温泉は下山後即入浴でき良かった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
食糧
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
ガスバーナー
ガスカートリッジ
コッヘル
|
感想
竹馬の友山行第三弾は北陸白山。実は三回目にしてやっと本峰頂上に行くことができた。最初は大学のサークルで春は5月の別山、次に同人のKさんと6月の別山、そして今回も別山からの白山。今回は7月初旬に予定していたが天候不良と体調不良で延期になっていた。息子の誕生日があったが前倒しでお祝いしてに29日出発となった。
船と電車で6時半に駅まで来てもらい車で一ノ瀬駐車場へ。軽くお昼を食べ、登山届を提出して12時半まえに出発。出発まえから暑さは半端ない、風もなくうちわで仰いでしのぐしかない。さきが思いやられる。チブリ尾根避難小屋には水場がないので1人3ℓを担がないといけない。途中に水場はあるがどんな感じかわからないので一ノ瀬から担ぐ。尾根に出るまでは日陰もあり、沢にも流れがあったのでなんとかしのげた。最初の白山が展望できるところではすでにガスの中に隠れて姿を見せてはくれない。その代わりに可憐な花のお迎えで「よっしゃ、頑張りまっしょい!」。幸いこちらの尾根にもガスが出て直射日光を遮って16時半に小屋にたどり着いた。全身びっちょびちょで、とりあえずパンツとアンダーシャツになって他の宿泊者が来ないことを祈りながら濡れたものを干した。そうこうしているうちにガスが晴れて、本峰と夕日と雲海を拝ませてくれた。ありがたやー。ふんぼは山に来ての大きな山塊は初めての経験だと思うので雄大な本峰が見られてよかった。夜中目が覚めると空には満点の星、天の川も見ることができた。
30日は行程が長いので早めの5時出発。御舎利山までの急登の途中で腹痛にみまわれ、できるだけ道から離れて用を足した。毎朝元気に済ましているふんぼが羨ましい。少し時間をくってしまい7時すぎに別山に到着した。朝露でズボンが濡れてしまい、それが靴の中にも染みてきた。すでに5人の先着者がいて皆さん南竜からで朝露にやられてスパッツとカッパを着てた人が正解だったようだ。そこからは朝日を浴びて暑かったが、お花畑があちらこちらにあり目を楽しませてくれた。ところどころ胸までの笹に露をあびせてられた。日陰で休もうと思いながら、なかなか適当な場所がなく油坂の頭の手前で小休止し、赤谷渡渉点まで降りた。沢がとうとうと流れていたのでここでも休憩することにした。そこからはまた登り返しだ!と覚悟していたが意外と楽に南竜馬場に10時に着いた。
山荘に寄ってどんな感じか見ていこかと思ったが、予定のコースの展望歩道が反対方向なので、沢で休憩、小腹を満たして再出発した。木道を進み30分ほどのところにいい水場があり、すぐ近くにアルプス展望台まで500mの標識があったがすごく遠かったように感じた。森林限界を越えるあたりの尾根に出たところに展望台はあった。遠くまで見えるのだが肝心のアルプスはそれぞれの雲の中にありよくわからなかった。気を取り直して歩き始めるとそれまでの人影のなさがウソのように登山者が降りてきた。お花畑にはカメラを構えた女性がたくさんおり、道を外れたところまで入り込んで、なぜか大阪弁の声の大きい人が目立っていた。12時に室堂に到着、人の少なそうな小屋の前で休憩。軽く昼食をとり、水を補給して出発。お昼時の室堂の広場は人人人がいっぱい、神社で安全登山を祈念し御前峰へ。13時前に到着、そこからはお池めぐり。それぞれに残雪がのこり少しだけ暑さを和らげている。いかにも火山という景観が『早く立ち去れ』と促してるように思えた。2時半再び室堂着、ビールを買って小屋で飲もうということに。今回まだ体調良さそうなので「よっしゃー!」と購入し、今日のお宿の殿ヶ池避難小屋へ。
黒ボコ岩を過ぎるあたりからガスに包まれてきてが、すきまから一面のお花畑が見え、花が好きな人やったらサイコーやのになと思った。ガスの中から若い人の話し声が聞こえてきて小屋が近づいたことがわかった。結構いるな、今日は貸し切りじゃないかもしれないと心配しながら小屋に入った。15時半。とりあえずマットを敷いて場所を確保して、また濡れた衣類を干そうかと思案していると表にいた登山者が全員室堂に向けて去っていった。ああ一安心、とりあえず「乾杯!」。ところが先ほどからにわかに頭痛が…。ちょっとビールは置いといて休むことに。うとうとしながらザーっと雨が降る音が聞こえた、さっき出発した人は大丈夫かな…。7時ごろふんぼの「そろそろ晩飯を」の声で目が覚めたがダメそうだったので一人で食べてもらった。ごめんな、こんなへたれで。また夜中に目が覚め窓をみると満天の星。二日続けて星が見えるなんてこれは幸運なことや、明日の朝はきっと大丈夫やと自分に言い聞かせて横になる。
31日朝、快晴。頭痛も消え、昨日食べ損ねた梅がゆを食べ、出発の用意をしていると、軽装の登山者が到着した。聞くとなんと別当から1時間であがってきた。能登の方で、お母さんの看病していたが亡くなられて気持ちの整理もついたので、やっと自分の趣味の登山ができる、また観光新道が修繕のため通行止めになるのでその前に来たとのこと。いろいろお疲れ様です。なんと明日から通行止めに!そんなことは知らんかった、これも幸運の一つかと嬉しい気持ちで6時半に出発した。次々と登山者が上がってくる。自然監視員の方が見えたので一ノ瀬までの越前禅定道のことを聞くと滑りやすいので注意するようにと、なんか一般的で実際に歩いているのか疑わしい。別当坂分岐を過ぎると傾斜は緩やかになったが、アップダウンを繰り返しながら下って行く。ところどころヌカルミには木道が敷かれていた。尾根を左に右にと切り立った難所を切り抜けていくが、一カ所進路に迷いそうなところがあったが赤テープを見つけて進んだ。結構長いなあと愚痴をこぼしながらも、剃刀窟(かみそりいわや)、指尾山、六万山と順調に下った。尾根を離れて北西に急降下する道は、階段が崩壊していてズルズルと下って、ちょっと危なかった。ここを登るのは至難の業やな。やっとこさ湯之谷林道まで下ってほっとした。アジサイが咲く杉林の中をのんびりと下っていると、なんと登山者が。別当の駐車場がいっぱいなので一ノ瀬から登ると。道の崩壊のことを伝え「くれぐれもお気をつけて」。10時44分一ノ瀬に到着。下山届を出して白山温泉につかる、ああ気持ちンよかー。今回もいい山だったなー。
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