記録ID: 2020214
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
千町尾根から乗鞍岳…薮と倒木のフィールドアスレチック💦
2019年09月14日(土) 〜
2019年09月15日(日)
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 31:56
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,201m
- 下り
- 2,188m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丸黒山まではよく整備された道だが、枯松平休憩所に至る新道はひどい薮です。 丸黒山より先は何年も手が入っていないようで薮漕ぎと倒木の通過に四苦八苦。 丸黒山から千町避難小屋間は特に薮がひどく、予想外に時間がかかります。 またこの間はルートを外さないよう注意が必要で、今回は下山の際 三度ルートを見失い右往左往しました。 千町尾根上部はハイマツが登山道を覆い歩きづらい。 |
写真
撮影機器:
感想
天気予報ではこの週末は良さそうで、少し気合を入れて標高の高い山でロングハイクをしてみようと千町尾根から乗鞍岳を目指しました。
当初の計画ではワンデイで乗鞍青少年交流の家から剣ヶ峰を往復する予定で、ルートは往復で30kmほど、急なアップダウンもなくヘッデンスタートならなんとか明るいうちに戻ってこられると踏んでいました。
しかし実際に歩いてみるとこの考えが甘かったことがすぐに判明。
丸黒山から奥千町避難小屋までのルートは、ほとんど手が入っておらず激薮に加え倒木も至る所にあり、悪戦苦闘。
背丈ほどの薮を漕いだり、倒木を乗越したり、くぐったりの全身運動を強いられ、さながらフィールドアスレチックでした。
奥千町避難小屋に到着したのが、午前10時近く。
剣ヶ峰山頂に11時に到着を想定していましたが、全く無理でした。
避難小屋を覗いてみたら小ぎれいな室内とシュラフも置いてありました。
明日も予定はないし、行動食も多めに持ってきたし…。
ここで一泊することにすれば余裕で剣ヶ峰まで行けると急遽、予定変更。
結局、午後3時頃に山頂から避難小屋に戻ってきて宿泊。
この避難小屋、貸し切りかと思ったら乗鞍岳からわざわざ下りて泊まりきた関東の4人グループと同宿。(このグループの人たち、この避難小屋がお気に入りだそうです。)
行動食だけのひもじいはずの食事が、この方たちからお酒と食事をご馳走になった上に会話も弾み楽しい避難小屋生活になりましたm(_ _)m
避難小屋生活もなかなかいいもんですね。
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コメント
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sumiさん,こんにちは。
ボクもこのコース,以前からちょっと興味がありました。
かれこれ20年ほども前,子どもたちが小さかったころに,
この千町ヶ原を南に下ったところにある無印良品南乗鞍キャンプ場がお気に入りで,
毎年必ず家族で数日を過ごし,幾度か千町ヶ原をめざして登りましたが,
子どもも小さかったので,毎回途中で引き返していたのです。
乗鞍岳はすばらしいお山だと思いますが,
夏場に畳平から登る気にはちょっとならず,
「千町尾根なら静かで登り甲斐もあっていいんじゃない?」と思ってました。
でも,ササ・ハイマツの藪こぎや倒木が大変そうですね
それにしても,日帰りを急きょ避難小屋泊まりにしてしまうとは,さすがです
ああ,そうだ。昨日,農鳥岳でお話しした方が
「5〜6月にサンチャゴ・デ・コンポステラに行ってきた」っておっしゃったので,
「ええっ! まさか…?」って一瞬思いましたが,
岐阜の方じゃなかったし,sumiさんは乗鞍におられたんだから,別人でしたね
hushiyamaさん こんばんは
このコース、私も以前から気になっていました。
歩行距離は長いがアップダウンの少なく、人気の乗鞍岳ということでしっかり手入れされた登山道が山頂まで続いていると、今回、軽い気持ちで臨みました。
ところがどっこい、丸黒山を過ぎると状況は一変、登山道はササの海の下。
おまけに昨年の台風で倒れた倒木だらけで何度も心が折れそうになりました。
半ば剣ヶ峰登頂を諦めて、避難小屋を覗いてみると素敵な室内の片隅にシュラフとペットボトルの水を発見。
ほんっとラッキーでした
翌日も天気も良さそうで、避難小屋に一泊することにすれば山頂まで行っても余裕…ということで気楽に歩いてきました。
もう無理がきかない年齢ですからね〜
sumi先輩
お久しぶりです。
30km超えのロングハイクとは、相変わらず攻め攻めですね!
