ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8497601
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳・天狗岳

2025年07月31日(木) 〜 2025年08月01日(金)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:33
距離
20.5km
登り
1,739m
下り
1,735m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:15
休憩
2:00
合計
6:15
距離 10.4km 登り 1,093m 下り 615m
5:48
19
6:07
6:13
45
6:58
7:05
25
7:30
7:32
3
7:35
7:37
51
8:28
9:56
22
10:18
10:25
28
10:53
16
11:09
11:13
12
11:25
11:26
14
2日目
山行
4:15
休憩
1:52
合計
6:07
距離 10.1km 登り 646m 下り 1,120m
6:05
43
6:48
5
6:53
7
7:00
7:07
8
7:15
7:16
24
7:40
14
7:54
8:38
10
8:48
8:55
14
9:09
15
9:24
6
9:30
9:31
4
9:35
9:36
26
10:02
10:15
0
10:15
20
10:35
11:10
34
11:44
11:47
18
12:05
7
12:12
ゴール地点
天候 1日目・・・晴天
2日目・・・晴天→濃霧時々雨→晴れ→雨→晴れ→雨→・・・
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜平駐車場(中)までは細くて荒い路面が続きます。
対向車とのすれ違いに注意。
予約できる山小屋
オーレン小屋

装備

個人装備
長袖シャツ インナー ソフトシェル ズボン 靴下 着替え(下着等) グローブ 防寒着 雨具 帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス ヘッドランプ 携帯バッテリー GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 虫除け 歯ブラシ インナーシュラフ ゴミ袋 携帯トイレ 保険証(マイナンバーカード) スマートフォン 財布 時計 タオル ツェルト ストック 登山届提出

感想

初の山小屋泊です。
山は八ヶ岳の入門用の山らしい硫黄岳&天狗岳。

1日目の目標は硫黄岳。

桜平駐車場(中)に0時前に到着。
平日なのに結構車がいます。
満点の星空を眺めながら朝まで就寝。
・・・が、地面が斜めの場所に止めちゃたもんで、寝難いのなんの。
あっち向いてこっち向いて、結局3時間も寝てない?
そんな状態で、日の出前に出発。

登山道はキレイに整備されていて、苔に覆われた原生林がステキです。
久々に一人でニヤニヤしてました。

夏沢鉱泉、オーレン小屋を越え、夏沢峠方面へ。
夏沢峠にある山小屋は営業してませんね。
ネット情報では、団体での貸し切りのみっぽい?
硫黄岳を見上げるいい場所なのにねぇ。

森林限界を超え、周囲の眺めが見事な斜面を上っていきます。
路面は石で覆われ、石を落とさない気疲れがすごい。
あと、高所恐怖症が・・・。

硫黄岳山頂はとにかく広いです。
360°パノラマビューがたまらんです。
特に赤岳方面は勇ましくて見惚れますね。
・・・てか、赤岳の斜面、エグ過ぎません?

硫黄岳の『爆裂火口』と呼ばれる山体崩壊崖は封鎖中?で、端っこまで行けませんでした。
ま、どちらにせよ足が竦んで行けないんですけどね。

硫黄岳山頂ではあちこちで登山者の方々がお食事中。
自分も長時間、あちこち眺めながら休憩。
(出発早過ぎて、チェックインまでの時間潰し)

そこから赤岩の頭経由で峰の松目へ。
これが蛇足でした。
峰の松目はひたすらに荒れた樹林帯を下って下って下って・・・上って上って・・・展望も何も無い森の中。
オススメしません。

んで、オーレン小屋へ。
まだ早い。
硫黄岳途中で出会った方と再開し、色々お喋りタイム。

昼過ぎ、チェックインで、あとは前のベンチで飲めないビールをチビチビしながら、のんびりと優雅なひと時。

ツアーの方ばかり(個室?)で、大部屋はなんと自分一人の貸切状態という贅沢さ。
ご飯は桜肉。
しかも量が多い。
ご飯もおかわり自由で満足。
お風呂もトイレもあり、物凄い充実感。
スタッフさんも皆さん気持ちのいい対応。

2日目の目標は天狗岳。

朝食後、早々に根石岳へ向かって出発。
昨日の夏沢峠までのキレイに整備された道よりは荒れてて、所々低木の枝を潜る感じ。

森を抜けると一気に森林限界で、目の前に根石岳が。
目の前に見えるものの、大きいのでなかなか山頂に着かない。
山頂は大岩がゴロゴロ。
その上から、前の天狗岳や後ろの硫黄岳が一望出来ます。
先におられた方としばらくキャッキャしてました。

そこから一気に下り、真っ白の軽石の道で東天狗へ。
思いっ切り上りです。
岩だらけです。
休憩しながらゆっくりなので、バテることはないです。
・・・が、高低差が大きく、かなりビビってます。
後半はもう岩登り。
鎖場もあるし。
戻るときの不安を抱えながら、下を見ずに上ります。
三点支持・三点支持・・・
ちょこっとボルダリングやってた経験が活きてる。

東天狗山頂は狭い岩の塊。
怖いので、中央で周囲を眺めるだけ。

続いて、先の西天狗へ。
しばらく広くて平和な稜線を歩くも、上りはやっぱり急な岩場。
ここも転んだら、遥か下まで一気に転がっていきそう。
落石も怖そう。
もうたまらんですね。
硫黄岳と並んで『八ヶ岳入門用の山』なんて紹介してるメディアの責任者、出てこい!な感じ。
(『初心者向け』とは書いてなかった?)

ひーひー言いながら西天狗登頂。
・・・の直後、背後から一気にガスが。
5分も経たずに周囲は真っ白。
かなりの強風です。
反対から登ってこられた方々、後から登ってこられた方々と、しばらく待機。
一向に回復の兆しも見えず、皆さんポツポツと下って行かれます。
仕方なく、自分も下山開始。

強風でかなり気を遣うものの、ガスのおかげで下が見えない。
・・・ということは、高低差がわからない=あまり恐怖心が無い。
おかげさまで、怖いはずの西天狗→東天狗→根石岳と、やけにスムーズに戻ることが出来ました。

ちょびっと小雨が降ったりもしましたが、服が濡れるレベルではなく、無事にオーレン小屋まで生還。

名物ボルシチ食べて休憩し、のんびり桜平へ。

ログはここで終わりですが・・・
桜平駐車場の車に荷物を置き、夏沢鉱泉までUターン。
贅沢にもう1泊しちゃいました。
ここでも個室扱い。
建屋がキレイ。
ご飯がものすごく美味しい。
布団もフカフカで、思いっ切り寝尽くしました。

平和な1日目。
スリル満点の2日目。
バラエティに富んだ、かなり楽しく充実した八ヶ岳でした。
山小屋もご飯が美味しくて、スタッフさんが親しみやすくて良かったです。
もう家に帰りたくないぐらいw

八ヶ岳、また来ますよ!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:22人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら