記録ID: 8508212
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳・雪倉岳・朝日岳 蓮華温泉から周回
2025年08月03日(日) 〜
2025年08月05日(火)


- GPS
- 22:14
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 3,229m
- 下り
- 3,220m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 8:23
距離 12.1km
登り 1,841m
下り 472m
2日目
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:39
距離 12.7km
登り 636m
下り 1,322m
天候 | 1日目 晴れのち曇り、夕方雨 風弱く穏やか 2日目 日中晴れ、朝夕は曇り 風弱く穏やか 3日目 朝はガスの中、時々雨、昼前から次第に日差し 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【往路】糸魚川駅1220発、蓮華温泉14時前着 1210頃バスが到着し乗車開始。バスは約30人乗りで乗客は15名ほど。1140頃からバス停に荷物を置く順番取りが始まったので、これに合わせるが、乗車が始まるとあとから来た年配グループがこれを無視して先に乗車。バス停前の「ジオパル」内で涼みながらバス待ち可。 【復路】蓮華温泉1420発、糸魚川駅1550頃着。1400頃乗車開始。バスは約40人乗りで乗客は18名。乗務員の方が、先に着いた者から乗車するようアナウンス。皆これに従う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全区間、ルート明瞭で危険箇所なし。 【蓮華温泉〜白馬大池】 樹林帯を歩く。勾配はキツくない。 【白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜白馬山荘】 小蓮華山の登りは比較的勾配がある程度だが、白馬岳の登りは勾配あってキツい。白馬大池周辺のお花畑は見事。白馬山荘周辺のお花畑もきれいであった。 【白馬山荘〜雪倉岳〜雪倉岳下りの標高2150m付近】 雪倉岳の登り、前日の小蓮華の登りより勾配あったような印象。雪倉岳の下りはザレ場が続く。三国境付近のコマクサ帯から先は、ずっとお花畑。 【雪倉岳下りの標高2150m付近〜朝日小屋】 アップダウン多し。始め、背丈のある草に混じってお花畑が続くが、後半は樹林帯を歩く感じで、見るものなく辛い。標高下がって暑いし、気持ち的に3日間で最もしんどい区間だった。段差の大きいところや崖沿いの道もあるので注意。3ヶ所雪渓あるが夏靴で問題なし。 【朝日小屋〜朝日岳〜蓮華温泉】 朝日岳から五輪尾根まで、お花畑が点在。草はらのお花畑もあって、前2日間とは違った趣あり。天気よければ気持ちよく歩けたと思う。2ヶ所雪渓あり、2ヶ所目は雪質固く下り勾配で、チェースパイク装着した方が安心。木段多い。下りは段差のある箇所が多い印象で気が抜けない。後半は樹林帯が長く続く。2つ目の橋を底に300m登り返すが、兵馬の平から先は比較的勾配緩やか。蓮華温泉手前の「蓮華の森キャンプ場」の分岐に道案内なく、分岐を左へ(右へ進むとキャンプ場)。 |
その他周辺情報 | 【蓮華温泉】 内風呂はシャンプー石けん備え付けで湯船も広し。4ヶ所の野天風呂のうち、1ヶ所閉鎖。3ヶ所のうち、一番上の「薬師湯」は水量少なく足湯のみ可で、入浴できるのは2ヶ所。脱衣場はない。一般的な登山道、標高差90mを上り下りする感じ。 【糸魚川駅周辺】 山登り前日は10時過ぎに糸魚川駅着。駅周辺の食事できるところは11時から開店。駅周辺をブラブラするが暑いので、何度か、駅北側の「観光物産センター」や、駅南側の「ジオパル」に戻って涼む。新幹線改札出口にあるセブンイレブン、店が小さいので品数多くない。 |
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
かつてドラマで何度も見た小蓮華のあの眺めが目前にあり、感無量である。始めは「ああああ〜、ああああ〜、うううう〜」と暗唱しながら歩くが、途中でしんどくなって、それどころではなくなった。
白馬山荘にチェックイン後、「お花畑がきれい」情報を頼りに荷物を最小限にして大雪渓方面へ向かう。トリカブトは好きで、見つけるとついつい撮影してしまう。3日間で咲いてたのはここだけ。
大雪渓方面へ白馬山荘から標高差200mほど下る。登山道沿いはずっとお花畑であったが、最初に見た白馬大池のお花畑の印象が強すぎて「普通やん。」の印象しかなかった。我ながら罰当たりな感想。
水平歩道、目鼻耳の感度を上げて、見通しのきかないところでは出会い頭を警戒してポールをパチパチ叩きながら進む。標高下がって暑いし、見るものないし、アップダウン多いし、この日の最終盤でしんどい。この日一番のヤマであった。
朝日岳の下り、遮るものがなくすごい風。何度かバランスを崩す。腰をかがめてポールを支えに、お年寄り歩きで進む。こんな強風初めてで、ご一緒した親子二人組さんは「きゃあ、きゃあ」言ってるし、なんか楽しい。
この日も2カ所、雪渓歩きあり。2カ所目のここは雪は硬めで下り勾配。チェーンスパイク、ザックの一番底に仕舞って取り出すのが面倒。ズボラして夏靴のままポールを支えにして慎重に進んだ。
感想
花に詳しいわけではないけれど、知っている花のほとんどが見られたように思う。花の種類と数の多さ、そしてお花畑の規模、いずれもこれまでの山歩きで一番だった。2日目、特に雪倉岳からの下りは見飽きて何にも感じないほどだった。
3日目はあいにくの天気で残念ではあったが、お花畑の様相(花の種類とか)が、2日目までとは違って、新鮮であった。
朝日岳登り中に、朝日小屋で同宿だった親子二人組さんにお会いし、ゴールまでずっと話しながらご一緒できた。とてもタフな母と娘さんであった。普段なら楽しくないはずの樹林帯歩き、300mの登り返しも楽しく歩け、心から感謝である。いつも一人歩きする身として新鮮であった。
1日目、2日目、水2L消費。3日目、水1.5Lで出発し足りなかった。途中の水場で給水するつもりであったが、話に夢中で汲むの忘れた。
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