穂高岳（奥穂〜前穂）日帰り（白出沢↑岳沢↓）
長野県
岐阜県
kiyopon
体力度について
- GPS
- 10:27
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,633m
- 下り
- 2,175m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 10:27
| 天候 | 晴れ 午後から雲が広がりました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
前日金曜日21時頃の到着で7〜8割くらい埋まっていました。 ↓ 下山後に上高地BTから平湯BTまでバスで移動（片道1,500円） ↓ 平湯BTから新穂高ロープウェー方面のバスに乗り、深山荘前バス停で下車（840円） 新穂高無料駐車場に戻り車を回収しました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○白出沢 水量少なく渡渉は問題ありませんでした。 ピンクテープが低い位置にあることが多いので、特にナイトハイクだと見落としやすいです。 （何か所か怪しい場所がありました） 上部のガレ場はマーカーがあったりなかったり。歩きやすそうなところを歩きました。 浮石が多いので上り下りとも通行注意です。 ○奥穂〜前穂（吊尾根） 一般ルートですが、切れ落ちた斜面の巻き道が多いので通行注意です。 ○前穂〜岳沢（重太郎新道） 急斜面の岩場を多く通過します。浮石多く転倒注意。 今回、階段に刺してある鉄杭に引っ掛かって一度転倒。最後まで油断せぬよう・・。 すれ違いが多く、時間帯によっては余裕を持った時間設定が必要です。 |
| その他周辺情報 | 下山後に、少し離れますが坂巻温泉（日帰り入浴600円、入浴は16時まで）で入浴しました。 http://sakamaki.yumori.jp/ |
写真
拍手寝不足気味ですが、久々の右俣にテンション上がります。
水量は少なく問題ありませんでしたが、渡った後テープを探して少し彷徨います。
岸壁に設置されたこの長い鎖を見落とさなきよう。
前回の奥西縦走からかれこれ10年ぶり。
前回は4時過ぎに着いてました…。
常念岳右上から昇る朝日。
少し間に合いませんでしたが、うっすら雲が出ていたので綺麗な日の出は難しかったかな。
下界の暑さとは無縁の世界でした。
少し遠目ですが、サシバかな。
感想
8/2土曜日は穂高岳（奥穂〜前穂）へ。
前穂のみこれまで未踏だったので、久々の奥穂とともに巡ってきました。
先週、蓮華温泉駐車場がギリギリだったこともあったので、今回は気合入れて21時には到着。
まだ空きは多く、さすがにこの時間なら大丈夫でした。
この日は夜遅い時間に満車になっていたようです。
車内で仮眠しますが、次から次へと車が入って来、蒸し暑かったので殆ど寝られず。
だいたいいつもぐっすりなのですが、今回は厳しいコンディションでした・・。
だらだら準備して0時過ぎに出発。
久しぶりに右俣にテンション上がります。
分岐から白出沢ルートに入り、急登をガンガン登ります。
この日は先頭だったようで時折クモの巣に引っ掛かります。
途中、最初の渡渉のあたりと渡渉後の長いクサリ場のあたりで少し迷い時間ロス。
以前来たときはこんな分かりにくかったっけかな・・。
上部の長いガレ場に入ると後続者のライトが見えます。
ハイペースな方かな、と思いましたが結局最後まで同じくらいのペースだったようです。
前来たときは日の出前には穂高岳山荘に着いていましたが、今回は日の出後。
小屋まで登り切ると常念岳の右に眩しく昇っていました。
まだこの時間なら空いているだろうと、そのまま奥穂高岳へ。
明るいと難しいところは無く、残る体力を振り絞って山頂へ。
山頂は2，3組とやはりガラガラでゆっくり写真撮って休憩。
既にジャン山頂や馬の背に取り付いている方が見えます。
雲は多めでしたが、西側に広がる雲海や雲上の峰々を望むことができました。
後半も空いている時間に通過したかったので、吊尾根へ。
まだ進行方向から来る登山者は少なく、スムーズに歩けました。
紀美子平では複数の登山者が休憩中。
前回はスルーしてしまったので、今回は前穂を空荷でピストンします。
距離は短いですが、さすがは穂高連峰の一角。
斜度の急な岩場を登っていきます。
登り切ると展望が一気に開け、風が非常に気持ち良い！
時折雲が流れ込みますが、暫く休憩し久々の初登頂3,000m峰での景色を楽しみました。
紀美子平へ戻ると団体さんが到着された直後のようで大人数で賑わっていました。
これから前穂へアタックされるようだったので、タイミングは良かったようです。
少し休憩し、岳沢への長い下りに入ります。
途中雷鳥広場付近で階段に刺さっていた杭を見逃してしまい、引っ掛かって転倒。
難所を抜けた先だったので、どこか油断があったのかなと。
手をついたおかげで他は痛めませんでしたが両手の平から出血。
カットバン貼って応急処置し、上高地に降りてからしっかり洗い直しました。
樹林帯に入る頃には気温が上昇し、風通しも悪くなり暑さを感じるようになります。
このあたりで、朝上高地から入山された方でしょうか。
多くの方とすれ違うようになります。
急斜面の狭い箇所が多い登山道なので、基本譲りながら時間かけて下りました。
降りるにつれて暑さが厳しくなるので、風穴ではすっかり長休憩。
一旦座ったら立ち上がる気力が失せてしまう引力があります。
傾斜も次第に緩やかになるのであとは所々走りながら降り上高地へ。
河童橋付近は観光客で大混雑。
いつも思いますがここだけ別世界のような気がしています。
上高地バスターミナルからバスを乗り継ぎ新穂高へ戻り、帰りは時間が早かったので坂巻温泉に寄って帰宅しました。
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