【丹沢】大倉⇔蛭ヶ岳ピストン 後半大失速もなんとか達成
- GPS
- 09:07
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,268m
- 下り
- 2,252m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:07
天候 | 曇り ガス大量発生 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:大倉BS【バス】⇒ 渋沢駅【電車】 ▼帰りの大倉BSでバスを待っている時、一緒にバスを待っていた人が行っていた言葉。「大倉尾根の下りは面白くないけど、バスの本数とバス賃が安いので大倉に下りることが多い」渋沢駅まで210円程度は確かに安い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特にありません。 丹沢⇔蛭ヶ岳間に一か所だけ鎖場。高度感があり少し嫌ですけど普通の注意で問題なくクリアできます。 |
その他周辺情報 | ▼16時38分発渋沢駅行バスには、臨時便が増発されていた。神奈川中央交通は、西東京バスと違って臨時便を出さない主義だと思っていたので意外。ただ、どういった基準で臨時バスを出すのかは不明。 ▼観音茶屋で牛乳プリンを試そうかと思ったけど、駒止茶屋でちょっと休んだだけで下山ペースがもの凄く落ちたので、今回は断念。先客も沢山いたしね。 |
写真
装備
個人装備 |
下着【長袖】
Tシャツ【長袖】
ウインドブレーカー
フリース
ズボン
靴下
グローブ×2
折り畳み傘
レインコート
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料2630mL
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPSアプリ
筆記用具
ガイド地図(アプリ)
携帯×2
時計
タオル×3
カメラ【携帯】
熊除けの鈴
トイレットペーパー
レジャーシート
ファーストエイドキット
常備薬
|
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備考 | 長距離縦走にはコムレケアは必須常備薬かも。翌週の筑波縦走までには入手すること。 |
感想
▼前回の大倉⇔丹沢山の予行演習でなんとなく行けそうだと手ごたえを感じていたこと、蛭が大人しい間にということ、あまり暑くならない間にということ、翌週の筑波縦走の疑似訓練にもなること等々色々条件が重なり、大倉⇔蛭ヶ岳を決行することにしました。色々理由を付けて後回しにする私にしては異例の行動力です。
▼以下、計画の骨子
・復路塔ノ岳に15時くらいまでに到着出来ればいい。それから2時間くらいで下山すれば、17時から17時半。日は長いので十分明るい筈。仮にもう少し時間が掛り、暗くなったとしてもかなり大倉BSに近い辺りまで下りてきているだろうから、ヘッドランプを使用しての下山となってもそんなに長距離ではなくリスクは大きくない。念のためヘッドランプには出発前に再充電を実施、予備電源用バッテリーも携帯する。
・出来るだけ往路で時間を稼ぐ。休憩も最小限。写真も通過時間記録目的の為だけに要所で最小限とする。
・12時半くらいまでには蛭ヶ岳に到着することを目標に。
・妙義でやらかしたガス欠再発防止として、行動食でカロリーをこまめに摂取する。大量発汗も予想されるのでいつもの水・麦茶に加え、スポーツ飲料も持っていく。
▼往路は計画以上に順調に行きました。前回と同じイメージで丹沢山まで辿りつけたら良いなと考えていました。やたら早く登って行く人もいましたが、自分のペースを乱されない様心がけ、息が切れない程度の速度で、時間を意識し過ぎることなく登っていたら、予定より20分~30分程度の貯金が作れた感じです。
▼復路は疲労で速度が落ち気味でした。特に駒止茶屋でほんの数分、水分補給の為だけに休憩した後、ガクンと速度が落ちました。ただ、時間的な余裕があったので、貯金を使い切るつもりでかなりゆっくり下りました。地面が濡れており滑りやすい状態であったことも慎重になった要因です。後から来る人に次々に抜かされていくことは気持ちの焦りを生み出す要因となり得るのですが、自分のペースを最後まで冷静に守れたことは大きな収穫で本当に良かったと思います。
▼往路で無理をしたつもりはなかったのですが、昼食が終わりベンチから立ちあがった時に、足全体に強い違和感。少し痛みをともなった張りというか、こわばった感じというか、痙攣というか。長くは続かなかったので大事にはいたらなかったのだが、痙攣やこむら返りはエネルギー不足や、水分不足、特に電解質不足等が原因として考えられる。気を付けていたはずだがそれでもまだエネルギー・水分補給が足りなかったのか?長距離を歩く縦走の時はコムレケアを用意しておいた方が良いと感じました。
▼精神的には蛭ヶ岳を発った当たりの復路が一番きつかった。まずは丹沢山まで、それから塔ノ岳まで、花立山荘まで一歩一歩。でもその一歩が遠くて大変なんじゃ。まあ、何事も道半ば辺りが一番きついのですけどね。
▼翌日は疲れ切って何もできないだろうなと思っていましたが、思っていたよりはるかに体調が良い。筋肉痛ひざ痛もほとんどない。カロリーを多めに摂取したことが功を奏したか。因みに当日摂取したカロリーは、朝起床しておにぎりを2つ。パンをかじりながら大倉出発。丹沢山でチョコレートと塩飴。蛭ヶ岳でミニ餡パン4つ。帰りの電車の中でカロリーメート2ブロック。コーラ250mL。飲料水2500mLを飲んだ。中々のカロリー摂取量です。下山後にカロリー摂取しても意味が無いのかもしれないが、本来これくらい登山中に必要だったのかも。体が欲していたと思う。体重は500g以上減っていた。下山後のカロリー摂取も、翌日の疲労削減には効果があるのかもしれない。
▼翌週の筑波縦走は30km超の長丁場。A隊長は8~9時間程度の行程で計画している筈。それよりも短い大倉⇔蛭ヶ岳に今回9時間必要としました。累計アップダウンは、大倉⇔蛭ヶ岳ほどではないから、今回このピストンが出来たのだから筑波縦走も大丈夫と思っていたのですが、調べてみたら筑波縦走の累計アップダウンも今回同様2000mくらいありそう。来週はもっとハードな戦いになりそうです。
コメントありがとうございました。
蛭ヶ岳をピストンされたんですね。
自分は北側から縦走でしたが、この距離はほぼ最長。
蛭→塔の、いちばんハードな区間を、先行して引っ張って頂いた感じです。
ありがとうございました!
自分は缶ビールでしたが、生ビールの方が美味しそうです。
また、どちらかで!
ご丁寧にありがとうございました。きっと丹沢でまたお会い出来るでしょう。その時は宜しくお願い致します。
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