人気のお山だけあって、良い天気の連休は人が多いのですね〜
それにしてもsumi先輩の歩かれた裏ルート?は、藪藪でハードそう…
避難小屋利用の山行も楽しそうです。
私も学生の頃はテントか避難小屋しか使わなかった(お金がないので…)のですが、たまには利用して見ようかなって思いました😊
お山の計画は想定外のことが起きた時のリスク管理が大事ですね。無理に計画通りに頑張ることが正しいのでは無く、臨機応変な状況判断が出来る余裕が必要と思いました。勉強になります。
これからは短い紅葉シーズン、安全登山で楽しみましょう!🍁
kiyohisaさん こんばんは!
今の私からすると30kmが壁ですね。
もう無理の利かない年齢ですから、今回も途中撤退か避難小屋泊かの二者択一。
頑張ってペースアップや日没の行動は絶対にしません、いやできません。
近頃、歩くペースがどんどん落ちてきたのを実感しています。
テント泊や避難小屋の利用など、のんびりと年齢相応の楽しみ方を実践していこうと思います。
今日は焼岳に行ってきましたがすっかり秋の気配
またどこかでお会いできるといいですね
千町小屋でご一緒させていただいたモノです。
楽しい夜をありがとうございました。
こちらは、中洞権現尾根を登って千町に到着したのですが、すっかり遅くなってしまい、せっかくのお昼寝の邪魔をしてしまったようで申し訳ありません
でも最高のお天気でしたね。
藪漕ぎするのがもったいないくらい
聞いてはいましたが、乗鞍山頂の大行列にはビックリしました。
人っ子ひとりいない深い山からいきなりディズニーランドへ行ったのかと思いましたよ。
こちらのレコもやっと仕上げましたので、良かったらのぞいてみてください。
小さく写ってる写真あげてしまいましたので、事後承諾よろしくお願いします
tekutekugoさん御一行様こんばんは!
千町避難小屋では大変お世話になりましたm(_ _)m
乾パンと水の避難所生活が一気に豪勢な晩餐になりました
またメンバー全員がホントに山好きで楽しい一夜を過ごすことができました。
ありがとうございました。
レコも拝見させていただきましたが、愉快な内容で”山を楽しんでる感”が満載。
これも皆さんの人柄のなせる業だと思います。
そうそう、ぺん妻さんの捻挫、大事に至らなかってよかったですね。
お疲れさまでした。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしています
おはようございます。
小屋、藪などの貴重な情報、大変助かります。
このコースに興味がわいてきました。
一度、行ってみたいと思いますが、藪を避けて・・・と考えています。
丸黒山から千町避難小屋間ですが、例えば残雪期(GWなど)ならば、藪区間を楽できる可能性があるかと思いますが、いかがでしょうか。
残雪期の避難小屋またはテント泊、めちゃ楽しそうですね。
ただ申し訳ないのですがGWの雪の量がどの程度か、正直私にもがわかりません。
丸黒山より先もかなり消えているような気がします。
情報があまりない山域だけに余計に面白いのですが…
ご返答、ありがとうございます。
実は、4/25に平湯キャンプ場から十石山、硫黄岳、
4/26に野麦峠の館付近からクラシックルートで乗鞍岳山頂へ行ってきました。
どちらも標高1700mから雪がほぼつながっており、特にクラシックルートは、1700m以上は藪が雪でかくれており快適でした。
丸黒山は標高がそこそこ高いので、近日中ならば・・・と思った次第です。
レコを拝見する限り、積雪期故の危険リスク増大するような箇所はなさそうですし、楽をでき入るかなあ・・・と。
もう少し検討してみます。
ありがとうございましたm(__)m。
おっしゃるとおり危険個所は全くありません。
天気次第ですが雪がつながれば楽しい山行が約束されています。
魅力的なレコを期待しています
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