忘れ去られつつある湯、酸ヶ湯温泉 新湯



- GPS
- 01:25
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 139m
- 下り
- 139m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
酸ヶ湯の奥、酸ヶ湯キャンプ場から城ヶ倉渓谷へ下って行くと地形図に新湯と書かれた温泉がある。
新湯へは今から30年程前、田代元湯がまだ営業していた頃に初めて訪れた。酸ヶ湯のキャンプ場にあったその当時で既に古臭いバンガローに泊り、その翌日行ったのだ。
酸ヶ湯の新湯は城ヶ倉渓谷の遊歩道へ至る道の途中に涌いている。城ヶ倉渓谷の遊歩道は確か当時も通行止めだったような記憶が薄っすらとある。それからずっと通行止め(現状廃道)なのかは判らないが、観光の目玉たりえなかったのだろうか。
新湯にはどこかの大学の研究施設?(平時は無人)があったと記憶していた。施設は新湯の一番湧出量の多い泉源から湯を引いていた。施設から暫く歩くと、岩の間から滾滾と湧き出る別の源泉があった。当時もその源泉は使われていないように見受けられた。
このような新湯だが、ネットで調べても近年はあまり人が訪れていないように向けられる。そう、記事が少ないのだ。
そんな訳で現状がどうなっているのか、訪ねてみる事にした。
訪問者が少ないという事は、新湯迄の道は藪に沈んでいるかもしれない…と危惧していたが、幸いな事にそれ程酷い事にはなっていなかった。後日調べてみると、青森大学の方々が2021年から手を入れているようだ。https://shinyu.aomori-u.ac.jp/
なるほど、この為比較的歩き易かったのか。
ちなみに、新湯迄の道は地形図のそれと重なる部分と、全く外れる部分がある。新たに刈払いされてルートが変わったのか、それとも元々ルートが幾通りかあったのか。
新湯には思いの他楽に到着することが出来た。今年になって刈払いが為された感じは無かったが、熊笹の密度は疎。歩く人は少ないようではあったが、道をロストする事は無かった。新湯の主源泉の下部、丁度地形図の温泉マークの周辺に岩に囲まれた源泉がある筈なのだが、残念ながらその先は藪が深くなっている。行ってみたい気持ちもあったが深い藪を見て戦意喪失。いや、そこまで難易度の高い藪ではなかったのだが、体調不良もあり進もうとは思えなかったのだ。
距離にしてほんの100m位の筈。今こうやって記録を書いていると、行かなかったことが悔やまれる。
今回は前回の訪問からおよそ20年振り3回目の新湯訪問。この先の岩から湧き出す湯への再訪は叶うのだろうか。遠い場所なので安易に訪れる事が出来ないのだ。
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