西沢下棚沢(西丹沢)



- GPS
- 00:27
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 818m
- 下り
- 646m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:40
天候 | 曇り時々はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
クライミングジム仲間U氏、仕事を通じて知り合ったベテランSさんと共に西丹沢の西沢下棚沢に行ってきました。
西丹沢自然教室に集合、つり橋を渡り下棚を目指します。この面子だとハイペースになるので暑いっす。
下棚はかなりの迫力。自分の登攀センスと度胸ではとても登れません。巻き道は左岸尾根を尾根の始まりから登ります。F2/F3もまとめて巻くことになります。この尾根の巻き道はザレていて悪いとの情報がありましたが、確かにザレてはいるものの、しっかりと踏み跡がついており思っていたほどではありませんでした。ちょっと警戒しすぎたか。でも確かに足を滑らせたら奈落の底ですね。沢への下降は「120」のガイド本では懸垂せよとのことでしたが結局懸垂せずに降りました。細かい木の根をホールドに拾えば、慣れた人なら大きな問題なく降りられるレベルではあります。ベテランSさんは驚異の速度で降りていきました・・・。
降り口からはしばし平和な渓相が続きます。しばらくいくと3段20m登場。登攀難易度が比較的高いのは1段目。上部にホールドが乏しく警戒すべきとありましたが、今回取り付いた限りでは下部の方が悪かったです。残置のスリングで登りますが、その上のホールドがすっぽ抜けそうで怖いです。ここだけロープを出しました。ラバーソールがちょっと怖い自分は登攀力に優れるU氏にリードしてもらいます。自分ももっとフリー力を鍛えないと・・・。
2段目3段目以降は特段難しくはないハズですが、フェルトソール修理中でラバーソールで来てしまった自分には珪藻ヌルヌルで怖かったです。この沢はラバーソールで来る沢ではないですね。
またしばし行くと15m滝登場。ハングしていてかなり難しそうに見えますが、登るのがポピュラーなようです。ただし珪藻が厚く岩肌を覆っており超ヌルヌルで絶対にラバーソールで登れないので右ルンゼから巻きました。この巻きもそれほど良くはなかった印象。結局ここも懸垂せず。
以降テクテク進みます。「120」では3段10mだとかかかれておりますが結局どれがどれだか分からず。倒木と土砂が凄まじく渓相が変わってしまったのでしょうか。2段12mらしきヌルヌルのホールドのない滝が出現。「120」では左岸から巻けとありますが、流芯すぐ右脇を登り木を使って上まで抜けたほうが楽だと思います。この辺一体は石英閃緑岩が崩壊して今まさにマサ土になりつつあるようなボロいゾーンです。
その後なんだか細かくて悪そうな滝が出現しますが、手前の左岸尾根から思い切り巻きます。ここは今までの巻きと比べたらマシな印象。沢に復帰して畦ケ丸〜権現山尾根に抜けて畦が丸、善六のタワ経由の一般道で西丹沢自然教室に戻りました。
全体的に珪藻が生えていてヌルヌルしておりラバーソールでは登攀不能な滝が多い沢でした(自分のレベルだとフェルトソールでも直登難しい?)。あまり良くない巻き道が多くなかなか遡行し甲斐がありました。遡行グレードは2級下〜中くらい?
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