名前に惹かれ佐久の大通嶺・阿登久良山へ
- GPS
- 16:00
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 536m
- 下り
- 540m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 4:57
天候 | 腫れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大通嶺は小海町親沢の最奥「よしんた峠」北側農道終点に駐車 阿登久良山は林道茂来線が山頂北側数百メートルを通っているので路肩に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
両山とも登山道はおろか踏み跡すらない テープなどの目印もなかった 当然の事だが地形図なしでは歩けない |
写真
感想
先週に続き登山道のない山を登ろうと思い佐久付近の地図を見ていたら「大通嶺」「阿登久良山」という山が目に入った。面白い名前なのでネットで調べてみるとわずかに記録が見られるだけで興味がわいた。2山とも比較的短時間で登れるようだし場所も近いので合わせて登ってみることにした。
まず、大通嶺に向かう。登山口は、これまた面白い名前の「よしんた峠」。北側直下まで農道が通じていてここまで車で入ることができた。
車道終点にはシカ除けフェンスがあり、フェンスを出たところがもう峠。ここは小海町と北相木村の境界となっていてこの境界尾根を東へ辿る。大通嶺はこの尾根から南に派生する支尾根上にある。ただし三角点はなく山名だけが地形図に載っている。この近くの三角点は境界尾根をさらに東に行ったピーク(1629.9m)にあるので、こっちに先に行ってみることにした。
尾根は急登すると平坦になりまた急登といった感じで高度を上げていく。アカマツが多いが踏み跡などは全くなく急斜面ではケモノ道が目立つ。
岩場も所どころあり登ったり巻いたりしながら進む。
1629.9三角点はだらんとした高みのところにあった。標石はまだ新しい。
ここは樹間から八ヶ岳や北岳などがよく見えた。
ちょっと休んできた道?を戻る。
登りで大通嶺への尾根を確認してきた(つもり)ので、途中から支尾根に入る。ちょっと下っていくと様子が変だ。左手に明瞭な尾根が見えその先に大きなピークが・・・。今下っているのは違う尾根だと気づいた。登り返すのも大変だと思い斜面を見るとそんなに急ではなかったのでここをトラバースして正規の尾根に乗った。
大通嶺はそこからすぐに着いた。ステンレスの小さなプレート以外何もなく、まさに自分好みの場所だった。
腹が減ったので早いランチタイムで大休止。頭上ではコガラやヤマガラ、さらにはアカゲラなどの野鳥が飛び回っていて楽しかった。
さて、帰りだが、主尾根に戻るにはかなり登り返さなくてはならない。よしんた峠に戻るには、ここから斜面を下っていけば北相木側の峠直下に出られるようで、けっこう急だが下れないことはない。
落ち葉の積もった斜面を下っていくと1か所だけ岩場があったがすぐに植林帯に入り、カラマツのきれいな林の中をゆったりと下った。
最後にヤブをちょっと登ってよしんた峠に着いた。
次は阿登久良山へ車移動。15分ほどで登山口へ。登山口と言っても、林道が一番近づく場所ということで案内も何もない。
すぐに山に入る。わずかの登りですぐに山頂に着いてしまった。三角点はあるが山頂標識の類は何もなかった。展望もなく面白味のない山だと思って南側の肩のような場所に行ってみると、ここは岩壁上で素晴らしい展望が待っていた。八ヶ岳や金峰山、御座山がよく見えた。
下山もわずかで車に戻った。
大通嶺と阿登久良山。なかなか面白い山だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する