千町尾根から乗鞍岳…雨のち晴れのベストなシナリオに大満足！

2025年08月08日(金) [日帰り]

• GPS: 14:34
• 距離: 32.9km
• 登り: 2,176m
• 下り: 2,156m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:27
• 休憩: 1:08
• 合計: 14:35

距離 32.9km 登り 2,176m 下り 2,156m

3:01 スタート地点
3:06 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立乗鞍青少年交流の家
3:21 3:22 日影峠
3:33 ブナの木平
3:37 岩井谷乗越
3:49 旧道分岐
4:13 4:19 枯松平休憩所
4:43 4:50 白山見晴台
5:16 池見台
5:27 5:29 丸黒山
8:05 8:06 奥千町避難小屋
9:41 9:47 中洞権現
10:06 皿石原
10:59 11:22 乗鞍岳
11:56 皿石原
12:12 中洞権現
13:19 13:20 奥千町避難小屋
15:31 15:44 丸黒山
15:49 池見台
16:08 白山見晴台
16:26 16:28 枯松平休憩所
16:46 旧道分岐
16:54 16:55 岩井谷乗越
17:00 ブナの木平
17:09 17:11 日影峠
17:15 17:16 日影平山
17:19 17:20 日影峠
17:34 17:35 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立乗鞍青少年交流の家
17:36 ゴール地点

天候

雨のち晴れ　時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

丸黒山まではよく整備された登山道です。
その先は最近きれいに刈り込まれていて格段に歩きやすくなっています。
大日岳山腹を巻くトラバースも岩がゴロゴロしたところも新しい赤ペンキのマークが付けられていました。
ただ今回は前日のまとまった雨や当日の雨で湿地帯は泥濘だらけ。
古い靴の中はグショグショになりました。
尾根はどちらかというとなだらかな傾斜ですが、アップダウンもそこそこあってロングということもありかなり堪えます。
下山時には丸黒山の急な登りはかなりきつかったです。
また水場はないので暑い日には水を多めに持つ必要があります。
今回は3.2L持って登りましたが3L近く消費しました。

コース状況／危険箇所等

国立乗鞍青少年交流の家の駐車場に駐車させてもらいました。

写真

8/8 5:24

丸黒山山頂！
本日の本番化ここかはここから…

8/8 5:24

南西側が伐採されていて展望があります
上空に厚い雲が…

8/8 6:06

きれいに刈とられていますm(_ _)m
2019年に歩いた時は丸黒山から先は笹に覆われていました

8/8 6:55

雨が降り始めました
雨具を着ました

8/8 7:25

千町ヶ原到着
雨は小降りになりました

8/8 7:27

ミヤマアキノキリンソウ

8/8 7:30

リンドウ
まだ開花はしていませんが秋が確実に近づいているようです

8/8 7:30

また雨が強くなってきました(>_<)

