硫黄岳・天狗岳


- GPS
- 12:33
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,739m
- 下り
- 1,735m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 6:15
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 6:07
天候 | 1日目・・・晴天 2日目・・・晴天→濃霧時々雨→晴れ→雨→晴れ→雨→・・・ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
対向車とのすれ違いに注意。 |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
インナー
ソフトシェル
ズボン
靴下
着替え(下着等)
グローブ
防寒着
雨具
帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
携帯バッテリー
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
虫除け
歯ブラシ
インナーシュラフ
ゴミ袋
携帯トイレ
保険証(マイナンバーカード)
スマートフォン
財布
時計
タオル
ツェルト
ストック
登山届提出
|
---|
感想
初の山小屋泊です。
山は八ヶ岳の入門用の山らしい硫黄岳&天狗岳。
1日目の目標は硫黄岳。
桜平駐車場(中)に0時前に到着。
平日なのに結構車がいます。
満点の星空を眺めながら朝まで就寝。
・・・が、地面が斜めの場所に止めちゃたもんで、寝難いのなんの。
あっち向いてこっち向いて、結局3時間も寝てない?
そんな状態で、日の出前に出発。
登山道はキレイに整備されていて、苔に覆われた原生林がステキです。
久々に一人でニヤニヤしてました。
夏沢鉱泉、オーレン小屋を越え、夏沢峠方面へ。
夏沢峠にある山小屋は営業してませんね。
ネット情報では、団体での貸し切りのみっぽい?
硫黄岳を見上げるいい場所なのにねぇ。
森林限界を超え、周囲の眺めが見事な斜面を上っていきます。
路面は石で覆われ、石を落とさない気疲れがすごい。
あと、高所恐怖症が・・・。
硫黄岳山頂はとにかく広いです。
360°パノラマビューがたまらんです。
特に赤岳方面は勇ましくて見惚れますね。
・・・てか、赤岳の斜面、エグ過ぎません?
硫黄岳の『爆裂火口』と呼ばれる山体崩壊崖は封鎖中?で、端っこまで行けませんでした。
ま、どちらにせよ足が竦んで行けないんですけどね。
硫黄岳山頂ではあちこちで登山者の方々がお食事中。
自分も長時間、あちこち眺めながら休憩。
(出発早過ぎて、チェックインまでの時間潰し)
そこから赤岩の頭経由で峰の松目へ。
これが蛇足でした。
峰の松目はひたすらに荒れた樹林帯を下って下って下って・・・上って上って・・・展望も何も無い森の中。
オススメしません。
んで、オーレン小屋へ。
まだ早い。
硫黄岳途中で出会った方と再開し、色々お喋りタイム。
昼過ぎ、チェックインで、あとは前のベンチで飲めないビールをチビチビしながら、のんびりと優雅なひと時。
ツアーの方ばかり(個室?)で、大部屋はなんと自分一人の貸切状態という贅沢さ。
ご飯は桜肉。
しかも量が多い。
ご飯もおかわり自由で満足。
お風呂もトイレもあり、物凄い充実感。
スタッフさんも皆さん気持ちのいい対応。
2日目の目標は天狗岳。
朝食後、早々に根石岳へ向かって出発。
昨日の夏沢峠までのキレイに整備された道よりは荒れてて、所々低木の枝を潜る感じ。
森を抜けると一気に森林限界で、目の前に根石岳が。
目の前に見えるものの、大きいのでなかなか山頂に着かない。
山頂は大岩がゴロゴロ。
その上から、前の天狗岳や後ろの硫黄岳が一望出来ます。
先におられた方としばらくキャッキャしてました。
そこから一気に下り、真っ白の軽石の道で東天狗へ。
思いっ切り上りです。
岩だらけです。
休憩しながらゆっくりなので、バテることはないです。
・・・が、高低差が大きく、かなりビビってます。
後半はもう岩登り。
鎖場もあるし。
戻るときの不安を抱えながら、下を見ずに上ります。
三点支持・三点支持・・・
ちょこっとボルダリングやってた経験が活きてる。
東天狗山頂は狭い岩の塊。
怖いので、中央で周囲を眺めるだけ。
続いて、先の西天狗へ。
しばらく広くて平和な稜線を歩くも、上りはやっぱり急な岩場。
ここも転んだら、遥か下まで一気に転がっていきそう。
落石も怖そう。
もうたまらんですね。
硫黄岳と並んで『八ヶ岳入門用の山』なんて紹介してるメディアの責任者、出てこい!な感じ。
(『初心者向け』とは書いてなかった?)
ひーひー言いながら西天狗登頂。
・・・の直後、背後から一気にガスが。
5分も経たずに周囲は真っ白。
かなりの強風です。
反対から登ってこられた方々、後から登ってこられた方々と、しばらく待機。
一向に回復の兆しも見えず、皆さんポツポツと下って行かれます。
仕方なく、自分も下山開始。
強風でかなり気を遣うものの、ガスのおかげで下が見えない。
・・・ということは、高低差がわからない=あまり恐怖心が無い。
おかげさまで、怖いはずの西天狗→東天狗→根石岳と、やけにスムーズに戻ることが出来ました。
ちょびっと小雨が降ったりもしましたが、服が濡れるレベルではなく、無事にオーレン小屋まで生還。
名物ボルシチ食べて休憩し、のんびり桜平へ。
ログはここで終わりですが・・・
桜平駐車場の車に荷物を置き、夏沢鉱泉までUターン。
贅沢にもう1泊しちゃいました。
ここでも個室扱い。
建屋がキレイ。
ご飯がものすごく美味しい。
布団もフカフカで、思いっ切り寝尽くしました。
平和な1日目。
スリル満点の2日目。
バラエティに富んだ、かなり楽しく充実した八ヶ岳でした。
山小屋もご飯が美味しくて、スタッフさんが親しみやすくて良かったです。
もう家に帰りたくないぐらいw
八ヶ岳、また来ますよ!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する