道後山 ※中央中国山地※


- GPS
- 03:28
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 281m
- 下り
- 283m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 4:01
天候 | 晴れのち時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○R183から月見ヶ丘に至る舗装路は、道後山スキー場に並行するところは余裕の2車線だが、その前後は幅員が狭くて、1〜1.5車線で離合が困難なところもある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は少し石が多いところもあるが、全体的に土を踏んで歩けるところの方が多い。登山道の刈り払いが行われていないのか、笹が登山道に覆い被さっていて足下が見えないところがあるし、背丈ほど高いところもある。 |
その他周辺情報 | 「ひばごん郷温泉すずらんの湯」 http://dogoyama.jp/hot_spring.html 月見ヶ丘駐車場から2.3km、車で6分。露天風呂はない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
2025年8月14日(木) 【道後山】※中央中国山地※
晴れのち時々曇り。ほとんど風なし。
長い夏季休暇。前半の海の日の3連休は大雨でどこにも行けなかったうえに、会社の業務でトラブルが発生して、本社報告で出社が必要となり、お盆に来られるお寺さんの日程に併せて実家に帰ることもできなかった。
後半は大雨も収まって酷暑が戻ったので、あとはロングドライブとクラシック鑑賞で過ごすつもりだったが、64歳の夏休みの小さな想い出づくりができていないことにふと気がつき、酷暑をさけて超汗かきで体力も低下している私でも楽しめる山歩きはないかと考えた。
すぐに広島県との県境にある中央中国山地の未だ未踏の道後山(1,268m)を思いついた。道後山は下関在住時代に簡単に登れるが遠いのでなぜか登る機会を作れなかった山でもある。
スタート地点が既に1000mを越えているので、平地のような酷暑はないし、標高差も200mほど、歩行距離も6km、山頂部からの眺めも良いとなれば、最高の選択はここしかなかった。
久しぶりに超早寝早起きをして松江から車で2時間ほどの登山口駐車場に7時半前に着いた。早朝ということもあり、体を動かすだけで汗だらけになる平地とは違う暑さだった。車の周りはアブだらけなので、やむを得ず山歩きの準備は車の中で行った。
登山口から樹林帯のない草原の山が続いていると勝手に思い込んでたいたが、樹林帯が広がっていて、標高が1,000m以上もあるのに小さな沢も流れていて、野鳥のさえずりと蝉の鳴き声も聞こえ、とても良い感じで森の中を歩くことができた。アブに刺されたのか背中が痛かったのが玉にキズだったが…。
岩樋山の少し急な山腹をゆっくり登ると途中から樹林帯を抜けて眺めの良い草原上の岩樋山の山頂に着いた。東には昔牧場だったという鞍部を隔てて道後山、北には峰続きの持丸山とさらにその左奥には稲積山、南西には猫山が見えていた。かなりもやって雲も出ていたので、北の伯耆大山や船通山、西の比婆山連峰は見えなかった。
短い急坂を下って鞍部に下りると足下の見えない笹の海が広がっていた。道後山へなだらかな斜面をゆっくり登るとほどなく山頂台地の西の端に着いた。振り返ると鞍部を隔てて岩樋山が見えた。灌木と草原の平坦な山頂台地はまさに天空の散歩道、ゆっくり楽しみながら歩くと道後山の山頂についた。大きな山頂台地の中に山頂があり、山頂の北側には灌木の茂みもあるので、展望は岩樋山より良くはないが、周囲の山並みの眺めを楽しんだ。
お湯を沸かしてカップ麺でも食べて山頂の憩いをゆっくり楽しもうかと思ったが、雲が取れて強烈な陽が当たるとても暑いし、指先にどんどんとまってくれるトンボが多いのはいいのだが、アブを初めとして虫が多いのは落ち着かないので、おにぎりだけ食べて山頂を後にした。
東側へ眺めを楽しみながら少し下ると持丸山への分岐があった。かなりのヤブになっているようだが、今回はパスして登山口に戻るべく道後山の南面の山腹道に入った。足下が見えない背の高い笹には閉口したがすぐになくなり樹林帯に入った。大池の手前あたりから、足を踏み出すと、周囲の草むらから小さな蝶がたくさん飛び始めるのには少し神秘的な感じを覚えた。
大池は草木が繁茂してよく見えなかったが、西の端の登山道を挟んで反対側から大きな沢音が聞こえていた。
少し登り気味に樹林帯を抜けると再び岩樋山と道後山の笹原の鞍部に出た。足下の見えない笹原から道後山の南面の山腹道に入るとすぐに樹林帯に入った。下り気味になるところから森の感じがさらに良くなって楽しめた。
岩樋山山頂との分岐まで戻り、朝登ってきた登山道を下っていった。朝とは光がちがうので森の感じもまるで違っているようだった。登山道が平坦になると散歩道のようなるんるん気分で気持ち良く森の中を登山口まで歩くことができた。
今回は眺めの良い草原状の山頂台地と気持ちの良い森を中を歩くことができた真夏の山旅となりました。
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