8/8 7:49

小さな池塘がいっぱい

8/8 8:06

登山道は水路になっていますw
古い登山靴の中はグショグショ

8/8 8:08

奥千町避難小屋

8/8 8:08

子の原へ下る道があるみたい

8/8 8:16

クロマメノキの実
これがあるとペースが一気に落ちますw

8/8 8:20

ゴゼンタチバナ

8/8 8:36

日が射してきました
Here comes the sun, and I say
It's alright♫

8/8 8:37

いたる所に石仏が安置されています

8/8 8:44

なんか自分の子供の頃に似てるw

8/8 8:58

ガスがどんどんとれて晴れてきました

8/8 8:59

ハイマツの気持ちのいい道をどんどん進みます
以前来た時にはハイマツの枝が脛にあたってレガースが欲しいくらいだったのに…

8/8 9:05

大日岳

8/8 9:05

雲は多いけど上空は青空が広がっています♪

8/8 9:06

上空はかなりの強風

8/8 9:07

大日岳をバックに自撮り

8/8 9:07

気持ちのいい道を独り占め
贅沢過ぎ！

8/8 9:16

何度も撮ってしまうw

8/8 9:17

火山性の岩が出てきました

8/8 9:52

右に目指す剣ヶ峰が見えました

8/8 9:56

チングルマの穂

8/8 10:02

ミヤマアキノキリンソウ
バックは大日岳

8/8 10:03

ハクサンボウフウかな？

8/8 10:06

チングルマの穂と大日岳

8/8 10:07

ヨツバシオガマ

8/8 10:08

ウメバチソウ

8/8 10:10

ウサギギク

8/8 10:12

爽やか〜♫

8/8 10:20

ミヤマダイコンソウ

8/8 10:21

大日岳の山腹をトラバースして剣ヶ峰へ向かいます

8/8 10:31

高天ヶ原

8/8 10:49

剣ヶ峰が見えました

8/8 10:56

権現池

8/8 11:06

剣ヶ峰山頂到着!
写真撮影に長蛇の列
場違いなので早々に退散しました

8/8 11:06

裏へ回ると（私が登ってきたルートが裏か…）人が数珠つなぎ

8/8 11:10

山頂を南へ少し下ったところで小休止

8/8 11:13

雲がすごい勢いで湧きあがっています

8/8 11:17

眼下に乗鞍高原が見えました
帰りの行程も長いので早々に退散します

8/8 11:27

チシマギキョウ

8/8 11:28

コマクサは終盤

8/8 12:12

大日岳も見納め

8/8 12:18

ハイマツの尾根
そのずーっとずーっと先がゴール

8/8 12:21

クレヨンしんちゃんのお尻のようなきのこw

8/8 12:40

御嶽山も雲の中

8/8 13:00

8/8 13:16

千町ヶ原の池塘の道

8/8 13:21

奥千町避難小屋

8/8 13:52

こんな所はゆっくり歩きます

8/8 13:52

…ってか疲れてゆっくりしか歩けないw

8/8 13:53

空を写す池塘

8/8 13:54

8/8 14:02

ツルリンドウ

8/8 15:17

キノコ？
それとも粘菌？

8/8 15:44

丸黒山山頂
穂高連峰は雲の中

8/8 17:17

帰りに日影平山に寄ってみました
ここから1kmほど歩いてゴール
お疲れさん！

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

感想

sumi8848

今の自分がどもまでのロングに耐えられるかを知ってみたくて、最近刈り込まれた千町尾根から乗鞍に至るクラッシックルートを日帰りで歩いてみました。

実は刈り込みがなされる前の2019年9月に日帰りでチャレンジしたのですが、藪の酷さにあえなく撃沈、奥千町避難小屋で急遽宿泊して下りてきました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2020214.html
今回はこの長い尾根のササ藪やハイマツが完璧と言っていいくらいに綺麗に刈り込まれていて快適に歩くことができました。
この労力は並々ならぬものと感謝感激、本当にありがとうございました。

でもやっぱり長かったです。
今回はフォローしている ひさやまさんの今年7月のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8416411.html
を参考にさせてもらいましたが、年齢もほぼ近いのにほぼ12時間で往復されているのにはビックリ。
とてもマネできませんしマネしようとも思いません（笑）

でも今回はスタートしてしばらくすると雨が降り出しましたが、その雨も二時間ほどで止みあとは山頂を覆ていた雲が切れ乗鞍岳の絶景を欲しいまま、この超人気の山でもほとんど人に会わずに秘境感漂う尾根で静かな山歩きを楽しむことができました。
加えて体力低下の著しいこの歳でもゆっくりならこの程度のロングハイクに耐えられることがわかったのも一つの収穫でした(^_^)v

コメント

ホワイトバード

何故か、キツイ尾根には「黒」と名前なんですね♪♪♪

sumi8848

ホワイトバードさん
丸黒山は簡単に登れる山ですが、下山時に反対側から登ると疲れた体に堪えます。
かつては人の行き来も多かったルート、当時の人たちもこの丸黒山の登りには辟易してたことでしょう

ひさやま

sumiさん，こんにちは　千町尾根ピストン，お疲れさまでした
いやぁ，長いですよね，この尾根は😰　とくに，帰りの奥千町避難小屋から丸黒山の間が，途方もなく長く感じられたのを思い出しました
それにしても，あれだけの刈り払いのおかげで日帰りピストンなんてできるわけで，「どこのどなたがやってくださったんだろう？」と思ってましたが，帰りの丸黒山でお目にかかった地元・丹生川町の方に聞いてみたら，「飛騨山岳会の方たちが岐阜県に働きかけて実現したんだ」みたいなことをおっしゃってました（ちょっとうろ覚え😅）　とにかく本当にありがたいことですね😊
千町尾根はとっても静かだったでしょうけど，この日の剣ヶ峰の人の多いこと😨　千町尾根の長さより，剣ヶ峰の混みように頭がクラクラ　めまいがしそうですね😵‍💫

sumi8848

ひさやまさん
こんにちは〜！
いやいやほんと長かったです。
帰路の奥千町避難小屋からの丸黒山間は小さなアップダウンがいくつもあって疲れた体には特に長く感じられました。
ただ歩くだけでもこれだけ大変なトレールをこうして整備された飛騨山岳会の方々の努力は、並々ならぬものだと感心させられました。
おかげで畳平からの登山とは違い乗鞍岳のスケールの大きさを実感できました。
ひさやまさんと同様、私も乗鞍岳への登山者としては明らかに少数派（変態?!)ですね