火打沢(激薮で中退)


- GPS
- 01:39
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 108m
- 下り
- 113m
コースタイム
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ハイキングコースの概念図掲示がありますのですぐわかると思います。 3台くらい置けばもう満車ですが、人が頻繁に入るところではないので休日でもだいたい停められます。 『成願寺配水池』前に1台停められるスペースがありますが、休日でも水道局職員が巡回に来ますので、そこには停めないでください。 というかこの沢に入りたい人はいるのかって話ですが(笑) |
コース状況/ 危険箇所等 |
沢床は基本泥、常に藪チックで沢幅が狭く、蜘蛛の巣多め、吸血アブは少ないながらも常時付きまとい担当が数匹います。 水温は冷たくもなく暖かくもなく快適ではありますが、遡行した範囲は泥沢のため清流とは言い難い感じ。 |
写真
どうも!ハーネス着けたらかすちんです!
(S)守門川を遡行予定で現地まで行ったのに、まさかの雨。どうするべとなってカスティーナ博士がふと思いついた東山連山の火打沢。
(ka)いや、クズ沢の可能性は否めないんだよね( -᷄ _ -᷅ )💭
(ka)入口の概念図には堂々とハイキングコースとして紹介されてるのに。
(ka)どんな沢でも水遊びは楽しいのだー。
(ka)気持ちいいー(≧∇≦)/
(ka)これで小滝でも出てくれば最高なんだけどなあ。
二股は左に入った。
右股は栖吉城山から八方台への稜線のP439に詰められるのかな。気になる。
(ka)本格派の藪漕ぎとスパイダートラップよ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
(ka)けっこうフレッシュな踏み跡あるね。
そういえばさっきカモシカさんいたしね。
感想
ちゃんと過酷だった。
沢って普通はそれなりに長い距離と標高を登るけど、同じ数値を登山道で登ればだいたいの山はなんてことはなく、疲労度も段違いに軽い。
今回の数値を登山道を登ったとすると極度に楽な結果であり、沢としてもお手軽気軽な部類には違いなかった。
しかしそこはやっぱり沢である。
こんな用水路のような、滝もない遡行でもいろいろと過酷だった。
そもそも景観の優れている沢ではないし、泥床、基本藪が被り、浸かるにはなかなか気合が必要な水質。それでいて普通の沢並みに吸血アブはいるのである。
ヘンな生き物がいないかと目を凝らして両岸を見ていたが、それすらいない。
春先は花が咲き乱れるきれいな沢沿いだが、今は廃道となり、この季節となればどこも藪がちだ。
だけど行ってみてよかった。
どこであろうが、結果よかろうが悪かろうが、行ってみないとわからないから。
廃道の侘しさはなんとも言えない雰囲気であり、人が入らないと山はどうなるのか、移り変わりとその速度を知るのもまた、いい体験だと思えた。
春には何度か訪れた火打沢コース。
花の楽園みたいな沢沿いの道は足元は悪いけどもその分、人もいなくて山をひとりじめしてる感がすごくいい。
まだここから八方台に立ったことはないけども、沢沿いルートのいいところ取りしたような道だった。
沢のなにが良いって、とにかく山に包まれてるあの感じ。
展望を楽しむ山が好きな人にはきっと伝わらないだろうけれど、谷底を歩いていると山とわたしがひとつに溶け合うような気持ちになれる。
その感覚はこんな小さな山ならさらに強く感じられてて、両岸から迫る山肌に吸い込まれそうだ。
この沢は改めて地形図を見ればなるほど登山道を通すわけだ、と納得の地形で周辺の沢の中ではいちばん斜度が緩い。
低山とは言え厳冬期ともなればこんな谷でも雪崩るような場所もあるだろうと思われる等高線の沢もある。
そこには滝はあるのか。
遡行は可能なのか。
冒険してみたくなるような裏山がここにもあったのが、うれしい。
コメント
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今度は右股(本流なの?)に入ってみたい♡
いいルートなんですよねぇ、火打沢。今でも激藪を苦にしなければ行けるんだけど、沢だとちょっとなぁ(笑)
秋〜冬はいいかもですね。
けっこうな薮でおもしろかったですよ。
でっかいカモシカさんにも会えたし。
早春はこの薮も重い雪にぶっ倒されてもうちょっと歩きやすいのかな?残雪が厄介かもだけど。
以前はきっと、きれいに刈払いされてたんでしょうね。
刈払いする人がいなくなって廃道化したのかもしれません。
なんとかして八方台まで上がりたいなーって思ったんだけど下山直後、ゲリラ豪雨になったから結果オーライの山行でした。
春先なら藪が育つ前限定でまだお花山行イケると思います。
山菜採りも入りますし、残雪期も稜線手前はおもしろい斜面になりますので、いろいろと楽しみはありますね。
夏はもう藪漕ぎ目的になっちゃいますね(´ω`;)
鹿が群馬ほど多くはないのか、下草が激しくてすぐ自然に還ってしまいます。
ここは街に近いけど、人が入らなくなって一気に過酷な山に変貌しましたねぇ。
モノ好きはいるんでしょうね。
人が入らないところは何が出るかとても楽しみですね。
どうなってるかわかった後は気分もスッキリします(´ω`)
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