記録ID: 8498056
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西穂高岳 慰霊登山
2025年07月31日(木) 〜
2025年08月01日(金)



体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:27
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,529m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:55
距離 3.7km
登り 870m
下り 24m
2日目
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 3:24
- 合計
- 8:50
距離 7.3km
登り 641m
下り 1,505m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
独標〜西穂主峰までは断続的な岩場。不帰よりも難易度は低いが、荷物が重いと危ないかも。 |
その他周辺情報 | 上高地は繁華街。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
1967年8月1日、母校・松本深志高校の学校登山で悲劇は起きてしまった。お昼過ぎ、急激に発達した雷雲は11名の生徒の命を奪ったのであった。それから今年で58年。
私がこの事故のことを知ったのは、夏休みに母校の慰霊碑で行われていた式典であった。また、父の高校時代の恩師がこの事故の生存者であることを知り、詳しく話を聞くうちにいつか西穂に「8月1日」に登りたいと考えていた。残念ながら高校生の時は山岳部ではなかったため参加は叶わなかったが、今回念願の慰霊登山への参加が叶った。まずは、ご快諾いただいた先生方に感謝します。
あの日、ここで夢半ばで倒れた若者たちを思うと、独標では涙が止まらなかった。消えたい、いなくなりたい、と思うことも私自身最近あったが、彼らのことを思えばそう簡単に死んではいけないと感じた。と同時に、58年前に「登りたい」と志願しながら雷に打たれた彼らの分まで、安全に楽しく登山を続けていく使命をも請け負った、そんな気がしている。
来週から2週間に及ぶワンゲルの夏合宿が始まる。今年は単に楽しみだ、だけでは参加できないと思っている。隊の中での役割と、全体を見る目とを持ち、犠牲者の無念を背負って、登ってきたい。
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